看護・介護現場あるある 72

排泄介助編

健常者は肛門括約筋が締まっているため、便はいきんだ時や食後、刺激を与えた時等にしか出ないようになっています。

しかし、高齢になると肛門括約筋が弱くなる人がいるため、肛門がきちんと締まりません。

そのため、オムツ交換時に

毎回、肛門から便が顔を出している人っていますよね。

肛門括約筋が弱くなると肛門が閉じません。
閉じないと言うことは、肛門が開きっぱなしのため便は自由に出てきてしまいます。

きれいに拭き取ってあげたくても、直腸内の便をかき出さなければきれいになりません。

そんな時は看護師を呼んで摘便(便をかき出すこと)をしてもらうか、看護師がいなければオムツで塞いでおきましょう。


ここで一句

顔出てる
臭いあいつに
蓋をする


看護師が見つからなかったようです。
次のオムツ交換時も一回拭いたらオムツで蓋をしちゃいましょう。

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