約2年間NCTにハマらなかった人間がここにきてシズニになった話
NCT、の3文字を知りながらもK-POP全般を好きになってから約2年間彼らをスルーしながら生きるという大罪を犯した人間がいた。
私である。
これは私の一種の懺悔であり、自伝であり、布教である。
私が目の当たりにした最強集団「NCT」とは。
私がなぜシズニになったのか。
ある日突然脳内がネオカルチャーになった私に一体何が起こったのか。
その時、歴史が動いた。
(ほんのでき心)
〜出会い編〜
私が初めてNCTの3文字を目にしたのは恐らく2018年末。K-POPの右も左も分からない状態で書店を彷徨いK-POPコーナーにある非公式雑誌を開いたときだった。
NCT127、というグループの名前を知る。人間が10人いる。それぐらいしか認知できなかった知能の酷さに脱帽とは思いつつもこれはリアルです。本当にあった怖い話のスピンオフか?
1つ目の後悔は、ここでなぜ検索するだのなんだのしなかったのかということ。Regular期を見れていたかもしれないのに…サイモンカムバをリアタイしてたかもしれないのに…NCT2018のいるてんやわんやな年末を過ごしていたかもしれないのに…
結局その非公式雑誌の表紙がその時唯一好きだったグループのBTSだったのであっさり購入。なにやってんだよ。
その雑誌で見たNCT127の写真がこちら。
雑誌では顔の横に名前が書いてありました。
そこで真っ先に目に入った顔と名前が
「JOHNNY ジャニー」
ジャニー。ジャニー。ふーん。ジャニー。へー。
いやごめんなさいって。ごめんなさい。許して許して。とにかく当時の私の頭のなかはこれだったんっすよ先輩。誰にでもそういう時期ってあるじゃないっすか。
名前のインパクトもあったけれど、何よりも頭に強く残ったのが、ビジュアル。
何だ彼は。
頭を色とりどりに染めた俺たちK-POPな男の子たちの中に
執事いんじゃん。
圧倒的な父親オーラに屈服せざるを得ない。
ここにいる彼以外の9人を育てたのは彼だったのか?貫禄が違う。なんなんだ?ジャニー、恐ろしい。彼は一体何者なのだろう。強く惹かれた。
とここまで思いつつも他のアイドルにハマってたまるか…!という謎の意地を捨てきれず検索はしなかった罪人私。七つの大罪に並ぶ8つ目の大罪に認定してほしい。
ここで私のレベルが1上がり、NCT127、とジャニー、を覚える。そのジャニー、ジャニさんこそ、後の私の推しである。
〜英雄編〜
自分の中から消えようとしていた出会いから約一年ちょい、2020年3月、NCT127と再会を果たす。おお懐かしきNCTよ。
その時カムバ活動をしていたバンタンの出ている音楽番組を命がけで全てリアタイしていたときだった。途中で次の週にカムバするアーティストの予告とか出るじゃないですか。伝わってくれ。NEXTWEEK〜って。上に貼った英雄の初ステージの一週間前のミューバンで、そのNEXTWEEKを見たのです。その時の私、「あっNCTカムバするんだ〜」とか言ってた。知ったかぶりすんな!!と喝を入れたい気持ち、よく分かります。Turn back timeしたいです。
そして来たるNEXTWEEK、バンタンはたしか登場順が最後だったので、待っている最中、私は英雄の初ステージを見ることに。
うおお
うおおおお
ブルース・リー!!
演出やらセットがすごい。素直に韓国の音楽番組のスタッフさんすごい。韓国語をちゃっかり半年ほど勉強していた私は韓国語を読めるようになっていたため下の歌詞を読んでいた。ブルース・リーは英語だけど。とりあえずステージ開始30秒でブルース・リーが頭に残って離れない。
歌ってる人の名前書いてくれる番組って非常にありがたいよなあと思いながら[]の中の韓国語も読む。
[ジャニ,All]
お、お前もしかして
あのジャニーなのか?!
そうなんだな?!?!?!今歌ってるのジャニーなんだな?!?!
執事がブルース・リーになって舞い戻ってくるとは誰が想像しただろうか。感動の再会。次は全米泣かせに行かなければ…くらいの使命感に駆られながらステージを見続ける。韓国語には伸ばし棒がないことに気づき、ここでレベルが1上がる。私はジャニーをジャニと呼ぶようになった。
ジャニ頼むから服着て
執事からの振り幅。あれK-POPって露出とか厳しめじゃなかったっけ?ジャニのイメージが執事からシックスパックのブルース・リーになった。もうひとり最初にアップになった人も着ていない。そこにしか目が行かない。けれどそれ以上に曲が良い。
プクプクパンパンにブルース・リーにニュッテーーーーーンが頭から離れるわけがない。サビの振り付けの気迫。直前の動きとの切り替え。純粋に衣装が好み。指に巻いてる包帯?が良い。ラップがどちゃくそに良い。すごく上手い。(低下していく語彙力)
一番はボーカルで、2番はラップ。サビは音程がないように聞こえるラップとボーカルの中間にあるようなあれ。(あれとしか言いようがなかった)多分メインボーカルであるメンバーのキリングパートからのダンスブレイク、サビではまたメインボーカルが高音でハモる。
私の頭の中に描かれていた「K-POPボーイズグループ像」そのものだったのに、
似た雰囲気の曲を一つも知らない。
異彩だ。おもしれえ。バンタンやセブチでこんな感じの曲はあまり見かけないし、新鮮だった。
無事にその日の放送を全て見届け、なんとなくでNCT英雄と検索してミュージックビデオを見てみた。
知ってるぞ!!君!!YUTAだろ!!
と何故か私は中本先輩を知っていた。ユウタという日本人がNCTにいることを再確認し、
あっ君あれだねマークでしょ!!!!
と何故か私はオンユアマークさんも知っていた。理由はどちらも不明だけれどありとあらゆるK-POP関連の記事を読んでるうちに知ったんだろうなあと推測。母国語みたいなものだ。マクユは私の母国語ということで立証。
ここでハマるか?!と思いきや、まだ謎の意地を捨てられない私は、ハンカチを噛みながらも何回も英雄を聴いていた。NCT127、英雄、が私の「K-POPボーイズグループ像」そのものだったが故に、謎にハマりたくなくなってしまった。K-POP全体に足を突っ込んでたまるか!!!という。いやもう突っ込んどるがな。K-POPにハマりたくないというよりかは、ボーイズグループにハマりたくなかったのかもしれない。謎だ。私の七不思議のうちの一つである。
結果、英雄を「なんとなく好きな曲」として認定した。そしてNCTを「一曲だけ好きなグループ」とした。あくまで「一曲だけしか聴いたことないけどそれが好き」なのであって他が嫌いとかではない。EXOのLove shotとか、PENTAGONのShineとか、IKONのLove scenarioとか、AB6IXのBREATHEとかもその部類にいた。英雄もそこに追加。ファンではないけど英雄聴いちゃうんだよね〜に落ち着いた。
ここでNCT127の127をいりちると読むと知る。私はレベルが1上がり、NCT127をいりちると呼ぶようになった。
英雄を聴かなくなってきた頃Punchが出、そのことも知っていたし2、3回は聴いたけれど、案外あっさり通過してしまった。Punch、今では超超大好きなのに……。2つ目の後悔…。
自然消滅、といった具合で英雄編が幕を降ろした。幕、マク、マーク・リー。
このときの私はまだ知らない。この一年後、自分がNCTのファン、シズニになっていることなど。
〜Make a wish編〜
2020年11月初頭ごろ、親愛なるK-POPオタクの友人からMake a wishの存在を教わった。なんか知らんけどこの曲いいわーNCTハマりそうーと言っていた。(後にこの友人もシズニになる)多分この曲がその友人にとっての「なんとなく好きな曲」なんだろうなーと思った。
このときで既にK-POPを好きになってから2年強が経過しており、経験(経験?)の中でマクユジャニに加えてルーカスという人がいるのとテンくんという人がいることを知っていた。ルーカスもテンくんも顔はわかるぞ、というところ。
一瞬素通りしかけるもそういえばNCTに新しい日本人入ったってニュース読んだなと思い出す。確か名前はショウタロウ。ここでようやく私がナイス判断をする。NCT ショウタロウで検索してみた。
そのショウタロウのデビュー曲が、Make a wishだった。
そのショウタロウとやらがどんな人なのか見たかったし、なんとな〜く、Make a wishのMVを再生した。ショウタロウの顔面は把握したし、いざ鑑賞。このときタップしたサムネが、後の私の人生を変えるスイッチだった。
トゥットゥーットゥットゥルルットゥットゥッ(必死の再現)
こ、これは、これは、良い。
悔しいほどにイントロから良い。くそっ、NCT、お前ら一体なんなんだ。あとNCT「U」ってなんなんだ。NCTの中には様々なユニットみたいなものがあるとは知っていたけど、Uか、ふーん。後で調べよ。
ルーカスやん。
ルーカスおるやん。会いたかったで。
開始早々スシローの新幹線的速度で画面に流れ込んでくる良質なネタ。ごめんなさいネタとかじゃないです顔です人間ですえっ人間これ人間????はっ!お、お前は!!英雄で私の目を奪った頼むから服着てくれ②……?!?!会いたかったぞ…!
何度目かの再会の感動とともに、頭にはラップが流れ込んでくる。なんとも言い表せない低音。魅惑、というべきか。おっと、私は謎の意地を捨てきったわけではない。軽率に落ちたりはしない。
キターーーーーーー!!!!!
お目当てのショウタロウだ。初々しさとプロさが同時に存在してるって何?と思いつつ落ちてはいない。ふ〜ん、おもしれ〜奴。ぐらいだ。うん。
へ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
そ〜なんだショウタロウそ〜なんだ〜。そんなことしちゃうんだへ〜〜〜〜〜〜。かっこいいじゃん。やるじゃん。良いじゃん。えなにもう頑張って、分かったって、君がファンの前でパフォーマンスして悲鳴歓声受けるまでくらいなら見届けてやってもいいぜ。が、しかし、まだ落ちてはいない。ここで芽生えたのはショウタロウの祖母人格である。どこまで動くん?な首のアイソレーションばちぼこかっこいいけど顔のアップを見ると童顔で可愛らしいじゃないか。調べてびっくり二十歳だぜ?おいおい、セルカは盛っても年は盛らなくていいんだぞ?とやむを得ず保護本能発動。
タロタロ言って余裕ぶっこいてる1秒後。
ついに"その時"が来る。お待たせしましたついに私がシズニへの第一歩を踏み出すのです。さあもうわかった方も多いのでは。では、全力で再現に入りますね。
あらお嬢ちゃん
ァ゛ラ゛ッ゛ッ゛ッ゛ッ゛?!?!
分かりづらかったかもしれないが、これは正真正銘いわゆる"沼"に落ちたときの音だ。特殊でしょう。人には人の沼落ちです。実はこの「金髪の彼」にアラッッ?!となった理由を書き記したかったのがこの文を書くきっかけだったのだけれど、それが、「ジミンちゃんに見えたから」だ。""と「」使い分けてる意味は特にないです。今見たらいやそんなに激似ではないぞ…?とはなるけれどもなにも知らない人間の目というのは無垢でして…(?)。無垢ってチーズ美味しいよね。
DNA期の。角度の問題なんだろうけど、近いもの、ありません?ただここで私が筋金入りのジミンペンですイェア!!だったら金髪の彼にアラッとなった理由になるのだけれど、私はバリバリのユンギペンだ。松田龍平に似ている私の最推し。そして私は龍平様のお顔も好きだ。探偵はBARにいるが良い。私は星野源も好きだ。綾野剛も好きだ。セブチはハニペンウォヌペンだ。そう、(ハニ除き)みな俗に言う「塩顔」だ。私は完全なる塩顔趣味なのだ。ジミンちゃんも一重ではあるけれどどちらかといえば飴細工のような精密さとか甘さとか、そういう部類だと思う。金髪の彼もそのパジミ類なのだろうか。だったらなんでアラになった??歴代の推したちと照らし合わせても例外すぎる、何かのバグだ。頑張って私の頭。でもほら、知らない人の中に見覚えのある影があれば安心するじゃないですか。そういうことですよ。金髪の彼には実家感があったんだね。
この顔面の方がバグ
皆さん、彼は本当に地球上に存在する生き物なのですか?良すぎて画面内のバグを誰もが疑うでしょうよ。不正ですよこんなの。ありがとうございます。
金髪の彼の顔の全貌がわかりやすい角度がやってきてくれたけれど、にしても例外だ。パジミ類ではなかった。何類だ……??とりあえず金髪の彼は金髪の彼類ってことにしておこう。顔の骨格がしっかりしている。彫りが深い。存在感のある高い鼻、少し目立つ美しい頬骨、凛々しい眉毛。うーーーーーーん、相当例外だ。特殊ケース認定せざるを得ないか…。
驚くなかれ、ここまで例外、例外、例外なのに、私はすっかり金髪の彼に見惚れていた。妙に惹かれるとはこのことだ。初恋を思い出させるこの感覚。うーーーーん………。
ン゛ーーーーーーーーッ゛ッッ…
ン゛ン゛ンンンンン
ハヒャ………
この3枚のうちに私は見事蒸散しました。一旦天地に還りました。戻ってきました。アニョハセヨ。
じろじろ顔面を観察していて気がついた。
彼、目が切れ長だ。奥二重に近いしツリ目気味だ。
好き。
濃いパーツが集結した顔面でありながらも、目元は涼しげだ。今夏からクーリッシュの代替品として使用できると思う。パーツのひとつひとつを目が統べて、濃さを緩和し、さらに整えているのか…??これが引き算の美………???侘び寂びの精神なのか…?濃い顔という第一印象で元々濃い顔趣味の民を沼に突き落とし、どうしてか気になってしまう…という感情に苛まれた残りの民までもを無自覚に沼に蹴り落としている…。と感じる…。ウワ、金髪の彼、ウワ……………。ドーシヨーー……。
ハイパー・顔面・大混乱の渦中で頭に流れ込む歌声もめちゃめちゃに美しい。ウィゴーンフラーイアッウェー……。表情も一つ一つがたまらん。駄目だ、私は、私は、もう金髪の彼から逃げられないのか…。くそっ……ファンに、……なるのか………????
NCTU Make a wish 金髪 🔎
最早無心でGoogleを開いて検索かけていた。もーー知らん。後は野となれ山となれ。負けた。はいはい負けました。私のモットーはアイドルを覚えるときに絶対髪色を当てにしない、なのに金髪で検索かけてる時点でアウトですよ。しゃーない。これが不可抗力です。国語辞典編集部に提出してきます。
ほほう、どうやら彼、シャオジュンという名らしい。シャオジュンで検索。中国人なのか。ほうほう21歳。はへー21歳。誕生日は8月8日、私の知り合いとあと鬼滅の時透くんとおんなじなのね完全に理解した。推しはウィキから始まるもんだと思いとにかくウィキを読みこんだ。
2019年1月、中国ユニットWayVでデビュー。
ん?NCTが…?WayV………??WayVってどっかで聞いたことあるな………?????ん???
一旦WayVを調べる。
威神V。文字面は見たことある。え…どこで見たっけ………。
これはこのときは調べてなかったものなんですけど、
これでした。
これまたバンタンやセブチ目当てで見てた2019のMAMA。ステージの記憶はないけどグループ名の文字面は覚えていた…。そして、シャオジュン、名古屋にいた、と。oh世界。
ここでまたレベルが上がる。WayVはNCTの中のグループ?ユニット?であると知った。
ちなみにいつかルーカスのウィキをこれ以前に読んだことがあって、そのときにもWayVの文字を見ていました。
こんなにもあっさりと金髪の彼ことシャオジュンに落ちてしまい悔しいどころの話ではないものの、Make a Wishを聴き続ける日々。寝る前にスマホを触ったら必ず聴いてしまう。どうしよう。どうしよう。余談ですがテンパレイのどうしようという曲おすすめです。かのキムナムジュン氏が教えてくれた。とこのようにすぐ話題それるマンの私もなかなかMaWの魔力から抜け出すことができずに頭を抱えていた。
友人との当時のラインの履歴を見てみたところ、「NCTは127の英雄とパンチしかしらない」「NCTはジャニさんとシャオジュンが好き」というものがでてきた。私、既にジャニさん好きだったのか???
ちなみにその友人はMaW教えてくれた友達です。ジェヒョンすこって当時言ってた。数多の深夜の会話を繰り返す中で、NCTにハマる〜はまらない〜のラインを反復横とびし続け、90sloveとWork itのリリースも確認するもそこはなんとか素通り(なんとか?)、ワーキッにジャニさんがいることを確認したのだけれど、金髪の長髪は死んだ。軽率で申し訳ないが、真面目に息止まった。
そしてやってくる、
年末。
各受賞式、歌謡祭など続々と開催される年末。
そこで私は超顔面もろもろ激強集団NCT2020を目にした。
MAMAの規模の大きさに度肝抜かれた。英雄のイントロが流れてきたときの懐かしさと高揚感がすごくて涙出てくるかと思った。金髪長髪ということでジャニさんをすぐ見つけることができたのだけれど、相変わらず上裸+ジャケットであ~~~~~ーー貴様!!!着ろ!!と深夜ひとりで叫ぶ私。ああこんなだらしない様子まで書き記していいのだろうか…?ごめんなさい…。
ちなみにKBS歌謡祭の数日前にこの写真を見つけてまんまとジャニさんに再惚れしました。シャオジュンによってNCTガードは破壊されたから、もう変なプライドもなくなっている。ウェルカムトゥーマイワールドジャニさん。
ここからどんどんNCTについて学んで行くのだけれど、何かアイドルに関して学ぶときってあちこちから新しい情報入ってくる感覚ありませんか、どうだろう。たくさんのユニットがあるNCTを学んでくなかで、いりちる履修してたかと思えば気づいたらオンユアマークさんにつられてドリムにシフトしていたりなどなどが発生し、時系列を追うと相当ややこしいことになると今気づいた私。
なのでここからは布教も兼ねたユニット別のハマり理由の解説に移ろうと思います。全ユニットきちんと好きなので全部書きますが、長くなりそうなのでユニット編は次の記事にといたします。
好きになろう!と思ったわけでもないのに気づいたら23人全員好きになってるの、純粋にすげえ。
〜オオサキ・すげえよ・タロ〜
タロのファンカムがものすごい再生数行っているそうで。もう私も何回も見ました。タロは私の中の"気づいたら好きになってた"の代名詞です。ほわほわした雰囲気が可愛くて愛おしくて…。
でもパフォーマンスを見たとき、そんな感情は一切どっかに飛んでしまって、ただひたすらに惹かれて、画面から目が離せなくて虜になったのが衝撃だった。
タロのダンスはとてもじゃないけど私のような素人には解説なんてことできないです。なぜ惹かれるのかわからない。けど、とてもとても魅力的。ダイナミックで、動きが大きくて、動きの止め方、流れ方、ひとつひとつどこにもとっかかりがなくて自然現象のように目の前を流れていく。でもきっとどれも計算しつくされた動きなんだろうな、と考えたときにタロ何者………????になった。
リレーカムで90sloveを踊っているのを見たとき、ああタロに曲のムードが取り憑いてるな、と思った。どんな曲でも着こなすであろう彼がもっとたくさんの音楽の上で舞うのを見てみたい………。そしていつか、大歓声の中照明に照らされてステージに立ってくれ…。
やっぱタロかわいい……。ワイが守るんや…。(????)
〜ヌッキミインヌンソンチャソ〜
ごめんなさいもうソンチャンじゃなくてソンチャソと呼ぶのが癖になってしまって。ヌッキミインヌンはあれですよね、雰囲気がある、って意味でしたよね?(知らん)
90sloveがほんとに大好きでなくなるほど聴いてるのだけど、音楽ってなくなんないからありがたい…。ソンチャンのパートの気だるさ、ラフさにメロメロなんです。
間奏部分のパートは片脚だけでビートの上に乗っているイメージ。それでいて乗りこなしてる。その後のパートになってガラッとひと段階声のトーンが上がり、曲全体のムードが少し変わるもその気だるさのようなものは変わらない。
それこそがソンチャンスタイル、そうだね?そうだろう、ま、私の解釈さ。ははは。
タロと同じくソンチャンも結局どうしてこんなに惹かれるのか分かんないけれど、とてもとても魅力的だ。雰囲気がある。KBS歌謡祭のラップ、最高だ〜〜…。NCTの最強のセンターでリーダーであるテヨンと並んでラップしても全く劣っていなくて、こちらがそれぞれの雰囲気の違いをゆるりと楽しめるレベルなの、えええソンチャン、何者なんだ……。
こちらもどんどんたくさんの楽曲で彼の声を楽しみたい…。オラワクワクすっぞ。
ソンタロ二人とも、センスの上に乗っかった莫大な努力によってそれぞれのスタイルが生まれてるんだろうな…。素敵だ〜〜!!
〜NCT2020になぜハマったのか〜
まとめていくぅ。
シャオジュン好き!になったとはいえそこから履修に踏み切ったのには理由があると思う。年末の歌謡祭シーズンで他グルを追ううちに自然と目にしたNCTのパフォーマンスが頭から離れなかった。
なんで今になってハマったんだ?もっと前からハマってくれと思いながらも、いやこのタイミングでハマったのは必然なのでは?とも思ってる。
まずNCT、とにかく曲がいい。
パフォーマンスがいい。
英雄しかり、MaWしかり、どうカテゴライズしたらいいのかわからないメロディーで、絶対に典型的とは言わせないぞ!な振り付け。誰が歌っているのか、その人がどんな容姿でどんな性格なのか。それを知らなくても、曲、ダンス、歌声、つまりパフォーマンスのみでこちらを魅了出来ている。アイドル、という職業上パフォーマンス以外のこともあれのれ求められてしまうのだろうけど、やっぱりパフォーマンスが何よりだと思う。音楽だけが秀でていても、ダンスだけが秀でていても、それが圧巻かといったらそうではないかもしれない。全て完璧であるのは想像を絶するほど難しいと思うのだけれど、それを体現しているNCT、最強の"アイドル"。
SM独特の曲の表現なのかな?サビ部分をメンバー全員で歌うという形式。メロディーがめちゃめちゃにいいので、少しオラついた曲には迫力が、バラードには感動が大きくプラスされてると思う。にゅってーーーーーんの迫力はここから来てる。FromHomeのサビのどうしょうもない感動、懐かしさ、何がこみあげる感覚もここから来てる。
音楽は好き嫌いが分かれやすいものであるから、全人類全員にこれいいよ!と押しつけることはできない。
けれど、私はNCTの曲がめちゃめちゃに好みだ。素直に、好き。
多分次のユニット別編でも書くだろうけど、私の最推しユニットはいりちるだ。K-POP、というジャンルに属しているのに、ぐっと近寄るとNCT127というジャンルにいるのに気づく。自分たちというジャンルの中にいるからどんな雰囲気の曲だろうともうそれは"NCT127の曲"だしたくさんのいりちる"らしさ"を確立させてて素敵だなぁ…って。ダンスも集団の揃いも、一人一人の踊り方も楽しむことができる…。皆動きに絶妙な違いだったりクセだったりがあって、どれも本人の魅力を底上げしてるからファンカムも見飽きない…クーーーーッッッ。
そして、人数
23人?!?!?!多?!?!おぼえらんねえ!!!とももちろん最初は思った。だけどパフォーマンスを見れば見るほど、23人という大人数がいながらひとつのグループ、パフォーマンスとして成り立っているNCT、そして23人がいなければ成り立たないNCT2020の凄さに気づいていった。
これだけの人数がいても、誰も埋もれていない。それぞれ少人数のユニットに属して活動しているのも要因の一つなんじゃないかな。そしてユニットに属していないタロとソンチャンの凄さもめちゃめちゃに感じる。誰もその他大勢じゃない。誰かを主体として周りにその他がくっついてるんじゃなくて、23人がもう主体。パートの割り振りだったりで差はあるかもしれない。でも、なんのひねりもない言い方にはなるけれど、全員が主役。
単純に考えても23人でのパフォーマンスを見せられるK-POPアイドルって彼らしかいない。その特殊な仕組みが既に唯一無二で、そこにさらにメンバーの個性が上乗せされるのだから、ややこしいとかの次元を超えて、とにかく「楽しい」。ワーイ!!!NCTって楽しい!!!!!!!
要因はいろいろあれど、楽しい!すげえ!面白い!という単純な感情だけでずるずると沼に引きずり込まれている私。そして引きずるNCT。
楽しい!の中にここ好き!ポイントがあり、すげえ!を掘り下げるとある精緻なパフォーマンスに見とれ、、面白い!を探しているとメンバーの人柄に惚れる。
どんどん派生していくようなハマり方、好きになり方(?)だった。
つまりこれが、
開放と拡張。
(個人の感想)
開放と拡張の渦にはまり、抜け出せなくなった。
そして、私はシズニとなったのだ。
…さあ。
シズニになった私だが、もちろん、なったから終わりではない。さらなる沼というものが待ち受けている。
そう、新たなる推しとの出会い。
今の私には、NCTの推しがジャニさんとシャオジュン以外にもうひとりいる。NCTの最推しなのかも…?と言うレベルで好きだ。
さあ、みなさん、私の推しを予想してみよう。(してくれ)
それは、目があったら最後、絶対に狂わされてしまう、
ぴょこん、ぴたん、
お願い、狂わないで私!
あんたが今ここで更に狂ったら、履修のための睡眠時間や出資はどうなっちゃうの?
根気はまだ残ってる、ここを耐えれば、ただの新規シズニのままよ!!
次回!!私!!ヘチャンに狂う!!!ファンカムスタンバイ!!!!
…さあ、シズニロードは永遠です。そしてやがてHighway to heavenが開かれるでしょう。ここまで悟ることは出来ました。
面白いオチなどはありませんが、一人の人間がシズニになる過程の一例をお届けしましたがいかがでしたか。レベル上げしていたかと思えばファンカムスタンバイですよ。いかがも何もないと。ええ。その通りです。ですが人はこうして進化を遂げるのだと思いました。ネオカルチャーテクノロジーに対してさらなる悟りを開けるように精進します。
ここまでは、ちょこんとモンスターサンアンドムーン、JCC、N市第127区町内会の提供でお送りいたしました。それではまたお会いしましょう。