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あなたは「がんばっている」と言える?言えない?

「がんばっている」ってあんまり言いたくないですよね。

自分からがんばっているアピールをする人、わたしは苦手です。


先日、とても可愛らしく、とても上品なご婦人と
お話しをする機会がありました。

いまの時代はSNSが大事だと、SNSでの発信を新たに始めたというお話しから、お仕事についての貴重なお話しをたくさん聞かせていただきました。

コロナ禍になって、働き方を変える人や、キャリアチェンジする人が増えて
この3年で時代が30年分くらい加速した気がすると、その方はおっしゃっていました。

わたし自身、Web業界で働くようになって、本当に時代の流れの速さに驚くことばかりです。


さて、最初の話に戻りますが、
みんなで雑談するなかで話題になった内容は、

自分のがんばりを人にアピールしないほうが良いとよくいうけれど、
本音を言うと、こんなにもがんばっているんだって人に知って欲しいよね。
という話。

そのご婦人がおっしゃった言葉がとても印象的でした。

でもね、最初は「がんばっている」と周りに言ったほうがいいよ。
同じようにがんばってる人が集まってくるから。

そうするといつか、がんばっていることをあえて言葉にしなくても
知っていてくれる人が現れるから。


がんばっているアピールは格好悪いと思っていた自分が少し恥ずかしいです。

フリーランスとして働くなかで、発信することの大切さを学び、
伝えないと伝わらないことは、重々分かっていたつもりだったのだけど、
本当の意味で "発信" について理解していなかったなと反省しました。


がんばっていると自分から言うからには、言えるくらいにがんばっていないといけないと思うし、わたしはまだ発信する土俵にも立てていないのかも知れないと思いました。

いつか、言葉にしなくてもわたしのことをわかってくれる人が現れるために、いまは準備をしなければと。



なんだか話がそれてしまうようだけど、
この話を書いていて、中学生のころに聴いたBUMP OF CHICKENの歌を思い出しました。

その場しのぎで笑って 鏡の前で泣いて
当たり前だろう 隠してるから 気付かれないんだよ

BUMP OF CHICKEN
ギルド

隠していることになんの意味があるんだろう。

仕事でも友人関係でも、
「なんでわかってくれないのか」と思うことはよくあるけど
それは、その場しのぎで笑っている自分のせいなんだと改めて考えさせられました。


なんども言うようだけど、伝えないと伝わらないということを
忘れないようにしたいなと思います。

伝えていくうちに、伝えなくても良い環境が築けるんだと思うと、
伝えることも怖くなくなりますよね。

がんばっていることをあえて言葉にしなくても知っていてくれる人、
いつか本当に現れますように。

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