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Saviorless 感想 / アクションアドベンチャーゲーム

Saviorless は2024年4月2日に Steam にて配信開始され、4月11日に Nintendo Switch と PS5 で配信開始されたアクションアドベンチャーゲームです。

■ストーリー

3人の語り手により見守られている主人公のアンタル(下画像)が数々の苦難の末、ほほえみ島を目指すというものでした。

しかし、ひ弱で攻撃手段を持たないアンタルを見守るのに退屈した若い語り手が力の象徴のようなキャラクタ(ネント)を登場させてしまいます。

この結果、世界のバランスが崩れ二重世界のようなものを生み出し、本来の主人公アンタルも場所と時間の制限はあるものの破壊の力を身につけるというストーリーです。

■ゲームシステム

難易度高めのアクションアドベンチャーゲーム(いわゆる死にゲー)です。随所に初見殺しの即死罠が待ち受けていて、タイミングがシビアなアクションも要求されます

要所に用意されているギミックは簡易なもので、謎解き要素よりアクション要素の難易度の方が高いゲームだと思います。

また、セーブはオートセーブのみなので、真エンドの到達に必要なアイテムを取り逃した場合は、既にクリアしたステージのやり直しが必要になることがあります。

■プレイ時間

クリアするまで5時間ぐらい。真エンドに到達するまで12時間弱かかりました。(steam のライブラリのプレイ時間実績より)

■感想まとめ

キャラクタの容姿に癖があるもののグラフィックは綺麗で、ズームアップなどの適用により視覚的ストレスはほとんど感じることがありませんでした。

10回未満のリトライでクリアできるところがほとんどで、終盤に向かうにつれ本気で殺しに来るものの、アクションが苦手でなければ詰んでしまうことはないと思います。

ただ、斜め下移動にはしごを降りる判定があるので、ゲームパッドでプレイする場合は、十字キーで操作することをオススメします。

プレイヤーに挑戦的なゲームは好みだし、考察の余地が残されているストーリーにも好感触を持ったので、大好きなゲームの1つになりました。

■余談

タイトルの Saviorless は、Savior(救世主)+less の造語で、直訳では「救いのない」となるけれど、ストーリー的には「救世主などいない」という和訳になるのではないかと感じました。

真エンド到達には、25個(2個は自動取得するので正確には23個)のストーリーを進めるには必須ではないアイテムの取得が必要なので、取得場所の情報を別記事(多少のネタバレ有)で記す予定です。

■リンク

Steam:

Switch ( Nintendo Store ):

PlayStation5 ( PlayStation Store ):


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