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心配した愛猫のこと。②

↓の続き


愛のあるタクシー運転手さんに乗せてもらい、5分ほどで病院へ到着。

平日だっからだろうか。
待合室には珍しく人は少なく、静かだった。
待ってる間、キャリーバッグに大人しく入って声も出さないカイくん。
『病院着いたよ〜。先生に診てもらおうね〜。すぐ良くなるからね〜。だいじょぶ、だいじょぶ〜🎵』
などと、ずーっと話してた。
だいじょぶ、だいじょぶ〜⤴︎🎶って。
自分の不安を隠すように。

そんな時、診察を待っていたら1人の若い男の子が小さいわんちゃんを連れて入って来た。
20代前半くらい?
予約してなかったみたいで受付で症状の説明をしていた。

聞くつもりはなかったけど、聞こえて来た会話。

『家族と話しててなんかおかしいよね?ってなって心配になって連れて来たんです。もしかしたらなんでもないかもしれないんですけど…。でもなんとなーくいつもと違う感じがして…。』と。

しきりに繰り返す『なんもないかもしれないんですけど…。。』

あぁ。
この空間、尊い…_:(´ཀ`」 ∠):
マーベラス…(T ^ T)

みんな大切な家族が心配で、不安な気持ちで来てるんだ…!
徒労だったらそれで良い。
そんな気持ちで。

そんな感じにこの空間で感動してると診察室へ呼ばれる私たち。
ドキドキバクバク。

キャリーバッグから出そうとしたら出ないと言うカイ。
朝、抱っこしようとすると悲鳴を上げていたから抱っこの態勢は辛いはずだけど仕方ない。
抱き上げようとするとキャリーごと持ち上がる。
どういうこと?って笑いながら、2〜3回繰り返しなんとかキャリーから体を出す。
すると先生に『おっ!大きいねぇ。かわいいねぇ。』とお声をいただく。

先生、さすがお目が高い。
そうなんです。うちの子、かわいいんです。
と言う言葉を飲み込み『カイくん、先生に診てもらおう!大丈夫だから。痛いの治るよ?ね?』などと普通にカイを説得してる私。

はたから見たら『ぷっ。猫に話しかけてる笑』って言われそうなくらい話しかけながら診察台に乗せた。

先生に症状を細かく伝えて、体をくまなく触ってくれる先生。
すると先生が言った。
『カイくん、ママさんの方向いてもらえる?
先生に尻尾の方見せてくれるかな?( ´ ▽ ` )』と。
嬉しかった。
ちゃんとカイの名前を呼び話しかける先生。
(もちろん移動させるのは私。)

そして先生にお尻を向けようとすると私の懐へ逃げ込んでこようとして診察台から降りて来てしまったカイ。
あやまる私。
時間かけちゃってごめんなさい等お詫びを入れてたら、
『カイくん、怖いよね〜。ごめんね〜。やっぱりママさんがいいよねぇ。ごめんね、でも先生に診せてくれるかな〜。』などとお話ししながら再度診察台へ。

この病院に通う最大の理由。
受付の人も先生も看護師さんもみんな動物が好きだというところ。

せんせーーーーっい!一生ついていきます!

長くなってしまったのでまたまた、続きます。
どうしても全てを書き記したくて長くなってしまう。
ご興味のある方はまた、いらしてくださいませ。

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