「日本の文化を広めたい」と語る、あや乃さんがライターを目指す理由
コスタリカへの留学経験で感じた、
もっと日本の文化を広めたいというあや乃さんの思い。
コスタリカでは、自動車などの日本製品が使われているそうです。
しかし、実際の現地の方々は日本について何も知らない印象を受けたとお話しいただきました。
あや乃さんが留学で感じた「日本の良いものや良い文化を、海外に伝える仕事をしたい」という思いを胸に、今後ライターとして活動する意気込みをお聞きしました。
好きなことを仕事に転換する姿勢
ーー現在、ベンチャー企業での広報やマーケティングを担当しているとのことですが、具体的にどのようなお仕事でしょうか?
フラワーボックスのD2C事業を行っている会社で、ブランドの立ち上げに関わっています。
広報の業務のなかで、メディア向けのプレスリリースの記事作成や、顧客向けのメルマガの投稿など、さまざまな媒体でライティング業務も担当しています。
前職で貿易事務を経験していることや、趣味で日本酒が好きなことから、
お酒の輸出業についても任されています。
ーーお酒に詳しいあや乃さんにぴったりな業務ですね。
もともとお酒には詳しかったのですか?
友人と食事に行ったり飲みに行ったりする時間が好きなので、自然とお酒が好きになりました。
お仕事で関わるにあたり、好きなだけではなく、より正確な知識が必要だと思い、焼酎ソムリエの資格を取得しました。
ーーなるほど。あや乃さんの意識の高さが感じられます。
現在のお仕事はこれからも続けていく予定ですか?
会社も私がライターを目指していることを応援してくれているので、ライターのお仕事があるときは、働き方の融通を利かせてくれています。
今後も今のお仕事を続けながら、ライター業にも力を入れていきたいと思っています。
留学先で見つけた将来の目標
ーーコスタリカに留学経験があるとのことですが、留学したきっかけはありますか?
外国語や海外に興味があり、海外の高校へ留学をしたいと思っていました。
留学するのであれば、そのときしか行けない場所、人が行っていない場所が良いと思い、メジャーな留学先は選択肢にありませんでした。
一人っ子で親戚付き合いの少ない家庭環境だったので、大家族での生活スタイルに憧れ、中南米の生活に興味を持ったことがコスタリカを選んだきっかけです。
コスタリカはスペイン語圏なのですが、高校時代は全くスペイン語を知らない状態で飛び込みました。
帰国後さらに勉強したいと思い、大学ではスペイン語学科を選択しています。
ーー中南米の生活スタイルを初めて知りました!
世界の文化は、実際に行ってみないとわからないことが多いですね。
そうですね。中南米は、日本とは地球上でほぼ真逆の位置にあり、言語も全く違います。
現地で生活するなかで、日本から遠く離れたコスタリカでも、日本の自動車が普及していることを知り、日本の技術が知れ渡っているなと感じました。
同時に、技術は伝わっているけど、実際の現地の方々は日本についてあまり認識していないことも知りました。
「日本って中国のなかにあるんでしょ?」と言われたときは衝撃でしたね。
その経験もあって、高校生当時に漠然と感じた「日本の良いものや良い文化を、海外の人に伝える仕事に関わりたいな」という思いから、貿易関係の仕事を選びました。
ーー留学のときに感じた思いを今でも忘れずに目標にされているのは素晴らしいです。
そんな目標を掲げるなかで、ライターになろうと思った理由はありますか?
前職で貿易事務のお仕事をしていたとき、毎日のルーティンワークに違和感を感じていました。
同じ時間に同じ場所に通って同じ仕事をすることに対して、仕事内容やスケジュールの組み方など、もっと裁量をもって働きたいと思うようになりました。
旅行をしたくなったり、東京以外の場所に住みたくなったりしたときに、自由に動ける環境であれば、もっと人生の選択肢が広がるのではないかと思ったときに、時間や場所にとらわれずに働くことができるライティングのスキルを身につけたいと思いました。
収入面でも、満足できていない現状から脱したいという思いがあります。
旅行が好きなのに金銭的な理由から我慢をしたり、自己投資のための出費を抑えないといけなかったり。
「収入面の不安から、やりたいことを諦める人生は嫌だ」と思い、
新たな収入の軸としてライターになりたいと思いました。
将来なにがあっても大丈夫なように、今からスキルアップしていたいです。
海外の方にも読んでもらえる記事を書くことが目標ですが、
自分が好きな日本酒の素晴らしさについてなど、まずは日本の方々に伝えられる記事を書きたいと思っています。
いつか海外の方にも届けたい
ーー留学の行動力からもあや乃さんのアクティブさが感じられますね。
最近はハマっている趣味はありますか?
ライフスタイルとして、運動を取り入れることを意識しています。
仕事上、座り仕事が多いので、運動不足解消のためにさまざまなフィットネスの体験に行きました。
サーフフィット(ボードの上に乗って体幹を鍛えるエクササイズ)やホットヨガ、キックボクシング、暗闇バイクエクササイズなど、いろいろと行きましたが、結局ピラティスに落ち着いています。
激しい運動よりも、ゆっくりと自分の体と向き合える運動のほうが向いているみたいです。
ーー実際の体験がライターとしての幅を広げられそうですね。
他に今後挑戦してみたいことはありますか?
日本酒については、さらに知識を深めていきたいですね。
酒蔵見学に行きたいと思ってはいたものの、コロナ禍で開催されていないところばかりでした。
今年こそは行ってみたいと思っています。
お酒造りの現場で、酒蔵で働く人の思いや、職人さんのストーリーを聞いて、それを記事にしたいです。
その記事を、いつか海外の方にも届けられるよう、英語やスペイン語の記事も書けるようになりたいと思っています。
「信頼感」という仕事のやりがいを求めて
ーーでは最後に、あや乃さんはどのようなライターを目指していますか?
ライターに限った話ではないですが、「あなただから任せたい」と思ってもらえるような人になりたいとずっと考えています。
たくさんいるライターのなかでそう思ってもらうために、
クライアントさんにとってなにかしらプラスの価値を提供できる存在でなければならない。
やりたい仕事をやっていても、信頼されているという「やりがい」がなければ心が疲弊してしまいそうだと感じています。
レスポンスの速さや誤字脱字など、細かいことに気を配り信頼関係を築くことに加え、相手が求めているものに対して、ちゃんとお応えできるようなライターになりたいです。
とても一貫性のある強い気持ちをお話しいただきました。
常に自身の経験を活かす選択をされていて、
着実に目標を達成し続けているあや乃さん。
今後の活躍が楽しみです。
あや乃さん、ありがとうございました。
あや乃さんのnoteはこちら。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?