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恋愛もろもろ

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#恋愛

恋愛は人生の意義か青春か

ひとはなぜ恋愛をするのだろう。 そして恋愛とは人生においては、必ずしも必要なものなのだろうか。 多様性が叫ばれる現代においては、恋愛は人生において絶対に必要だと考える人はそう多くはないだろう。少なくとも一般的な観点から言うと、結婚することが社会的なステータスであったり、結婚していない妙齢の男女がマッチさせられたりする世の中ではなくなって久しいし、結婚に対する社会の見方が変化した。それに伴って、あるいはそれの原因の一つとして、恋愛に対する価値観も変化したと言えるだろう。 今

デートやワンナイトのあとの気まずさ

人知れず隠れた秘密を共有して、優越感と同時に気まずさを感じるあの感じ。 国際結婚をしている身とはいえ、今の夫を除けば日本人としか恋愛や恋愛もどきをしたことがないので、日本式恋愛での話だけど。 デートや一線を超えたあとは、相手との関係が完全に変わって、それまでの関係性ではいられなくなる。冒頭のように秘密の共有と考えれば、たしかに関係性の変化も悪くない。ただ、この不可逆的な変化を私は気まずさと捉えずにはいられない。 相手との距離感や、話し方、どんな態度でもともと接していたか

中学生の淡い恋愛

つい先日、中学生のときに高校野球で活躍していた人のプロ野球引退のニュースを見て、中学生時代の恋愛を思い出した。 好きになった人は真面目な好青年タイプの男の子だった。 中学校入学から彼のことが気になり始めるまで、1ヶ月もかからなかったように思う。 初めに彼に注目したきっかけは、好きなバンド好きなメンバーの下の名前と同じ名前だったからだ。今思うと、いかにも中学生なのだけれど、気になるようになったきっかけはそれだけで十分だった。 いわゆるイケメンとは言えない人なのだけれど、

内面と本質で人を見る恋愛

週末のふとしたときに、パートナーになんで僕と一緒にいるの、と聞かれた。 こういう話はわりとよくする方だと思うけど、突然過ぎて真意が分かり兼ねた。 そして、突然聞かれると一言で答えるのは難しい。愛してるからだよ、と答えても満足はしてもらえない。 考えて、私のことをありのまま受け入れてくれるからだよと答えた。 私自身、気難しく繊細で扱いが難しいタイプという自覚はある。だからこそ、それまでの恋愛では、自分の素を出すことは恐れていたし、面倒くさくない彼女を演じていたと思う。

国際恋愛に向いている人

前回の国際恋愛と国内恋愛のメリットデメリットに引き続き、国際恋愛の経験者だからこそ思う、国際恋愛に向いている人の特徴を書き連ねてみたいと思う。 1. 新しいものに対してフラットな目線で見られて、自分の中に落とし込むのがうまい人異文化や異人種の人との付き合いは、恋愛関係だけに限らず新しいものとの出会いがつきものだ。新たな人との出会いや未知の価値観などに興味を持てること、そして自分の価値観が正しいと思わずにフラットな目線で物事を見られることが重要になる。そして、今までの自分の考

国際恋愛と国内恋愛

国内恋愛という言葉が存在していないことは承知の上で、国際恋愛との比較のためにあえてこう呼びたい。 究極の話、国際恋愛も国内恋愛も最終的にはお互いの相性によってうまくいくかどうかは決まる。 その中でも国際恋愛が向いている人はいると思う。向いている人に関しては、次回書くことにして、今回は国際恋愛経験者の私が思うメリット、デメリットを書いてみたいと思う。 メリット1. 知見と視野が広がる異文化、異国の人と付き合うと、言うまでもなく新たな知識や価値観に触れる機会が増える。それま

愛を伝える5つの言語

大学のある授業で、愛を伝える5つの言語について初めて話を聞いた。これが今でも印象に強く残っているのは、担当の女性講師が新婚で浮き足立って話していたからというだけではない。 愛を伝える方法はいろいろあるけれど、自分の重要視するものを知り、パートナーと同じグループだと相性が良い、という話だった。 グループは、 1. 物をもらうことで愛を感じるタイプ 2. 助けてもらうことで愛を感じるタイプ 3. 触れ合いや肉体的な接触で愛を感じるタイプ 4. 言葉で伝え合うことで愛を

ひとめぼれの条件

今までに人生でひとめぼれをしたことが2回ほどある。 ひとりめは優等生キャラで賢そうな雰囲気の人。顔自体の格好良さで言うと、世の中のちょうど平均くらいだと思う。だけど少しミステリアスで賢そうなところに惹かれたような記憶がある。 ふたりめは身長の高い優しそうな人。顔の格好良さはたぶん偏差値60くらいで、私的にもタイプな見た目だった。年上というのも相まって優しい雰囲気に惹かれたような気がする。 共通しているのは、見た目ではなく醸し出す雰囲気も含めて惹かれたということだ。 こ

初恋と別の世界線

過去に戻って別の世界線を生きてみたいと思うことは誰しもあるだろう。その中でも後悔と言うにも足りないほどの小さな淡い思い出もある。 大人になりいわゆる恋バナをすることがほとんどなくなってしまった。 恥ずかしいことに、中高生の頃は、口を開けば恋バナというタイプだった。今とっては、その頃が懐かしい。 私の初恋は小学校2年生の頃だ。 相手は習い事の送迎バスが同じ同級生。もともと幼いときに遊ぶ公園が同じだったらしく、親同士も知り合いの関係。その後引っ越してしまったから住んでると

私にとって恋愛とは生きる活力

生きていくために必要なことは数多あれど、恋愛は衣食住の次くらいに大事なのでは、と考える。 人並みに恋愛をし、傷ついたり学んだりした結果、安定的な関係性を築けるようになったからこそ、もう一度恋愛してみたいなとふと思う。 恋愛の醍醐味とは、気になる人ができ、相手との腹の探り合いを経て自分のものにしていくこと、そして愛し愛されることだと考えている。 それこそ学生時代には告白することもされることも経験し、いわゆるモテ期も数回経験した。自分の気持ちを伝えることは大切だったと今でも