Yars Rising 感想 / メトロイドヴァニア
Yars Rising は、2024年9月10日に Steam / Nintendo Switch / PS5 にて配信開始されたメトロイドヴァニア系アクションアドベンチャーゲームです。開発は WayForward 販売は ATARI が行っています。
■ゲームシステム
各所でレトロチックなミニゲームを伴うハッキングで能力開発やロックされた扉の解除などを行って迷宮探索しながら、ストーリーを進めるタイプのゲーム(いわゆるメトロイドヴァニア)です。
マップ(上画像)は結構な広さがあり、スーパーパワーを手に入れて進める場所が増えるので、同じマップに戻る必要も出てきます。
マップには目的地ナビゲーション機能もあり、次の目的地が表示されるようになっています。
バイオハックと呼ばれるパズルゲームのような画面で、ハッキングによって入手した装備品をセットすることができます。
最終的に、全ての装備品をセットすることはできないので、状況にマッチした組み合わせを考えることも攻略のカギになっています。
ハッキングのクリア時に特殊エフェクトが入ると、スーパーパワーと呼ばれる迷宮探索を有利にする特殊能力を入手できます。
上画像のような場所で体力回復とセーブをすることができ、ゲームオーバーになると最後にセーブしたポイントに戻されます。
ハッキングの成功やボス討伐の際にもオートセーブが入るので、ゲームオーバーになってもゲーム進行を損なうことはありません。
■ハッキングシステムとステルス要素
上画像にある装置に触れるとハッキングが開始されます。
ハッキング画面(上画像)では、レトロゲームのようなミニシューティングゲームを行うことになります。画面右上にはクリアの報酬、左下には制限時間が表示されています。
ハッキングの中には非常に難しいものもあり、何回か連続で失敗(4回か5回)すると無敵モードを発動できるようになります。
迷宮の各所に、ガーディアンが存在していて、彼らに見つからないように行動することが必要になります(いわゆるステルス)。
ここでは中央にあるくぼみに隠れることによりガーディアンをやり過ごしました。ガーディアンに見つかったあとだと、隠れても無駄なので、ステルスの際は、慎重な行動が必要になります。
■ボス戦
ボス戦では、そこまでに入手したスーパーパワーを有効に使って倒し方を模索する必要があります。ボスの数は多くなく、倒し方さえわかってしまえば、そこまで厳しい戦いを強いられるわけではありませんでした。
なお、ボスの体力ゲージは表示されません(上画像)。
■プレイ時間
クリアまで12時間ぐらいかかりました。
■気になった点
①エネミー復活のフラグ
セーブポイントで体力全開するゲームなので、部屋の出入りをするだけで復活するのはわずらわしさが増してるだけに感じました。
②操作方法がゲーム中に確認できない
一気にクリアまでプレイすれば問題にならないけど、プレイに間が空いて操作方法を忘れたときに不便じゃないかなと感じました。
③バイオハックではセット状態の保存が欲しかった
ハッキングに必要な装備セット・迷宮探索に必要な装備セット・ボス戦に必要な装備セットがかなり異なっていて、頻繁に付け替えることになったので、セット状態の保存が欲しいと感じました。
■感想まとめ
迷宮探索を楽しめるし、軽快な仲間との会話も楽しめるし、ハッキングはレトロシューティングゲームをプレイしている感じで楽しめる作りになっている良作です。
また、ATARI というメーカを知っている人なら、これぞ ATARI と思わせるような場面が多く見られました。ビデオゲーム創世記への回顧もできるので、オールドゲームのファンにオススメしたいゲームです。
■リンク
Steam:
Nintendo Store:
PlayStation Store:
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