30代ワーママの転職-グラフィックからWebデザイナーへ
デザイナーのmimozaです。今回は1ヶ月ほど前に転職した話の備忘録を書こうかと思います。
転職した理由
「あなたはなぜ転職を希望しているのですか?」と面接で必ず聞かれる質問。本当のことを言うか言わないかは企業によって答えを変えていましたが、私には実際には理由が大きく2つありました。
1.webデザインがしたかった
一番大きな理由はコレです。制作会社はインハウスとは違い色んな仕事が舞い込んでくるとはいえ、同じ会社で働いていると、どうしても同じような仕事やクライアントの仕事が多くなります。
特に前職はメーカーのお抱えパッケージデザインの仕事がとても多かったため、実は何年も前から、具体的には5年くらい前からは転職したい気持ちがありました。その時になぜしなかったというと、自分の結婚&出産という人生イベントにぶつかってしまったからです。
また、縮小傾向のグラフィックデザイン業界より、これからもより広がっていくであろうwebデザインの仕事をもっとしたい気持ちが強くなっていたのもありました。
2.リモートワークできる仕事がしたかった
例のコロナウイルスが流行っていた頃はリモートワークをしていた前の会社も、落ち着いてからは全くしなくなりました。
でも、私はその時に気づいてしまったのです。育児とリモートワークの驚異的な相性の良さを・・・。
今後、育児と仕事を両立する上でリモートワークができるものならぜひしたいと考え、積極的に取り入れている会社への転職を考えました。
転職先の探し方
職探しにはいろんな方法があると思いますが、私は転職エージェントを使いました。
次の仕事が決まるか不安だったため、退職をしないまま転職活動することを選びました。仕事、育児、家事と両立して探すにはエージェントを使うのは時間の節約になって良かったです。
2つの転職エージェントを使いましたが、片方は相性が悪かったのかあまり活用できず、結局ほぼ1つのエージェントを使って活動して、内定まで決めました。
転職活動で苦労したこと
1.書類選考が通らない
育児中のため、私は勤務時間に制限がありました。具体的には出勤なら時短勤務、リモートワークでフルタイムでも残業は難しい。これはとても不利だったと思います。
加えて、グラフィックデザイナーから経験不足感が強いwebデザイナーへの転職なので、年齢的に経験が足りないとも思われていたとも思います。
ただ、エージェントの助言を聞いてポートフォリオなどの書類を改善した結果、初めの頃よりはかなり書類が通るようになりました。
その後、面接まで進んでも、コーディングの実務経験がないということで結局選考が次に進まないこともありましたが・・・やはり30代の転職は、経験が重視されていると思います。
2.オンライン面接に慣れてなかった
リモートワークできる企業を探してるのもあって、オンラインで面接を希望する企業がとても多かったです。転職が10年ぶりのmimozaは、初めてのオンライン面接でした。
普通の対面の面接と違い、相手の反応がわかりにくく、話し方の気をつけるところもよくわからず、苦労しました。
3.面接する時間がない
会社に転職活動していることをばれたくなかったため、夫や実母に保育園のお迎えに代わりにいってもらい、夕方に面接をするというスタイルをとっていました。
夫や実母も仕事をしているため、その調整を行いながら面接の日も調整するのはとても大変でした。次に転職するなら、一回辞めてからするかも・・・。
転職の結果と感想
とまあ色々苦労がありながらも、3ヶ月ほど転職活動を続け時短勤務の正社員で1社内定を取ることができ、その会社で働くことを選びました。
結果としてフルリモートの会社には就けませんでしたが、前の会社と違って在宅勤務は可能ですし、思い描いていたwebデザインの仕事をすることができています。
これからのキャリアのことも考えると、今のタイミングで転職できて本当に良かったと思っています。