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黒神話:悟空 感想 / アクションRPG

『黒神話:悟空』は、中国のゲームスタジオから 2024年8月20日に、PlayStation5 や Steam で配信開始されたアクションRPGです。

■ストーリー

『黒神話:悟空』は中国古典小説の「四大奇書」の一つである『西遊記』を題材とし、中国神話を背景にしたアクションRPGゲームである。プレイヤーは「天命人」と呼ばれるキャラクターとなり、古い伝説に隠された真相を究明するため、険しくも不思議な西遊の旅路を辿る。

公式紹介文より

ムービーが多く、各話の最後にはアニメでのまとめも流されるというストーリーに重きを置いたゲームだと思います。

■プレイ時間

アクションゲームが得意な人でない限り、60時間は確保しておいた方がいいでしょう。サブクエストもこなすなら、100時間を超えるかもしれません。

■ゲームシステム

ゲーム画面は上記のような感じで、3人称視点の3Dが美しいグラフィックで描かれています。

こちらがステータス画面です。プレイヤーのステータスの強化は装備やアクセサリによって伸びていくタイプなので、レベル上げをすれば必ず楽になるとは限りません。

敵を倒した経験値などであがるレベルは、修練と呼ばれるスキルツリーを成長させるために使います。

スキルツリーには様々な種類があり、1周目で全てのスキルを取得するのは不可能に近いでしょう。そのため、自分のプレイスタイルに合ったスキルの見極めが攻略の重要な要素になっています。

ボス敵によっては今までと全く違うスキル構成の方が戦い易い場合があります。その場合は、セーブポイントの「修練」から「天賦の再修得」を選べば、いつでもスキルの振り直しができるシステムになっています。

セーブポイントでは「縮地」と呼ばれるファストトラベルなども行えます。

2024年12月中旬の大型アップデートで、マップが追加されました。あくまで私の感覚だけど、これでようやく高い価格に見合うゲームになったなという印象です。

■感想まとめ

非常に良く練り込んで作られた良作です。以下、気になっている人のために、プレイ途中などで感じた印象を下記に箇条書きしています。

①ボスラッシュの回避ゲームである
 苦戦するボスがいたら、敵の攻撃のパターンを覚えて、どう回避して反撃するかを考える必要があります。

②操作が複雑である
 ほぼ全てのボタンを使うため、操作に慣れるまで時間がかかりそうです。また、溜め攻撃のキャンセルでは「Yボタンを押したままBボタンで回避する」というパッドの持ち方を変えないといけない操作もありました。

③スキル振り(いわゆるビルド)が重要な要素である
 前述したけど、ボスにより有効なスキル構成が変わってくるので、挑戦回数が2桁になったら、YouTubeの攻略動画のビルド構成を参考にした方が良いかもしれません。

④武具の強化は慎重に行う必要がある

上画像で四角で囲った2つのアイテムは入手数が限られている希少アイテムです。武具の強化は1周目からできるものの、希少アイテムを使う強化を行ってしまうと、終盤の攻略のカギとなる強力な武具を作成できなくなる可能性があります。

⑤縮地時などのロードが長く、若干ラグることもある
 ロードの長さはエリアデータを一気に読み込んでいるからでしょう。リトライ時のロードは一瞬になっていました。ラグはボス戦で致命傷になることがあるので、ストレスに感じることがありました。

⑥高価格である
 ゲーム作成にかかった費用を考えると適正価格だとは思うものの、2000円台でかなり遊べるゲームが多く出ている現状を考えると、いまだに高額のゲームです。悩んでいる場合は、「セールを待つ」のも良いと思います。

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