Mリーグ2023-24シーズン第10週感想
風林火山、サクラナイツ、ドリブンズの3チームが大きくポイントをプラスにした週でした。
以下、個人的に印象的だった対局や和了の紹介です。
11月20日第一試合
オーラス以外は全て満貫以上の和了という高打点の打ち合いを制した瑠美プロが今季二勝目をあげました。
東発で一色手が確定しているような配牌をもらった岡田プロが「すごい手が入って動揺した」と東場の闘牌を反省していたけど、チームメイトに「(今季のポイントリーダーだし)プラスポイントも持ち帰っているんだから大丈夫」とフォローされていました。
11月20日第二試合
カン6pのダマテンを選んだ黒沢プロの親の満貫出あがり。トップ目の渋川プロからの直撃でラス目からの復活という大きな和了となりました。
痛い放銃をした渋川プロが次局、2s5sの親の黒沢プロの両面待ちにペン3sで追っかけリーチして満貫の出あがり。この試合の勝負を決めた和了ではなかったかなと思います。
11月21日第一試合
東発の親リーに追っかけた浅見プロの「リーチ、ピンフ、三色同順,、純チャン」の跳満の出あがり。赤入りルールでは赤が使えず、絶対に両面待ちにならない純チャンの和了は珍しいです。
途中で日向プロにまくられるも終盤でまくり返した浅見プロが今季二勝目をあげました。前の試合で松本プロにまくられての二着だったので、「またアベマズにまくられるのか」と思っていたそうです。
11月21日第二試合
オーラスのたろうプロの發のみの出あがり。リーチ棒が出ていたので、どこから出てもトップの和了でした。加えて、たろうプロのこの局の配牌が↓
だったこと、前局の中田プロからの出あがり見逃しで松本プロにオーラスの条件を突きつけたことを含め、ゼウスの選択の光った半荘となりました。
Mリーグでは今年初勝利とは思えないゼウスたろうプロの目覚めは、ドリブンズにデイリーダブル以上の勢いをもたらすかもしれません。
11月23日第一試合
大物手を次々に決めた瑠美プロが志願の登板で個人連勝を決めました。これで、序盤戦は苦しんでいた風林火山がチームポイント首位に駆け上がりました。
11月23日第二試合
菅原プロが親の満貫出あがりから小刻みに加点してビーストにひさしぶりの連対をトップという最高の形でもたらしました。
11月24日第一試合
東場に親の満貫の出あがりで先行した日向プロを、丁寧な手順による和了とダマテンからのビタ止めでまくった堀プロの勝利となりました。
11月24日第二試合
PV(パブリックビューイング)で日吉プロが「全員集合だ!」と絶叫してそうなオーラスの点棒状況となった試合でした。
結果的に、掘プロがリーチした萩原プロの当たり牌を引き入れたテンパイから3900の出あがりを決めて、同日連勝を飾りました。
※画像は、MリーグオフィシャルX ( https://twitter.com/m_league_ ) のポストと麻雀ウォッチ( https://mj-news.net/ ) の記事から転載させていただきました。
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