(21) 姐さん、冬の日本上陸作戦 〜 ④家族デイズ・桜咲いたが梅はまだかいな
いよいよ家族デイズも最終章。
前回は、家族で河津桜とキンメ電車を満喫しました。
が!
一気に春気分だった姐さん。
桜はたっぷり楽しんだので、これから梅も見に行くんです。
今回のルート考案はママりんですが、やっぱりね、先に梅が見たかったよね。メイン先に出されて後から前菜来たレストランみたいで。
しかしもう今や『夏のお嬢さん』を待ち構える様なニッポン・ゴールデン・ウィーク。
今更、桜じゃ梅じゃ、記事にならんでしょ。
だけど一応完結させないと。乗り鉄姐さんファンがたくさん居てくださるので♥
しかも今年は伊豆急60周年記念。
あはん♥
ヘッドマークに書いてあるん。
いずきゅんもいるきゅん♥
乗車後すぐ、ママりん調達の「キンメ寿司」を膝に乗せていただきま〜す。
キンメ寿司のように、姐さんの膝枕に乗りたいのはど〜なたっ?
それにここで、オトナの寿司でも握ってもらわないと。
うずうずしている方がいるんじゃないでしょうか!?
助六さーん、出番ですよっ!
などと言っている間に、列車は懐かしの「伊豆高原駅」へ到着。子供時代はここでよく夏休みを過ごしました。
むむっ、そしてここは車両基地。しかも現在はこの駅構内に、「伊豆急小さな資料館ワン・ツー・ナイン」がありますが、一時間に2、3本しかない上り伊豆急。先を急ぐ姐さん、涙ながらに途中下車断念!
お宝映像を発見しましたので、そちらでどうぞ。
そして今度は、熱海の一つ手前、来宮(きのみや)にて下車。
駅を出て右方向へ、徒歩10分で熱海梅園。
梅まつりにやって来ましたっ!
ぶるっ。風冷たい。
梅見たら急に寒さを感じけり。
先程までの春気分が遠ざかる…
熱海梅園は、明治はじめに医祖長与千斎先生が、
「国民の健康の元を作るには、温泉と自然に親しむことが第一」と、開園を提唱。
これに応え横浜の豪商茂木惣兵衛らが、1886年に山林二丁五反(2.5ha)を切り開き四季の木々3千本を植えたのが始まり。
1月〜3月初旬は、日本一早咲きの梅、
6月には、園内初川でホタルが乱舞、
11月中旬〜12月中旬は日本一遅い熱海の紅葉が、
それぞれ楽しめます。
そしてコチラでは、オトナのホタルもお楽しみいただけます。
〈夏編〉
〈冬編〉
この川に舞飛ぶんでしょうね。
夏のホタルか、冬のホタルか、どちらがお好き?
あはん♥
って、梅の話でしょ!
ハイハイ、梅は咲いたかな。
しだれかかるのが上手い姐さんは、枝垂れ梅を撮るのも上手いのか…?
梅園橋を渡り、門をくぐると、そこには、
作曲家、中山晋平先生記念館。
3000曲もの、童謡、抒情歌、流行歌、音頭などを作曲。
昭和3年からは、日本ビクター専属。
日本音楽著作権協会理事長でもあった中山晋平先生は、日本ビクターとの関係も深く、告別式もビクター社葬。
曲は、「ヨナ抜き」と「ピョンコ節」が特徴的。
「ピョンコ節」は、『うさぎのダンス』のように、リズムがピョンコ、ピョンコと楽しげです。
「ヨナ抜き」は、音階の中に4番目のファ、と7番目のシがない曲のことで、この音階で作曲すると大変ニッポンらしさが醸し出されます。
今でも盆踊りで踊る『東京音頭』が代表的。
また、童謡『しょうじょう寺の狸囃子』は、昔からインターナショナルに有名な曲として、外国でも知られてきました。
熱海に別荘として建てられたこの邸宅には、
昭和19年に空襲を逃れ移住。
昭和27年に65歳で亡くなるまでここで多く作曲。
平成3年に日本ビクターより熱海市へ寄贈。そのままの姿で梅園に移築。
邸内には、もちろんビクター寄贈の、作曲にも使用した貴重なピアノ。
そして、蓄音機とビクターのトレードマーク、ニッパーくん。
貴重な資料盛り沢山。
時計も要チェック👍
よっ!着物美人。
姐さんも真似して同じショット、挑戦しました!
もちろんそこから見えるキレイな梅には、姐さんも敵いません。
いやん♥
そろそろ家路につきますよん。
この後バスで、熱海駅へ。
ちょっと一服、ベックスで。
大好きなイチゴショート、ゲッチン👍
あれ!? 珍しくスイーツ補給。
あはん♥
そして、乗車前、地酒確認👉
さっきとは違う品揃え。
パパりんに買っといてあげよう。
で、ママりんどうやって帰る?
「いんじゃない? 早いから新幹線で。」
ってパパりん!、今回は運転しなくていいからって余裕のお返事。
えー! じゃあここは、こだまちゃんで超特急の、早イキマジ鉄博一本〆め😆
急に寒くなった熱海でややカゼ気味のパパりん、たまにはいい事言うねぇ!
ニュージーランドに居る、甥っ子が、
「アンティ・姐さん、ズルいー。」
と言いそうな、贅沢ガチ乗り鉄選択。
ちなみにこの甥っ子、NZ生まれ、NZ育ち、日常の移動は車か自転車な訳で、鉄分欠乏症。よく姐さんが撮った車やバイクの写真も送る。
姐さん達がいる夏休みは、アチラが冬で休みが短くなかなか会えないので、一番最後に会ったのは、2018年。
「どの乗り物に乗りたい?」
「エスカレーター!」
「🙃」
いやいや、その気持ちもわかるんですけどね。
田舎育…じゃない大自然の中で育つとね、色んなマシン欠乏症になるからね。
日本に来た時も、ママりんは、
「ぜひ新幹線に乗せたいから、大宮行ってくるわ。」
と、大宮→東京間一駅乗車体験。
なのに姐さん、いとも簡単にこだまちゃんゲッチン👍
やっぱり新幹線は青線でしょ。
ココは上下2分おきに通過するんで、忙しーですよっ!
しかも、スピードめちゃ早っ😆
ごめん、パパりん。話しかけないで。
姐さん、只今、真剣勝負、待ったナシッ。
止まるのは珍しいんですから!
止まったら乗らなきゃならないんですから!
ふ〜、緊張の一時をやり過ごし、
やっとご乗車いただきまして誠にありがとうございます。
おー、コレが世界に誇るシンカンセン!
約小一時間の乗り鉄旅。
いやん♥
ここは、小田原。
ない! ない! お城はいったいどこに!?
ロマンスカーなら見えるのに、新幹線だと見えないのー!?
ご乗車、誠にありがとうございました。
品川、品川に到着でございます。
この後、お乗り換え、川越までお気をつけて。
パンダバウムを見つけたのは、ここでした。
そして到着。
は〜〜、お疲れさまー。
まずは一杯🍺
まだまだいっぱい。
〜味見の出来ない地酒の選び方〜
姐さん流
・強そうな名前の一本
(たぶん辛口、たぶん一番好きそう)
・柔らかそうな名前の一本
(たぶん甘口、辛口引き立て役)
・ちと判断付きにくい変わった名前の一本
(時に掘り出し物アリ)
まぁ、お土産だからね。
すぐ飲んじゃダメ。
え!?
どれをパリへ持って行こうか。
コレは大変難しー問題ですっ!
よじれるーーー😆
伊豆の旅、ご乗車、お疲れさまでございました。
いずきゅん♥
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