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ミニマリストの素質

きっかけは口紅だった。

最近、なんとなくミニマリストの素質があるかもしれないと思いだした。

基本的に物を捨てられないタイプではあるし、それなりに物を持っていると思っていた。

だけど、基本的にはケチだし、気に入ったものは長く使うか消耗品なら何年もリピートするし、物持ちも良い方だし、同じものを何個も持つタイプではない。


冒頭の口紅だけど、私は2本しか持っていない。深みのある色と明るい色。家から出るときの9割は深みのある色を使う。

しかもこの2本は同じメーカーのもので、5年くらい同じものをリピートしている。

化粧品に関していえば、アイシャドウも含め口紅以外は全てひとつずつしか持っていない。


洋服についてもわりと同じだ。

デニムはブラック、ネイビー、ライトブルーの1本ずつで、ネイビーはかれこれ8年履いている。

ブラックも同じで6、7年使ったものが色あせてきていたところに、洗っても取れない汚れがついたので、今のものに買い替えた。


ファッションが結構シンプルかつ、こだわりが少ないといえばそれまでなのだけど、ミニマリスト的な素質はあるのでは、と思うようになった。

家のインテリアや雑貨系、食器も含めて意外と無駄に物を持たない傾向がある。最近物欲自体も減ってきているから、ますます買うものが減ったかもしれない。


ミニマリストではないと思うのはワンピースの多さと、過去のものやもらったものを捨てられないことだ。


ミニマリストと何度も言っていると本来の定義が気になってきた。

本来ミニマリストとはただ物が少ないというだけではなく、その物の少なさがもたらす生活の質を重視することも含まれるらしい。ということは、意図せず物が少なくて同じものを使い続ける私のタイプは、本来の定義には当てはまらなさそうだ。


ミニマリストはまさに「Less is more」という考えだろうか。デザインや生き方においても少なければ少ないほど豊かという考えはあるけれど、これに当てはまるのがミニマリストだ。

良く考えてみれば、私の物のチョイスも断捨離をしてシンプルにしたというよりは、こだわりの逸品を長く使う系なので、ミニマリストに近いのかもしれない。


本当に必要最低限しか持たないミニマリストさんからしたら、おそらく初心者の域を出ないのだけど、考え出すとミニマリストの生き方は参考になるし憧れる。シンプルながらも豊かな生活、目指してみようか。

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