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【26】#読書 「教える系副業」のはじめかた 仙道達也

副業に興味があるのでこちらの本を読んでみました。
2021年初版です。


 「過去の自分は」は関係
ナシ。理想の未来だけを想像する
 
 
なぜ、副業スタートすることに自信を持つことができないのでしょうか?
過去に成功したことがないからでしょうか?過去に失敗ばかりしていても、それは未来における失敗を意味しないはずです。
 もし「自分には好きなことがあっても、下手の横好きばかりで、得意なことが何もない」などとネガティブな思いに囚われてしまうようであれば、ちょっと発想の転換が必要です。
(中略)
そのような人は、過去の棚卸しよりも、まず将来の展望を先に考えましょう。
 たとえば私の場合だったら、現在の自分に何がどれくらいできるかはわからなくても、とりあえず3年後に売れっ子コーチになっている、と目標を設定します。ビジョンと言い換えてもいいでしょう。
 そして3年後に売れっ子コーチになるためには、2年後にはどれくらいの集客をしていたらよいのか、1年後にはどの程度の実力をつけていればよいのかなどと、逆算して目標を固めていきます。
 そうやって逆算していって、では現在はどの程度のコーチであるべきのかと考えると「初心者向けにわかりやすく丁寧に基本を教えるコーチ」という考えになりました。これくらいの目標であれば、現在の自分でも取り組めそうだとわかります。

本文より

 好きなこと、得意なことを仕事にかえる方法
 
 
もっと正確にお客様の需要を知るには、グーグルのキーワードプランナーというツールを使って、ユーザーの月間検索数を知る必要があります。
(中略)
 私が今までお手伝いした方たちの主なキーワードを、あげておきます。これらはすべて市場として成立しているものです。
 
・婚活、恋愛
・ダイエット
・企業、経営、サロン
・集客、セールス、売り上げUP
・資格取得、資格発行
・投資、お金運用
・英語
・子育て、妊活
・ヒーリング、スピリチュアル
・アロマ、ヨガ、マクロビ
・エステ、美容
・占い
・自己承認、セルフイメージ
・マインドブロック外し
・脳科学、心理学
・毒親
・健康
・自己啓発、目標達成、成功哲学
・ファッション
・除霊、浄霊
 
 これらのキーワードチェックは、実際に手を動かして調べてみることが大切です。私も実際に調べて見るまで「除霊」というキーワードで広告を出している業者がいるとは思いませんでした。私がお手伝いした「除霊」コンサルタントさんは、年収1000万円を超えたそうなので、意外と市場が大きいということなのでしょう。

 本文より

 USP(ユニーク・セリング・プロポジション)を完成させる
 
 
同業者の分析が終わったら、その材料を活かして、あなたのUSPを完成させます。
 USPとは、簡単に言えば「ライバルにないあなたの独自の売り」のことです。
 (中略)
 USPを作成するにあたっての最重要ポイントは、ベネフィットが「顧客ウォンツ、ニーズ」を十分に満たしているかどうか、という点です。
 ベネフィットとは「お客様の利益」を意味します。
(中略)
 ベネフィットの例 5つのパターン
①短時間で可能
②簡単に可能
③確実性がある
④権威性がある 
「権威性」とは、相手に安心感を与えるものです。私の場合は、「1万5000人のサポート」と人数を使いましたが、それ以外にも「9年連続で」など時間を強調する方法、「医師も愛用」など社会的に信用のある人にも選ばれていることを打ち出すといった方法があります。
⑤社会性がある

本文より

  成功する人と成功しない人の決定的な違い
 
一言でいうと、成功する人は「行動が早い」ということです。講義を受けたその日のうちに、宿題に取り組みますし、ブログやSNSはとりあえずアカウントを開設して、すぐに最初のテスト投稿をしています。
 一方で、成功が遅い人は機が熟するまで頭の中でゆっくり考えようとします。ブログを書くときには、どんな内容を伝えようかきちんと考えますし、全体像が見えるまでは作業にとりかかろうとしません。
 この二つは、本来は性格の違いであって、どちらが良い、悪いというものではありません。行動が早い人は「拙速」とも言われるようにアウトプットの質が低くなりがちで、行動が遅い人は、良いアイデアが生まれれば質の高いアウトプットができます。
 しかし、なぜか行動の早い人のほうが成功する傾向があります。その理由は、行動の遅い人は往々にしていつまで経ってもなにもしなかったり、結局よいアイデアが浮かばずに時間だけを消費してしまったりするからです。 

本文より

 すごく大まかな引用ですが、副業をスタートさせるには自信をもって、行動にうつすことがカギになりそうです。
 こちらの本を呼んでなにか始めてみようかと思われたら幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。








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