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タルティーヌで昼食を

大体家にある食材で30分くらいで作れるタルティーヌのレシピを紹介します。難しくないよ。

このレシピはある日パンが無かった時に家にある食材で適当につくって生み出されたものなのですが、簡単でおいしくて気に入ったのでたまにつくるようになりました。

タルティーヌというのは広義でいえば「オープンサンド」です。スライスした固めのパンの上に野菜などサンドイッチの具をあれこれのせたものです。でもこの写真のタルティーヌってなんかパンではなくピザっぽいな?フランスのboulangerie(パン屋)でみかけるタルティーヌは大抵たて半分に切ったバゲットに具材とチーズが乗ってて焼かれているものが多いのですが(うちのまわりでは)、たまに、ピザっぽいパン生地が使われている事もある。それが「タルティーヌ」という名前で売られているのをみて、私がたまにつくるあれ、タルティーヌなのか~と思って以来、あのタルティーヌと呼んでいます。

どんな食べ物なのか、というと、クリスピーでパリパリな生地に野菜などの具材とチーズが乗って香ばしく焼けているという感じ。ちょっとピザに似てるけど、ちょっと違う。私のタルティーヌはパンのふわふわではなく、パリパリなんです。クラッカーみたいな生地になります。ふわふわのパン生地にしないのでイースト入れたり発酵したり待つ必要がありません。順序良くいけば、30分くらいで完成します。

あのタルティーヌ

材料 (二枚分)
生地
-小麦粉150g
-水75g
-塩小さじ2分の1
-油大さじ2-3

具材
-スライストマト
-玉ねぎ
-その他(写真はトマト、玉ねぎ、チキン)
-オイル、塩コショウ(適量)
-チーズ(お好みのもの)

(所要時間約30分 ※オーブンを使います)

作り方

1.小麦粉と水と塩と油をボウルに入れてまぜ合わせ、捏ねてまとめる

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2.生地を休ませている間に具材をカットし、チーズ以外の全ての具材をボウルに入れオイル、塩、胡椒やハーブなどで和え、オーブンを温めはじめる

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3.生地を二等分にし、麺棒などで縦長に伸ばし(縦30cmくらい)、(麺棒がなければ瓶とかでも)その生地に具材、最後にチーズを乗せる

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4.250°のオーブンで15分焼く(様子をみながら時間を延ばしたり短くしたり調節してください)

5.完成です!

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生地づくり
小麦粉と塩と油と水が混ざってまとまればそれでいいので何分間も捏ねる必要は特にありませんが、まとまったあと生地を落ち着かせる時間があるといいので、その間に食材を準備する。小麦粉は強力粉でも中力粉でも薄力粉でもその時家にある粉でいいです。それぞれ仕上がりの軽さが違ってくるけど、家にある粉ですぐ作れることの方が大事。生地は粉によっては弾力が強くなるのですが、頑張って薄くのばしてください。麺棒がなければ手で引っ張ってもいいです。薄ければ薄いほどパリパリに。形は縦長にすると持って食べやすいです。

おすすめ具材
生地がクラッカーみたいにパリパリのポリポリで、かつソースを使わないので、トマトを使うとそれがソースの代わりになって良い感じにおいしいです。トマトと玉ねぎは必ず入れ、かつ、オイルで和え味付けをする、これがコツです。他には冷蔵庫にあるものを適当にいれますが、向いているのは、きのこ、パプリカ、ほうれんそう、ピーマン、コーン、ソーセージ、ハム、ベーコン、ツナマヨなど。調理済み食材は、チキン、じゃがいも、ブロッコリー、カリフラワー、アスパラなど。焼きあがったあとにルッコラを乗せるのも私は好きです。ソーセージ、ベーコン、ハムなど味付きの加工食を使わず野菜だけにする場合は塩をやや多めに加えてください。ハーブはバジル、オレガノ、タイム、ローズマリーなど。なくても大丈夫です。食べられる野草とかを使うのもいいかも。チーズもなんでもいいです。冷蔵庫にある野菜をうまく組み合わせてみてください。

Bon Appétit!



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