眠れない、寝たくない
現在時刻深夜2時20分。今日も一応休みだが昼から美容室に行く。そして大好きな松田龍平さんの誕生日だ。特に明日嫌なことが待っているとかではない。だけど寝たくない。寝たいのに、寝たくない。あと、今日はちょっとだけ、眠れない。
書くことは別に決まっていなくてほんとうにただの短文で終わるかもしれない。
布団の中で、カーテンを開けるか開けないか葛藤している。なんとか体を起こして真っ暗な部屋の中、カーテンを20センチほど開ける。外を見る。マンションの駐車場の街頭の明かりが眩しい。それ以外は静まり返っている。夜だ。家からは近所の小学校が見えるが、今日はなぜか明かりがついている。こんな時間になんだろうな。その他家々の明かりはかなりまばらではあるけどごくたまについている。それはここまで深夜にならなくても同じなのだけれど、やはり、夜が深くなればなるほどそこに誰もいないような気がしてくる。音を聞いているわけではないけど、外を見た瞬間ピキーン、と無が走る。窓を開けようか悩んだけど、面倒だからやめよう。
あくびが出た。眠い。眠れない、からは抜け出せたようだけれど、寝たくない。スマホリングから指を抜けない、スマホを近くのテーブルに置けない、全部しようとすればできるのにしたくない。まあこんな日は夜ふかしに限る。
夜は面白い。特に深夜。
誰か、大好きなひとを想像してみてほしい。できれば時差がない、あるいは少ない場所に住んでいるひとが今はいいのかもしれない。ちなみに私はもちろんたくさんの推しだ。
真夜中、ほんとうに真夜中、推しは起きているだろうか。とも思う。けれど私が前面白いと思ったことがあって、それは本当にとある日、いつもどおりの真夜中の世界を目に映したときに思ったことだ。
今自分が見ている"世界"は、もしかしたら推しの意識の外側で、いつも見ているものは皆変わらず"世界"だけど、今もしかしたら推しはその世界すら見ていないのかもしれない、私の推しは私が一生見ることのない景色をたくさん見ているけど、今この時間の世界を推しは見てなくて、私は見ている、と言うこと。
うーん、人それぞれか。私は少しそれでドキッとした。今も同じことを考えてドキッとしてみた。逆に推しが今世界を見ていたらそれもとてもワクワクする。決してその答えはわからない。けど、想像するくらいが丁度いい。
こうやって、確かで不確かなものに、リアリティを持って思いを馳せることができるのが深夜なのかもしれない。深夜のそういうところが好きだ。
とりあえず、眠気が限界になってきて、誤字も増えてきたから寝ないと朝が地獄だ。
推しと同じ朝の世界を見るために、一旦寝ることにする。
You Tube、見てからね。