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Selfloss 感想 / アクションアドベンチャーゲーム
Selfloss は、2024年9月5日に Steam にて配信開始されたアクションアドベンチャーゲームです。
■ストーリーと世界観
『Selfloss』 はエモーショナルなアドベンチャーゲームで、鯨を崇拝するスラブ風のファンタジーワールドを舞台としています。年老いた癒し手、カジミールはある時は小船に乗って、またある時は自らの足で、その魂の傷を癒すことのできる儀式を求め、壮大な旅へと乗り出していきます。心に残るキャラクターたちと出逢いながら、魔法の杖の光を活用して世界を呑み込もうとしている謎の闇、《ミアズマ》と戦っていきましょう。
オカルト系ホラー要素も含まれるダークファンタジーという印象です。
■ゲームシステム
このゲームは遺跡などがある島が幾つも浮かぶ海が舞台になっています。
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大体の島にはNPCが居て会話が出来たり、次に何をするべきかをジェスチャーや吹き出しで示してくれます。上画像で言うと、左に進むように示してくれています。
海では小さな帆船をこいで進んでいきます。(下画像)
次の島を目指すだけでなく、海での謎解きパズルも多く見られました。
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また、下画像のようにミアズマに汚染されたクリーチャーとの戦闘になることもあります。戦闘自体は、敵の攻撃パターンを覚えてしまえば、さほど難しくもなく、2桁を超えるリトライをすることはありませんでした。
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■謎解きパズル
各所に謎解きパズルが用意されていて、画面を良く見て解き方を考える必要があります。下画像だと、象形文字のような印がパズルのヒントになっています。
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また、各所にある銅像に杖を使ったアクションをして、足場を作るというギミックも用意されています。(下画像)
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主人公の武器は杖のみだけど、杖自体の能力が先に進むにつれ増えていきます。
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主人公は、ヒットポイントと別にミアズマによる汚染度というステータスがあり、ヒットポイントが0になるか汚染度がMAXになると倒れます。ヒットポイントは薬草で、汚染度は杖による光によって回復することができます。
■プレイ時間
10~15時間ぐらいになると思います。
■感想まとめ
多彩な謎解きパズルとミアズマに汚染されたクリーチャーとの戦闘を、杖による様々なアクションでこなしていくところが、このゲームの肝だと思います。これらを楽しむことができれば、没入感も高い良作です。
セーブはオートセーブのみながら、細かくチェックポイントが設けられていて、チェックポイントに戻されても、解いたパズルは一部を除きクリア扱い・倒した敵は復活しないという親切設計もされています。
ただし、主人公の動きは遅鈍で、操作性も今一つなため、ゲームに入り込むために、それなりの時間を要するかもしれません。
Chapter 1 をクリアできる人ならエンディングまで到達できるけど、プロローグの時点でやめてしまう人も多そうな気がします。
クリアしてみれば、遅鈍な動きも操作性の悪さもゲームバランスの一環になっているので、欠点とは言えないのではないかとも思えます。
■リンク
Steam