グラフィックデザイナーがwebデザイナーに転職した1ヶ月目の感想
デザイナーのmimozaです。
今回は、最近10年以上グラフィックデザイナーをしていた私が数ヶ月前にwebデザイナーに転職して感じたことなどを書こうと思います!
Webデザイナーはすることが多い
制作会社にもよるとは思いますが、イラストレーターで入稿したものがそのまま印刷されるグラフィックデザイナーとは違い、webデザイナーがデザインしたものは当然コーディングを行わないとWebには反映されません。誰かが実装しないといけない。誰かが・・・
グラフィックデザイナーの時はデザイン業やディレクションだけにほぼ専念できてましたが、webデザイナーがコーディング、サーバー構築、ワードプレス実装、などを兼業することもしばしば。
会社にコーダーさんや営業さんやエンジニアの方がいても、ある程度はデザイナーもやらないといけないし、少なくとも勉強はしないといけないですね。
覚えること、やること、かなり多いなってのが率直な感想です。コーディング早く上達したい〜!
印刷機が会社にない驚き
印刷したものが納品物になるグラフィックデザイナーは、デザインチェックのたびに印刷をしていました。
パッケージなどの立体物は展開図を組み立てたり、社内で透明フィルム、シール、アルミ紙でモックアップを作ることも多かった。
今のweb制作会社、印刷機がありません。
まぁ実際にはあるのですが、契約書とかの書類印刷用のようでデザイナーが使ってるのを見たことがありません。すぐ印刷が身についていたmimosaには衝撃でした。
印刷機はないが、たくさんのツールを使う
グラフィックデザイナーの時は、チャットワークもスラックもGITも使ったことがなかったので、初めて使うツールが本当に多くて初めは覚えるのが大変でした。( figmaやXDはかろうじてありましたが。。)
でも1ヶ月もすればこのあたりのツールの使い方はだいぶ慣れてはきました。
Chromeの拡張機能を研究したり、Google系のアプリを駆使して自分のスマホと連携して作業しやすくしたりと、色々ツールの工夫するのも楽しいです。
デザインのこだわりはグラフィックデザイナーの方がある?
webデザインの先輩(コーダー寄り)がある日言いました。
「細かいデザインなんてどうでもいいじゃんって、よく思うよ」
一ミリ単位で文字詰めやレイアウトにこだわり、大量のパントーンチップを見比べながら微妙な色の差を見比べるグラフィックデザイン業界では引っ叩かれそうな発言です。
でもweb、特にホームページやアプリなどのデザインに携わると、なんとなく言ってた理由がわかります。
webデザインは、デバイスで見え方が変わる。
余白や文字サイズやフォントにこだわっても、どうせデバイスや見る人の環境で色もテキストも変わってしまうのがwebデザイン。
ただ、先輩たちを見ていると、webデザイナーもデザインに全くこだわりがないというわけではなく、可変でも美しい見え方になることを追求したりもしています。
バナーなどを作る時はグラフィックデザイナーと変わらず文字詰めやレイアウトに修正をかけてきますし、こだわりがグラフィックデザイナーの方があるというわけではなく、それぞれこだわる場所が違うという認識で今は思っています。
Webデザインも楽しい
グラフィックデザインも好きでしたが、工夫しがいや経験値の増える感覚がとても多く、Webデザインも楽しいです。
まぁ媒体は違っても、工夫して伝えたいことを伝えるという手伝いをするデザイナーという仕事は結局同じかなと思います。
また、しばらくすると思うことが変わるかもしれないので、その時はまた記事に書きたいです。