Mリーグ2023-24シーズン第5週感想
今週はチームポイントの動きの少ない週となりました。また、白鳥プロと太プロが今季初勝利をあげました。
以下、個人的な印象に残った試合や和了の紹介です。
10月16日第一試合
大介プロが南2局で「トイトイ、ホンイツ、ドラ6(明槓東4枚+3m 2枚)」の子の倍満ツモあがり。面前も副露も早い仕掛けでのかわし手も高い手もできる攻めに特化した大介プロの魅力が詰まった試合で、実況の日吉プロと解説の朝倉プロに「Mリーグを破壊しに来た」とまで言わせていました。
10月16日第二試合
寿人プロが二軒リーチに無筋の4sを押しての裸単騎での「北、白、チャンタ、ホンイツ」の満貫出あがり。裸単騎にもびっくりだけど、手役だけで満貫を作っているのもすごく、さすがは魔王と言ったところです。
10月17日第一試合
渋川プロの解説の土田プロが絶賛する手順での「七対子、ドラ1、赤ドラ1」の満貫出あがり。二軒リーチに対して押して仕上げた上に、トップ目の白鳥プロから直撃の大きい和了となり、今季二勝目を決めました。
試合後インタビューで「二軒リーチを受けていたこと」「ダマでも十分な打点があったこと」がダマテンを選んだ理由だと語っていました。
10月17日第二試合
ラス目の親番のオーラス、堀プロの先制リーチに押した上での「リーチ、ツモ、ピンフ、三色同順、赤ドラ1」の起死回生の親の跳満ツモで自身三連勝を引き寄せました。3pが枯れていた6pの引き合いを制した今季の園田プロの好調さを象徴するような和了でした。
10月19日第一試合
15局流局なしで高打点の和了が飛び交う乱打戦を制した白鳥プロが今季初勝利を挙げました。インタビューでは、「トップじゃなかったらおかしい手の入り方」と語りつつ、不用意な放銃に対する反省も述べていたあたりに白鳥プロの自負を感じました。
10月19日第二試合
多井プロとの接戦を制した太プロがMリーグ初勝利を挙げました。試合後インタビューでは笑いを誘いつつも相手への敬意と牽制を忘れない多井節が存分に聞けて、今後の二人の対決が楽しみになりました。
10月20日第一試合
オーラスの親番で赤5sを先に切ったペン7s待ちでのリーチを一発でツモった親の満貫で一気にまくった勝又プロが今季二勝目を決めました。
10月20日第二試合
松ヶ瀬プロの先制リーチの手役を七対子だと読み切ったかのような手順での優プロのカン5s待ちリーチからのツモ和了。戦闘民族と呼ばれる優プロにしかできなそうな和了だと感じました。
※画像は、MリーグオフィシャルX ( https://twitter.com/m_league_ ) のポストと麻雀ウォッチ( https://mj-news.net/ ) の記事から転載させていただきました。
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