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私たちの出会い from Nami's view

はじめまして、MoNamiのNamiの方です。
以前のブログでもんが私たちの出会いについて紹介しました。

今回は私の視点から二人の出会いや、一緒に仕事をするようになった経緯についてご紹介したいと思います。(ただの思い出話なので、面白くないかもしれませんが・・・良かったらお付き合いください)

もんとは同じ中学・高校に通う同級生でした。私は普段から過去は振り返らないタイプなので、学生時代の記憶がほぼありません。※忘れっぽいことをかっこよく言ってみただけです。
なので、同級生の当時の姿をあまりよく覚えていないのですが、もんについては特別に鮮明に覚えています。

それには理由があって、もんが写っている大好きな写真があり、それが今も私の実家で保管されているからです。

その写真はもんと、当時同じクラスだったOくんが写っていて、二人はなぜかホウキとちりとりを持ってとっても素敵な表情でレンズに向かって笑っているのです。二人があまりにもいい感じで、見ているとなんだかこっちもニヤッとしてしまうほど。卒業後も定期的にその写真を取り出しては眺めていたので、もんの当時の姿を鮮明に思い出すことができるのです。

当時、もんとOくんは独特の世界を持っていたことを記憶しています。中学の頃は部活一筋、高校に入ると受験勉強をしていた普通の学生だった私とは違い、彼らは当時から外の世界や学校の勉強以外のことに目を向けているように見えました。当時の二人に対する羨望の気持ちも、その写真を見ると思い出すことができました。

中高の頃の私はとにかく保守的で、自分と関心事や趣味が似た友達とばかりと一緒にいた記憶があります。もんやOくんが当時どんなことを考えていたのか、今はとっても興味があるのに、当時あまり関わりが深くなかったのは残念なことです。

もんが高校卒業後にロンドンの美大に進学したことを知ったのは、それから10年近く後の社会人になってからのことです。(Oくんは当時からの夢だった映画監督になりました、すごい!)

というわけで、もんのブログにもあった通り、私たちは同じ学校の同級生だったものの学生時代は繋がりが多くはありませんでした。社会人になって再会したのは共通の友人と食事に出かけた時のことです。高校卒業後に海外に飛び出して、そして博物館でキュレーターとして活躍している話を聞くと、よくぞ高校生の頃、同じ環境にいながらそんなに大胆な決断ができたな・・と感動と共に羨ましさを覚えたものです。

社会人になってから年に1度や2度、食事に行ってはキャッチアップする仲だった私たちですが、ある時私は彼女に一緒に仕事をしないかと誘いました。それは恐らく彼女にとってはとても唐突な誘いで、けれど私としてはとても自然の流れで、迷いは全くありませんでした。

当時私はKAJITAで小売部門のマネージャーをしていて、INSTAGRAMに力を入れることを考えていましたがどうアプローチするか悩んでいました。その頃チームは私一人だけで、SNSの運営は丁寧に行わなければならないし膨大な労力がかかるのに、日々のさまざまな業務に手一杯になっていたのです。一方、当時のもんは、彼女の能力を持て余しているようでした。出産後仕事から離れて子育てを心から楽しんでいましたが、華々しいキャリアがあったことを知っていた私からすると才能や経験がもったいない!といった感じでした。

それ以外にも、もんのセンスが私は好きであること、性格や得意分野が真逆であること、真面目で責任感があって一つのことを集中してやり遂げるところ、(違ったら申し訳ないのだけど)恐らく私のことがすごく好きであること(私も好きだよ)、お互い割り切れる性格なので万が一仕事でうまくいかなくても友人関係に亀裂が入ることはないということ。などなど今振り返れば彼女を誘った理由はたくさん挙げられるのですが、当時の私は「きっとうまくいくから一緒にやろう!」と直感的に声をかけたのでした。

それから1年8ヶ月。もんを誘って本当に良かったと日々思いますし、彼女なくしては今のKAJITAの成長はなかったと思います。もんのセンスとハードワークに心から感謝しています。

そんなことが私たちが一緒に仕事をするようになった経緯です。学生時代から繋がる想いだったのか、それとも私の直感だったのか?多分両方だなと書きながら考えていました。

私たちがどのようにKAJITAのSNSを作っていったかは、また別の機会にご紹介します。

Nami


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