未解決事件は終わらせないといけないから 感想 / アドベンチャーゲーム
未解決事件は終わらせないといけないから ( No case should remain unsolved )は、2024年1月18日にインディーメーカSoniから発売されたアドベンチャーゲームです。
■ゲームシステム
X(旧twitter)風味のタイムラインを、ハッシュタグ(#マーク)や@マークを利用して紐解いていく新しいシステムで作られています。
操作自体にも手探り感を重視しているのか、プレイしていて若干ストレスに感じもしたので、ここで軽く解説していきます。(重要なネタバレになりそうな部分は塗りつぶしています)
青く囲われた発言
すぐに読むことができ、読み終わると既読マークが付きます。
同じハッシュタグでつながる複数の発言を選択してオープンすることも可能です。オープンする順番で詰むことはないので安心して下さい。
発言者修正
発言と発言者が異なる場合もあるので、違和感を感じたら、キャラマークをクリックして適切な発言者に変更しましょう。(発言者がロックされていて初見時には適切な発言者を選択できないことがあります)
順序の変更
発言の時系列も正確には出てこないので、左上のマークをクリックして発言順を正しく変更する必要があります。
タイムスタンプ
時系列が連続する発言をつなげることができると、つながった発言にタイムスタンプがつくようになります。
このタイムスタンプは謎解きに使用される他に、黄色のロックマーク付き発言のロックを解除する鍵にもなっています。
赤いロックマーク
赤いロックマークがついた発言は、手がかりとなる記憶のかけら(発言)を全てオープンしてから、手がかかりとなる記憶のかけら(発言中の一文)を選択していくことによりロック解除できるようになります。
このロック解除は、赤いロックマーク付き発言を選択しているときにしかできないことに注意が必要です。
紫のロックマーク
紫のロックマーク付き発言は4桁の数字を入力することによりロックを解除することができます。赤いロックマーク付き発言と違い、手がかりとなる記憶のかけら(発言)をオープンしていなくても正解を知っていればロック解除できますが、物語の進行が止まる可能性もあるのでオススメできません。
■プレイ時間
3~4時間ぐらいかかると思います。
■ストーリー
断片的な記憶のかけらから導き出せる範囲内だけでも、ハートフルでありながら心が痛むものも感じる良いストーリーでした。エンディングは2種類ありますが、根幹にあるストーリーに変化はありません。
■感想まとめ
新感覚のパズル要素もあるアドベンチャーゲームとして、かなりのめり込んで遊ぶことができました。
初回プレイでは情報の渦に埋もれて袋小路に入ってしまったので、データリセットしてやり直すことになりましたが、パズルゲームとしても面白かったです。
■リンク
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