主観分析:とぅば声質/音色まとめ(🐧編)
今日、たまたま夢を見ました。昨日がHUENINGKAIの誕生日だったからなのか、彼が登場して。真夜中の月明かりに照らされている姿を少し離れたところで見ているだけの夢だったのですが、もの凄く印象的だったんです。
これはつまり「主観分析をまとめなさい」と天からのお告げ…?を暗示しているのかと思い、馳せ参じました。(それから月日が経ちました(現在9月20日))
彼は “月の満ち欠けによって変化する宇宙の輝き。神秘的な輝きを放ち、紡がれる美しい世界の物語” のような声だと思っています。
月は様々な表情をみせ、見ている側がその時に感じている感情に合わせて寄り添ってくれる不思議な存在。暖かくもあれば時には冷たさも感じたり…月の満ち欠けのように変化が起こると、印象も変化する。希望・絶望・幸福・儚さ・怒り…他にもたくさんの感情を表現してくれているような。
そして周りの星とも協調し合って微笑ましく輝いているかと思えば、夜の海の水面に映る光の輝きは孤独を感じさせる不穏さも含まれているようで…そんな情景を美しく感じています。そこから始まる物語はどんな結末が待ち受けているんだろう…と。
そんなHUENINGKAIの声について、超個人的主観で分析をしてみたいと思います!
音域について
彼は1番MajorにもⅯinorにもなれちゃう声だと思っています。なぜなら個人的にどちらの調にも変化出来ちゃう雰囲気を感じているからで。TAEHYUNは歌い方を分析して変化させるのに対してHUENINGKAIはニュアンスで感じ取って変化させている印象。ニュアンスって本当に本人の感覚的な部分を頼ることが多いから難しいんだよね…だからLonely Boyで悩んじゃったのかな?と思っています。自分が思っているニュアンスと違うと、1から感覚を変えないといけないから難しいんだよね…(私もこちら側の人間です(関係ない))
ちょっと(?)話は脱線しましたが…楽曲から感じ取れるのはTAEHYUNと対になるくらいの高音域を任されている印象。けどTAEHYUNと違うのは楽曲によっては低~中音域も任されていること。TAEHYUNは圧倒的に高音域とかフェイクを歌っているけれど、HUENINGKAIはそうじゃない。その理由は次の項目にでも…
発声の仕方
彼もどちらかと言えば直球の音を出す印象です。クラシカルな雰囲気で鼻の先くらいから音が出ているような。多分ですが、彼は“鼻腔共鳴”を使っている割合が多いのかな?(共鳴についてはBEOMGYUかTAEHYUNの分析記事を読んでいただければと思います…)それでいて1番クセがない声。クセがない=面白味のない声、だと勘違いされては困るのですが、私的にはクセがない=どんな音域にでも溶け込める最強の声だと思っています。だからこそ、低~高音域まで歌うことが多いのかもしれません。
クラシカルに聴こえる理由としては歌詞のフレーズの取り方にスラーのような滑らかさを感じているからです。その部分が美しく感じる部分でもあるというか…。ピアノを嗜んでいる彼ですから、フレーズ感ってもはや日常の一部と化すくらい身近で無意識のうちに感じ取っているのかも…?
高音域
高音域での彼の声は、TAEHYUNのような透明感も見えるんだけど、どちらかと言えば爽やかさが強い印象です。1番少年っぽさを感じる声。それは先ほど発声の仕方で書いたフレーズ感と、そのフレーズが終わるときの音の処理が綺麗だから。音の終わりに強いアクセントをしていなくて、いつの間にか消える感じ。私が楽曲の中で儚さを感じる1つの理由がここにある気がしています。…そもそも“少年”ってもの凄く儚いイメージありません??少年時代って思ったよりすぐ過ぎて、青年になっているような。…私だけかな?
あと、歌いだす1音目がめちゃくちゃ高くても無理やり出しているような雰囲気がないのも、耳に自然と入ってきて耳心地が良いんだと思います。…なんでそんなに上手く音が出せるんだ…(アーティストだから)。そんな部分が月の神秘的な輝きにも感じ取れるんです。少年のもつ未来への希望に満ちた輝きと、急に訪れる漠然とした切なさや儚さを…
ちょっとここで儚い少年~青年。ということを含め、HUENINGKAIと似たような音色(音のフレーズ感など…)を持っているのでは?と思う方を…
声優の梶原岳人さんをご存知でしょうか?彼の声、純粋にHUENINGKAIに似てると思うんですよ。
こちらが彼の1st singleなのですが、音の取り方・歌い方…似てません?
そして私が初めて梶原岳人さんを初めて認識して速攻泣いた楽曲が“Cloudy day”(17:25~)
この楽曲はフルで聴いて欲しいくらいなのですが、こういう楽曲もHUENINGKAIに似合うと思っているんです。…完全に私の好みですがどうしても伝えたかった…!!!
中~低音域
…え?更に儚さが増すってどういうこと?と思うくらい、少年っぽさが強くなる印象。楽曲によっては不穏さや狂気さ、さらには排他的な雰囲気も感じます(FROSTとかEternallyとか…)。無理やり声を出しているような感じもない。そしてここでもクセが強いわけではないのが彼の強み。ここでもなんの違和感もなく耳に入ってくる歌声は、楽曲と協調し合っているからなのでは?と感じています。高音域でもそうですが、本当に彼は楽曲との親和性とか調和が取れているように感じるんです。そして音が明瞭。割とハッキリとした音をくれる印象が彼だったりします。
この音域に関しては、どちらかと言うと咽頭共鳴を上手く使って歌っている印象。語りかける音…というか。だからかな、物語を書いているようにも思えるんです。…伝わりますか??
まとめ
ここまでHUENINGKAIの歌声について分析してきました。最初の「音域について」で書いたように、私の中で彼は楽曲をニュアンスで感じ取る人だと思っています。そのニュアンスがカチッとハマった瞬間、HUENINGKAIの音色と楽曲の相乗効果が増しているように感じています。それは音色の変化にも影響していて、その変化が、月の満ち欠けのように様々な印象を見せているのではないかと思います。高音域も中~低音域も担うことのできるHUENINGKAI。彼を一言で表すなら“万能型”な音色。
ただ、感覚重視だとどうしても行き詰ってしまう所が出てしまうかもしれませんが、その壁をぶち破った時、彼の音色は更に厚みが増すだろうし、表現の可能性が広がっていくような気がしてなりません。…末恐ろしいマンネですよ本当に……
そんなHUENINGKAIがいるTXT…彼の破壊力がどこまで凄いのか、この目と耳で感じ取りたいものですね!