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とぅばちゃん × Kinki Kids ― Overture

何故とぅばちゃんとKinki Kidsなのか。

それを答える前に先ずはKinki Kidsという2人について紹介しようと思います。
ちなみに私は図書委員(Kinki Kidsのファン名称)と名乗るほどの人間ではなく、J界隈を推していた時代、近くには必ずKinki Kidsの楽曲がある環境だったので、聴いていたという人間です。なので深く語れるほどの知識が無いことはご了承ください…


Kinki Kids…運命と奇跡が重なった2人としか言いようがないんですよね。
出身は違えど同い年で同じ苗字。そんな2人がJ事務所で出会いユニットを組んでデビューする。
デビュー前から2人の楽曲を有名なアーティストさんに提供してもらっていてJr.時代から別格だったんですよね。その頃から言われてきた歌声についての表現があります。 “陰影や哀愁を感じさせる”  と。最終的にはKinki Kidsの2人も “何を歌っても暗くなる” と認めていたほどに。
…暗くなる、のは2人の声がMinorだからと思っています。参考程度にですが2人のMinorさがよくわかる楽曲を載せておこうと思います。

それがこちら。

「愛されるより愛したい」
デビュー曲「硝子の少年」の次作です。硝子の少年もMinor調ではあるのですが、こちらの曲の方が2人の声が割と近しい声質なのを感じ取って貰えるかと思いまして…
補足程度にですが、年度末にとぅばちゃんボーカルスペースに参加させて頂いた時にも少し話させて頂いたことを。Kinki Kidsは結成当時~(恐らく) 剛さんのソロプロジェクト(と言って良いのかな?)までは割と近しい声質で、最近は歌唱法の違いもあるのか本当に少しだけ音色が違っているように感じるんです。

若干の声質や音色の違いはあれど、もともと上手かった歌唱力は時を経ていくと更に向上していてついつい聴き込みたくなる。そんな2人ですが…ですが!!!この2人の凄さは歌の上手さだけじゃないんです!!!
我らが堂島くん(堂島孝平さん:何曲もKinki Kidsに楽曲を提供してくださっている作曲家さん)もよく話している  “Kinki Kidsの歌はまるでひとつの人格”  というところなんです!特にユニゾン(同じメロディーラインを歌うこと)で2人の声の重なりが完璧すぎて1人で歌っているかのように聴こえる瞬間があるんですよ!
わかりやすく楽曲を載せますね(これも堂島くんの作曲です)

「カナシミ ブルー」です。この曲の歌いだし…というかサビを聴いていただけるとわかると思うのですが「?!2人だよね?」という現象が起こります。

・お互いの声を聴かない状態でのレコーディング&LIVEではイヤモニ越しにお互いの声をほとんど意識しないけど大体合ってる
・無意識だと合いすぎる&重なりすぎるから制作段階で意識的に(音程)ズラしている

と、とある番組で本人たちが語っていました。もはや熟練感も感じますが、意識しない方が合うなんて普通の感覚だとほぼ不可能かと…(一般人目線)
それだけKinki Kidsは至高の域に近いのでしょう……


さて。ここでようやく本題に戻りたいと思います。何故とぅばちゃんとKinki
Kidsなのか。

それは とぅばちゃんの音色がKinki Kidsの音色に似ているから です。

主観分析でも話していますが、とぅばちゃんたちは基本的にMinor寄りの声色を持っていると感じています。5人それぞれの特色もあって素敵な声だからこそ、それぞれのケミに似合った曲があるのでは?と、直感的に感じたんです。
…ここまで引っ張っておいて結局は直感という答えですみません…(苦笑)ただ、とぅばちゃんたちそれぞれの音色を組み合わせたら、Kinki Kidsの楽曲に合いそうなのいっぱいあるんですよ…私はそれが言いたかった……

今回の記事をOvertureとしたのはKinki Kidsを少しでも知って頂いてから、それぞれのケミの音色相性について&楽曲紹介をした方がいいかと思ったので、序章的な意味合いを持たせています。次の投稿で詳しく紹介していきますので、もしご興味ありましたら読んでいただけると幸いです。

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