基隆からバスで日帰り九份へ!
懐かしさを感じさせるようなレトロな石段に、無数に連なる赤い提灯。幻想的な風景が広がる九份は、映画『千と千尋の神隠し』の舞台にもなった台湾の人気観光地のひとつです。
今回はクルーズ船で寄港した基隆から、日帰りで遊びに行ってきました。
基隆から九份への行き方
基隆から九份へはバス788番で乗換なし約1時間で行けます。
基隆でのバス停は海洋広場から車道を挟んだ向かい側にあり、ちょうどお寺の前でわかりやすいです。
運賃は大人ひとり30元で、お釣りはもらえないので小銭を用意しておきましょう。バスの時刻はバス停でも確認できます。日中は20分おきに運行しているようです。
降車は「九份派出所」または「九份老街」にて。
九份での定番観光コース
九份での観光のメインは、映画『千と千尋の神隠し』のゆばあばの館のモデルとなったといわれている『阿妹茶樓(あめちゃや)』のある石段と、両脇にたくさんのお店が並ぶ通りでの買い物や食べ歩きです。細い1本道のアーケード商店街のような感じで、途中で石段と交差しています。
『九份派出所』で降りれば石段まで約5分、『九份老街』で降りれば商店街の入口です。
バス停から商店街入口まで徒歩数分の距離がありますが、坂を上りセブンイレブンを目印にすると簡単に見つけられます。
観光中に使用できる公衆トイレは2つあり、1つは商店街入口のセブンイレブン隣にあります。
もう1つは、商店街通りと石段の交差点です。その隣には郵便局があり、日本円からニュー台湾ドルへの両替も可能です。
私は『九份老街』で下車し商店街を通り抜け、石段を下る順番で観光しましたが、クルーズ旅行の場合は逆まわりをおすすめします。
クルーズ船での基隆寄港は朝早めに到着し夕方早めに出発する場合が多いので、九份への到着は午前中になると思います。
商店街のお店は早くから開いているところもありますが、全てのお店がそろって賑わいだすのは11時くらいです。
午後になると観光客も増えてくるので、石段や定番の『阿妹茶樓』前での写真は人の少ない朝早めに済ませると良いですよ。
先に写真撮影をして、その後ゆっくり買い物や食べ歩きを楽しむのがおすすめです。
九份観光は明かりが灯り出す夕方が人気ですが、クルーズ旅行では昼間の観光のみになります。
帰りは時間に余裕をもって早めにバス停に向かいましょう。
同じ788番で帰る方法の他、タクシーで瑞芳駅まで行くとより基隆行きの路線が多いのでバスがつかまえやすいです。九份から瑞芳駅まではタクシーで約15分くらい、料金は一律で220元です。
九份には絶景飲食店がたくさん
九份は山の上に位置しているため、見晴らしが良く眺めを楽しめる飲食店がたくさんあります。
『阿妹茶樓』をはじめとした茶房で本格的な中国茶を飲んだり、商店街通りでの食べ歩きが人気ですが、眺めの良い飲食店での食事や休憩もおすすめの過ごし方です。
お店はたくさんあるので、混んでいない穴場を見つけてみてくださいね。
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