パリさんぽ! #46 〜 さんぽすりゃ食欲の秋到来し
パリをおさんぽするのも随分久々。
夏休み前はグズついたお天気とパリオリンピックのための交通規制でなんとなく気分は湿っぽく。
その後夏休みを挟み、思った程暑くはならずもう新学期。でも逆に今のほうが観光客も少なくなり、爽やかな風に誘われてぷらっと街を歩いてみたくなりました。
姐さん珍しく平日に2連休。
一日目は、野暮用ついでに懐かしのベトナム料理店へ。
暑さがぶりかえしたので、すっきりスープ無しボ・ブンを注文。
場所は以前記事でもご紹介した、ベルヴィルの「東東」(Tin Tin タンタン)。
そして二日目は、買い物ついでにマレ地区をぷらっと。
ポンピドゥーセンターからピカソ美術館へ行くまでの間辺り。
〈本日のMAP〉
最近のマレは、ヴィンテージブームに乗っかってネコも杓子も古着屋古着屋。
姐さん馴染みの昔からの店も数軒ありますが、量り売りの『キロショップ』や、どれでも持ってけ1€みたいな店も多く、若いパリジャン・パリジェンヌでごった返しております。
下手すると
「あら、こんなトコで娘ちゃんめっけ!」
ぐらいな勢いでどうやら彼女らも通っているらしいですが、こないだは偶然これも20年来既知の眼科の先生に出くわし姐さんビックリ!
「あら、こんなトコで! 近いうちにまたお世話になると思いますー!」
なんて言いながらすれ違いました
以前は、お姉ちゃんが週一の日本語クラスに行っている間、妹ちゃんをこの近くのダンスのクラスへ行かせ時間を潰していたモンで、その待ち時間を潰す姐さんもこの辺をよくぷらついていたんですね。
さすがに最近オサレなお店が軒並みですが、それと並んで美味しいお店も多く、ちょうどお昼に差し掛かった頃、お天気も良いので何か調達してプチピクニックとしましょうか。
はて、いつもの角まで来て
「あ、この店こんな所に湧いた!」
以前はもうちょっと先の方にあったこの老舗のお菓子屋さん、こんなトコにも進出したか。
すると店先には姐さんの大好物のいちじくタルトが
『おいで〜、おいで〜』
と誘ってくるではありませんかっ!
昔、娘ちゃん達に「おいてけ堀」っていうお話を聞かせていたことがありましたが、これはその逆。
ちょうど夏が過ぎると顔を出すいちじくちゃん。
去年もこんな記事を書いてます。
この中でも食べてました。
ラデュレのいちじくタルト。
とりあえずなくならないうち早めにげっちん💪し、デザートは揃ったところでメインは何に?
マレへ来たならコレ。
レバノン料理のファラフェル。
大豆で作ったヘルシー(?)な揚団子をレバノン式の平たいパンに挟んでいただきます。
今日のおかずに何か買っちゃおうかな。
いやいやさんぽのジャマになるんでダメダメ。
姐さん、その辺は締めて締めて!
ん〜、でも見ているだけでヨダレもの。
昔は、ダンスのレッスンが終わった娘ちゃんにファラフェルをおやつに買ってつまみ食いし、ついでにお惣菜を買って夕ごはんも調達しましたが。
さてと食料を調達したら、やっぱりちょっとゆっくり座って食べたいですね。
ではこれもほぼ観光客には知られていない街中の静かな公園へ。
『行止り』を意味するimpasseを強引に進んだ先に広がる都会のオアシス。
知る人ぞ知るこの小さな公園、昔は個人の私有地でしたが、今じゃ「アンネ・フランク公園」というパリ市の公共公園。
以前はこのすぐ脇に「人形博物館」というのがあって、ここも娘ちゃん達と一緒に行きました。
夏は木々が鬱蒼として、まさに♪『秘密の花園』。
残念ながらこの博物館は、2017年に閉館したようですね。
♪『人形の家』に思い出を込めて。
一番奥のベンチが空いています。
ミニ遠足の小学生がキャーキャー言いながら遊んでいるのを見ながら、さあランチタイム。
じゃーーーん。
ファラフェルサンドイッチできゃうん😋
そして、デザートにいちじくタルトであはん♥
子供達が居なくなってしーんとしたところ、心の安らぎを感じるひととき。
周りは普通のアパートに囲まれています。
こんな公園の見えるアパートもステキ。
入口すぐには小さなビストロもあります。
傾いたアパートも絵になるな〜。
だけど刻々と季節は秋に向かっておりますん。
姐さん、娘ちゃんが小さかった時を思い出し、ひとりちょっぴりおセンチに。
さてと、そろそろおうちへ戻りましょうか。
こんな小さな路地を抜けて、現実へ。
ぷ〜っ...
一息ついたら、おうちで気ままにアペリティフ。
今日は珍しくカクテルに挑戦。
名付けて、『サケ・サンライズ』🌅
『テキーラ・サンライズ』は有名ですよね。
だけどここは姐さんアレンジの日本酒ベース。
まさに日出ずる国のカクテル。
イタリアのレモンリキュール、「リモンチェーロ」を入手したので早速応用。
(そういう時だけは対応が早い)
コレがめちゃうまでして😋
ちなみにカクテル言葉(?)は、「情熱的な恋」。
ちと持て余していた姐さん地元川越の純米原酒「小江戸」がセクスィーなカクテルに。
いやん♥
一気に3杯おかわりよろしく!
以来、毎日これが日課に。
やばっ。
日本酒のまったり感とレモンチェーロのすっぱ感がマッスルドッキング♥
どーぞお試しあれ。
食欲の秋、飲み頃の秋、到来!
あはん♥
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