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ザァオ:ケンゼラの物語 感想 / ゲーム(メトロイドヴァニア)

ザァオ:ケンゼラの物語(ZAU Tales of KENZERA)は、2024年4月24日に Steam / Nintendo Switch / Xbox / PS5 にて配信開始されたメトロイドヴァニア系アクションアドベンチャーゲームです。

■ストーリー

悲しみに耽る少年が、亡くなってしまった父が書き上げたバントゥーの物語を読み始めます。その物語の主人公ザァオは若きシャーマン。彼は闇へ消えてしまった父・バァバ父を呼び戻すため、死の神と契約を結びます。主人公ザァオとなり、美しく危険なケンゼラという地を冒険しましょう。宇宙の力とまだ発揮していない勇気を秘めながら、あなたは神秘的な未知の世界を進んで行きます。かつては生命で漲っていたケンゼラは、今となっては彷徨う先祖の霊魂で充満しています。ザァオが目標へと前進すると、そこには3名の何者かが待ち構えています。

公式紹介文

■ゲームシステム

広大なマップに配置されたアイテムを回収してキャラクタを強化していくというメトロイドヴァニアに分類されるゲームです。なお、セーブはオートセーブしかありません

エリア数こそ少ないものの1つのマップがかなり広いので全体マップは広い方だと思います。ワークベンチと呼ばれる装備変更場所やエリア間を瞬間移動できる場所が配置されています。

強化装備は上画面のように11個あり、最終的に同時に4つまで装備できるようになります。オススメはHP回復をし易くする装備です。これらの入っている宝箱に到達するための道のりは通常より難易度が高くなっています。

敵を倒すと自動入手されるアイテム(ウーロジー)を集めていくとスキル強化できるようになります(下画像)。普通に装備入手やステータス強化の場所を目指していたらフル強化できたので、稼ぎ等は必要ないと思われます。

また、特殊操作をするためのアイテムも用意されていて、これらはストーリー進行ルートで確実に入手できるようになっています。(というか、全て入手していないとクリアできないと思います)

敵の種類は少なく、一部体力回復能力のある厄介な敵もいるけれど、ボス戦自体の難易度は低めだと感じました。

これに対して、どんなに体力があっても一撃死するトラップが多く配置されているため、アスレチックの難易度は高めになっています。

■プレイ時間

Steamの実績では20時間かかっていたけど、一部ステージで4~5時間やり直しをしていたので、初見でも10時間前後でクリアする人もいそうだと思いました。

■感想まとめ

マップは広めで探索を満喫でき、主人公を導く役目のNPCと主人公の会話が面白く、ストーリーも良く練られている良いゲームだと思います。

ただし、即死罠の各種と難易度の高い操作テクニックを要求するステージが存在するため、アクションゲームが苦手な人にはオススメできません。

ギミックも存在して、ギミック自体の難易度は簡易なものの、シビアなタイミングが要求されるものがあったので、注意して下さい。

まとめると、個人的にはすごく気に入ったゲームだけど、一般受けはしないだろうなという感じです。実際、Steamのレビュー値も(私が思うよりも)低めでした。

■リンク

公式トレーラー:

Steam:

Nintedo Store:

PlayStation Store:

Xbox Store:


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