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世界遺産 アルベロベッロのトゥルッリ
こんばんは🌕
ご覧いただきありがとうございます❄️
今回の世界遺産は、南イタリア,アルベロベッロのトゥルッリ🇮🇹
"トゥルッロ"と呼ばれる白壁に円錐形の石積み屋根を載せた伝統的な家屋がたくさん建ち並んでいます。"トゥルッロ"が集まったものを"トゥルッリ"といいます。
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とんがり屋根の家々が建っている、まるでおとぎ話のような不思議な街並みです。家々の数はなんと1600軒も!
南イタリアのプッリャ州の町,アルベロベッロ内のアイア・ピッコラ地区とモンティ地区の2つの地区が世界遺産登録地区となっています。
"トゥルッリ"が多数建ち並んで市街地を構成した景観をアルベロベッロでは残してきました。
アルベロベッロのトゥルッリは、16世紀の半ばからの約100年間に開拓農民によって多く建設されました。建築に使われたのは主に石灰岩で、表面仕上げに漆喰が塗られました。
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この地方ではトゥルッリは広く見られた建築であり、例えば20世紀前半までならヴィッラ・カステッリの旧市街にはトゥルッリが立ち並んでいました。しかし、やがてそうした景観は失われていきます。
アルベロベッロでも19世紀以降は、トゥルッリの新築は急速に無くなっていきます。それでもアルベロベッロには多くのトゥルッリが残り、世界遺産として登録される前の20世紀後半には、もうすでに観光地として知られていました。
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そうした中1996年に、"アルベロベッロのトゥルッリ"が世界遺産として登録されました。
アルベロベッロには多くのトゥルッリが現存して市街を形成しているだけではありません。現役の建物として住居や店舗などとして実際に使用され、貴重な景観を維持しています。
とても特徴的なとんがり屋根で、まるで帽子のようだという印象を受けました。ここまで外観が同じ建築物がたくさんあるのを見たことがありません
トゥルッロの伝統的な工法では、モルタルで石材を接合しません。建築方法的にも、自信大国日本では絶対見ることのできない景色です。その地方ならではの建造物を知ることはとても楽しいものでした!
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