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入園入学予習ゼミ(保活ゼミ)を実施しました!

みなさんこんにちは!LIFULLのチバと申します。
5歳と1歳の子どもがおり、今年の4月に2人目の育休から戻って参りました。
2回の保活経験を活かして、今年から社内勉強会「入園入学予習ゼミ(保活ゼミ)」を開催したのでその時の様子をレポートします✍

保活(※)ゼミとは?

※保活とは、自身の子を保育所に入れるために保護者が行う諸活動を指すための、日本独特の造語です。

毎年LIFULLの有志で構成されたワーキンググループ「もちもちWG(※)」によって開催されている保育所入園に向けた諸活動を知る社内勉強会の呼称です。

※もちもちWGとは、株式会社LIFULLにて有志メンバーで運営しているワーキンググループです。
「子もち、持病もち、介護もち」など、様々な「もち」の従業員の就業をサポートしたいという思いをWG名にしました。
育児休業から復帰した社員のサポートや、保活講座・小1の壁ゼミの開催など、「もちもち」な従業員の仕事の支えになれるよう活動しています。

毎年開催されていますが、今年から私が主催をさせてもらうこととなりました。
それに伴い、昨今のコロナ禍トレンド待機児童問題に対する各自治体の取り組みをアップデート。
さらに、昨年家を購入した体験から学区選びの目線で考える家探しの話を交えて話しました。

保育所はどうやったら利用できるの?

保育を必要とする事由に当てはまる人は誰でも申し込むことができます。

しかし、現代の保育所のほとんどは自治体によるポイント制度で優先順位を決められます。
そのポイント制度、初見者にはあまり優しくない仕組みだったりします。

特に注意すべきは、加点項目ではなく減点項目の内訳です。

  • 20歳以上の就労していない同居家族がいたら減点😢

  • 自宅半径1kmに祖父母が住んでいたら減点😢

  • 在宅勤務の場合は減点😢

すべての自治体共通事項ではないので、お住まいの役所の出す基準をよ〜く見る必要があります。
今回のゼミでは、参加する社員が住む自治体の最新のポイント表を見ながら、自分のポイントを試算してみました。

当事者になって初めて分かることもあるので、まずはゼミで基礎知識に触れてもらうところから始めてもらう機会を提供できたと思います。
これから入られる方は今一度、お住いの自治体のWebサイトや窓口で配布されている資料に目を通してみてください。

保活はいつから始めるものなの?

妊娠が判明したらすぐにはじめましょう!

自治体によって実態は異なりますが、保育所の新設や、保育園事業を展開する企業による参入により、数年前と比較して待機児童問題は快方に向かっています。

ぜひ、自宅から毎日通えて、職場からも行きやすい、実際に送迎するイメージのつく保育所、探してみてください!

幼稚園転園も考える

幼稚園と保育所は所管官庁がそもそも異なります。
保育所は厚生労働省、幼稚園は文部科学省がそれぞれ所管です。

最近は、保育園さながら延長保育として共働き世帯でも通いやすい幼稚園も増えていますし、
逆に、幼稚園さながらの幼児教育を導入する保育所も増えています

毎日の送り迎え、お友だちとの交流や先生方との連携、
年間のイベントや園での過ごし方などたくさんの比較ポイントがありますね。

納得いく未就学児期間を過ごすために、興味が少しでもある方はぜひ、幼稚園やこども園などの施設も探してみてくださいね!

小学校の入学先を考える

食い止められなかった少子高齢化の波によって、娘が入学する予定の区立小学校は1学年最大2クラス、中学校は1学年1クラスしかないことが判明しました。

友だちが少ないと世界も狭まるのでは?少ない友だちとケンカして学校へ行かなくなったら?
部活動はもしかして団体競技ができないのでは・・・?

こうした実態や不安から、子育て環境の手札を増やすことを考えるきっかけに繋がりました。

子育て環境の手札を増やす

親目線での、どういった環境で学ばせてあげたいかといった視点で探すことも大切ですし、
子目線での、どういった学校生活を送りたいか、それを実現させてあげる環境はどこ?と探すことも大切です。

それは家から通える学校かもしれませんし、区域外就学という国のシステムを利用した手段かもしれません。

ゼミでは、参加者の皆さんに下記のようなデュアルライフの紹介もおこないました。

最後に

はじめは日常をこなすことで精いっぱいな育児と会社員の両立も、時が経てば毎日のささいなイベントが楽しみになってきます。
給食のメニューの報告や、散歩に行った話、ハロウィンが楽しみで毎日おばけのイラストを描いてプレゼントされる…なんてことも笑

子を保育所に入園させて働く、という情報は取りにいかないと理解できない社会の仕組みだと思います。
そんなシステムに対する拒否感を、少しでも、拭えたら良いなと思ったゼミ開催でした。
また今後、継続的に開催・活動していきたいです!

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