Voidwrought 感想 / メトロイドヴァニア
Voidwrought は、2024年10月25日に Steam / Nintendo Switch にて配信開始された迷宮探索型アクションアドベンチャーゲーム(いわゆるメトロイドヴァニア)です。
■ストーリー
NPCとの会話と入手アイテムのフレーバーテキストによりストーリー展開される伝承的物語になっています。
■ゲームシステム
Hollow Knight にインスパイアされたシステムになっている印象があります。Voidwroughtが気に入った人は、インディーの名作であるHollow Knightのプレイもオススメします。(抵抗があると指摘されているグロ表現はVoidwroughtが大丈夫な人なら大丈夫でしょう)
マップは上画像のようになっています。リージョンと呼ばれるエリアごとに色分けされ、重要なポイントにはマークがついています。また、マーキングにより気になるポイントに目印をつけておくこともできます。
ゲーム画面は2Dサイドビューが採用されていて、ピクセルアートでダーク気味の世界観が描かれていて、右上にミニマップも表示されます。
要所にセーブポイントが配置されていて、ゲーム進行状況の記録と体力の回復が行えます。ある程度進行すればファストトラベルの機能も使用できるようになります。
シミュレイクラムと呼ばれる行動補助アイテム・レリックと呼ばれる攻撃補助アイテム・ソウルと呼ばれる攻撃用補助アイテムがあります。入手方法は様々で、理由を後述しますがコンプリートさせるのはかなり大変です。
ある程度ゲームを進めると拠点にたどり着き、ここには、ショップや能力アップをしてくれるNPCや拠点拡張をしてくれるNPCが居て、ゲームの進行に応じて拠点に居るNPCの数は増えていきます。
■プレイ時間
ノーマルエンドを目指すだけなら、6~8時間ぐらいで到達できそうな気がするけど、トゥルーエンドを目指すなら、20時間以上は覚悟しておいた方がいいと思います。
■感想まとめ
操作に対するリスポンスが良く、ザコの強さもほどほどなので疾走感あふれるプレイが可能になります。ボス戦は、敵の攻撃パターンを覚える必要はあるものの、慎重に立ち回れば能力アップのための探索が適当でもクリア可能なゲームになっています。
ただ、周りを見回す機能が搭載されていないので、マップにマーキングできるとはいえ、行動範囲が狭いうちは視野に入らないアイテムを後から探すのは、かなり苦労します。
加えて、隠し通路の非常に多いゲームなのと、トゥルーエンドにアイテムコンプリートに近い条件が必要となるため、スタッフロールを見てからが本番とも言えるゲームでもあります。
リージョンごとの達成率を表示するメニューがあるのが救いだけど、個人的には、ドローンのような存在があったら便利だったろうなと感じました。
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