不安と見積(1/2)
ときに、不安になることがある。
お仕事でもプライベートでも、
モヤモヤしたり、変に緊張したり、ずっと気にかかってスッキリしないこと。
どうしてそうなるのかな、これまでを振り返ってみると
ぼくには、「見積もりができていない」という言葉を使って説明するのが
しっくりとくるように思えた。
どんな「見積もりか」をまとめてみると、このような3つものになった。
これらの見積りができていないと不安に駆られることが多い。
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■ 費用・工数
■ ゴールまでのパス
■ 他者からの評価
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■ 費用・工数
どれくらいのお金や時間がかかるのかな?
きちんと把握できていないと、「予算が足りるのか」どうかや
「この早さ・ペースで間に合うのか」どうかで心配になって心の負担を抱えてしまう。
■ ゴールまでのパス
どうやって実現すればいいのかな?
例えば属している組織内で指定の方法や手順があるのか、あるいはおすすめのものや、逆に避けた方がいいものなどが分かっていないと、最初の一歩さえ踏み出しづらい。
それに、何より「ゴールとはどんなものなのか」が見えていないことがモヤモヤに拍車をかけたりする。これは費用・工数にも大きく影響するので輪をかけて不安になる。
そして時に、まだ見えない(ほんとは無いかも知れない)壁に潰されそうになったりもする。
■ 他者からの評価
あの人なんて言うかな?
自分の言動について、関係する他者から「賛同や支援を得られるのかどうか」や、「批判を受けるのではないか」などなど、それらに心配があると平穏な心持では取り組めない。
つまりはどう評価されるかが分かっていないと自信をもって踏み出すことができない。※自分に決定権があったり、みんながどう思うかなんて気にしなかったりする場合は別かと。
そして、ポジティブな反応を得られなかったとき、費用・工数や、ゴールまでのパスについて、また見積もりし直すことが必要になり、大きな心的負担となる。
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これらのように、見積もりができていないと
自分にどれくらいの負荷がかかるか分からない。
分からないことでうまれる心の負担が
不安となって表れるのであろうと思う。
ここまでネガティブな文脈で整理してきたが、
逆にして言い換えれば、「見積もりができていれば不安にならない」ということでもある。
次は、具体的にどうすれば不安を抱えずに
スッキリとよりよくお仕事・生活していけるのかを考えてみたい。
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ここまで読んでくださってありがとうございました。
次回の記事では、対策についてまとめてみたいと思います。