9 Years of Shadows感想 / ゲーム(メトロイドヴァニア)
9 Years of Shadows は、Halberd Studiosから発売されたメトロイドヴァニア系の2Dアクションアドベンチャーゲームです。2023年3月28日にsteamから配信開始され、2023年5月2日に日本語対応のアップデートがされました。
先日、エンディングを迎えたので、プレイした感想を記します。
■ゲーム概要
基本は迷宮探索型アクション(メトロイドヴァニア)だけど、独特のシステムを持つので、その幾つかを紹介します。
※ネタバレを最小限にするために、画像はオフィシャルトレーラーから抜粋しました
①体力システム
「ライトバーが0になったとき」に相棒のクマを抱きしめることにより、ライトバーが8割ぐらい回復します。この回復モーション中は硬直状態になるので、敵の攻撃を受けない場所でしなければいけません。
ライトバーが0のときにダメージを受けるとライフが1減り、ライフが0になるとゲームオーバーとなり、最後にセーブしたセーブポイントに戻されます。
②魔法弾システム
巨大ボスには魔法弾でしか破壊できない鎧のような部位を持つものがいます。この魔法弾の発射にはライトバーを消費するため、巨大ボス戦では、ライトバー管理と攻守の切り替えの立ち回りが重要となります。
③クエストボス
ストーリーの進行に必要なクエストをクリアするために倒さないといけない「クエストボス」が存在します。通常の攻撃でダメージを与えれるものの、閉鎖空間で戦わされるため、攻撃パターンを覚えないと倒すのは困難です。
■プレイ時間
私の表示クリア時間は10時間弱だったけど、ボス戦攻略や迷宮探索で悩むことを考えると、この2~3倍のプレイ時間が必要になるかもしれません。
RTA(Real Time Attack)走者の動画時間でも5時間以上のものが多かったです。
■難易度
ゲーム自体の難易度は、体力システムを使いこなせば体力無限に近いこともあり、高くはありません。ただし、以下の観点から「アクションゲームが苦手な人でもクリアできる」とは言い難いと思いました。
〇操作が複雑
ゲームパッドのほぼ全てのボタンを使用するため、操作に慣れるまでに時間がかかる人が多そうです。
〇オートセーブがない
セーブポイントでのセーブしかないため、ボスを倒したあとの道中でゲームオーバーになった場合、ボスをもう一回倒さないといけなくなります。
〇ライトバー管理が難しい
「体力無限に近い」と前述したものの、これはライトバーを維持し続けている場合に限定したことで、ライトバーが0になったときに連続でダメージを受けると簡単にゲームオーバーになります。
〇ボス戦は攻撃パターン覚えゲー
ライトバー回復のチャンスを見つけるためには、ボスの攻撃パターンを把握しないといけません。
■まとめ
操作に慣れてしまえばプレイヤーキャラの動作は軽快だし、迷宮探索のためのギミックも豊富で面白かったです。ボス戦も数回の挑戦で攻撃パターンは把握できたので、一部ボスを除けばストレスは低めだったと記憶しています。総じて、なかなか楽しめた良いゲームです。
■リンク
steam版
オフィシャルトレーラー(YouTube)
Switch版(2023年11月9日配信開始)
■更新履歴
2023.11.9
+ Switch版の紹介ページへのリンクを追加
* 「×ライフバー」→「〇ライトバー」の修正
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