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20181118 last dance


11月18日の今日、
私が1番愛してきたバンド Aqua Timezが最後のライブをした。


たくさんの音楽を作り、たくさんのライブをこなしてきた彼らの歴史が終わってしまった。


まだ、まだ足りないもっとやってよ!
じゃなく、
本当に満たされた気持ちになったライブだった。まだ全然、実感が湧いてないからだとも思うけど…
とにかく素晴らしかった。



セトリ(MCは太志の言葉うろ覚えざっくり)

上昇気流
MASK

MC「緊張を感じている自分を感じている」
MC「みんなもちょっと硬い、
じゃあ、そこのニット帽の人、名前は個人情報になっちゃうから…血液型は?…わからない?!…じゃあ好きな、えーと食べ物は? 」
お客さん「卵」(会場笑い)
MC「じゃあ次は好きな女優さん…セクシー女優でもいいですよ。俺はね、昭和生まれなんでね…えーと……誰かつっこんでくんないの?!」
TASSHI「これ生放送されてますからね」

ALONES
Veronica
生きて
つぼみ
千の夜をこえて
歩み
LOST PARADE
カルぺ・ディエム

彼らの2005~2018までの歴史の映像が流れる

サブステージへ移動
MC「あの頃に戻りたいと思います」
等身大のラブソング
MC「ずっとサブステージを使うというのが夢だった」
MC「僕達とファンが支え合ってきたことの歌」
ヒナユメ

MC「じゃあ夢が叶って満足したのでステージに戻ります」で笑いをとる
メインステージへ戻る
小さな掌
星の見えない夜~一瞬の塵~きらきらのメドレー
Fly fish
自転車
Because you are you
last dance

アンコール
MC「みんなサビを歌ってもらいたい」
しおり
真夜中のオーケストラ
MC「最後のアルバムで伝えたかったことがこの曲に詰まってると思います」
over and over

ダブルアンコール
MC「Aqua Timezをやり抜きます」
決意の朝に
手紙返信
MC「最後はみんなで虹をかけよう」


ざっとの流れ。
セトリが本当に、素晴らしい。
できるだけやろうとしてくれたんだな。
と伝わりました。



まず1曲目の上昇気流。
ほんっとうに嬉しかった。
最近ずっと頭から離れなくて、
ずっとずっとあの

(歌詞) ずっと淋しかった ずっと1人だった 希望と絶望の狭間で揺れていた

のあとの太志の「そうだろう?!」がもう一度聴きたいと思っていた。
夢が叶った、と思った。
いつものようにやっていた上昇気流もいつからか最近ではやらなくなっていて、
私の初めて行った2010年の頃のライブが甦った。変わらない。きっとみんなが愛している瞬間だった。



2曲目のMASK
またやってくれた、良かった、また聴けた。
と思った。
最近のライブではいつもいつもやってた。
本当に大好きな曲。

当時CDを買った時の帯に
「曇らずに生きて欲しい だから雨を嫌わないで」
の歌詞が選ばれていたのが蘇った。
MASKは抽選のリリイベがあって、
Aqua Timezへのメッセージにめちゃくちゃな長文で愛を語ったら、当たった。
今調べたら200名だって。
SMEの乃木坂スタジオだった。
あのリリイベで1980を初披露して、
ファンへの感謝や「ツイート」という歌詞で思わず太志はTwitterをやりたがっていたなってふふってなった思い出がある。

MASKには大好きな歌詞がある。

「こらえきれるようになってしまって 悲しいのに泣けなかった 僕ずっと 僕ずっと 泣きたかったんだなぁ」

今日もまた聴けて、本当に、幸せでした。




3曲目ALONES
ブレークタイムが終わって、
皆が歓声を上げた。
これも今年に入ってから久しぶりにやってくれるようになった曲だから。
いつになっても、
太志の入り
「折れた~」の声が美しくて、嬉しくなる。
みんなでハンズクラップをする。
最後の大ちゃんのALONESのソロ。
耳に焼き付けた。いつもいつもかっこいい。
最後のサビで、MVが蘇る。
MVのために募ったファンの前で、ライブをしている5人の背後からの映像。
跳ね回る太志の足。mayuちゃんが一生懸命鍵盤を弾いてる姿。
いつもファンの温かみを感じる曲、大好き。




4曲目 Veronica
ALONESが終わった瞬間すぐに舞台の真ん中に走っていくOKP。そして舞台の頂上へ。
ど真ん中1番高いところで、めちゃくちゃにかっこいいソロを弾くOKP。
私は本当に本当に彼の弾くベースが大好きだ。OKPの見せ場に嬉しくて嬉しくて拍手しながら号泣した。
Veronicaのベースはめちゃくちゃかっこいいの。




5曲目 生きて
どこをとっても、素晴らしい曲をまた聴けた。この曲を聴くと、自分の抱えてる問題に凛とした気持ちで向き合えるような気がする。
本当に本当にAqua Timezの中ですごく素晴らしい曲。
「生きてゆくっていうことは 涙がこぼれるほど それほど それほど 切ないけど 生きてゆくっていうことは 涙がこぼれるほど それほど それほど 素晴らしいものだろう」

「傷ついたことばかりで 傷つけてきたこと 歌にはしなかったこと」

「人の厳しさが尖った氷にしか思えずに ここまで ここまで 来てしまったけど 二度と逢えない人がくれたその氷は今 こんなに あたたかい涙になった」

とにかく太志の歌詞が全部を言ってくれていて、聴ける度に幸せでした。
こんなにすごい曲は無いなと思います。




6曲目 つぼみ
昨日見た10周年記念ベストアルバムのREDの特典についていた、
ファンが好きな歌詞を掲げている映像を繋げて作ったPVが過ぎった。
「もし怖い夢を見たら すぐに僕を起こせばいいさ」
という歌詞は、どれだけの人をあったかい気持ちにさせたんだろう。
私はこの曲はすごく優しさが滲んでいて大好きで、泣きじゃくってしまった。




7曲目 千の夜をこえて
きた、と思った。
やるとは思ってた。これも静かな歓声が上がった。
中学生の時、永遠にAqua TimezのMVにかぶりついて見ていたわたしは、
いつもMVを思い出す。
ブランコに乗ってる女の子。歩き出す。
その中で歌う太志、最後のサビで首を左右に振る。あの仕草が大好きだった。
この曲の歌詞、大人になって少しだけわかってきたような気がするね。




8曲目 歩み
予想外だった。
ほんっっっとうにうれしかった。
物凄くかっこいい曲。
かっこいいかっこいいと思って、MVを齧り付くように見てたあの頃の曲。
ライブでは映像にノイズが入って、照明もビリビリして、すごくかっこよかった。うれしかった。あのドラムと舐めるようなギターのフレーズが大好きだ。あー




9曲目 LOST PARADE
また聴けると思ってなかった!
11/3の対バンライブで聴けた時も奇跡だと思ったくらいだったから。
team AQUAの人もほとんどのひとがこの曲を愛してやまないと思う。それをちゃんと分かってくれているんだなあと、思った。
エルフの涙のときのような柔らかい色のアニメーションがついて、よかった。
曲が大事にされていると感じた。美しかった。




10曲目 カルペ・ディエム
この曲もきっとみんなが愛してやまない曲。
ひたすらに太志の声が美しく伸びる曲。
この曲はやらないんじゃないかと思ってた、喉に負担がかかりそうで。
でもちゃんと美しくて美しくて

「変わらないものってさ ほんとに綺麗だね
でも綺麗なものって 変わってしまうんだ」

こんなに美しい曲を作ってくれて本当にありがとうと思いました。太志の高音は本当に美しい。

「あなたを覚えてたい」

という歌詞に観ていた人全員が共感したと思う。苦しくて悲しくて美しかった。



~2005年から2018年までの映像~
初期は渋谷、大宮、柏などで路上ライブをしていたこと。2010年頃からは、私もライブに行けるようになったからすごく馴染みのある5人の姿ばっかり。こんなにこんなに一緒に過ごせたんだなあと嬉しかった。




11曲目 等身大のラブソング
映像のあと 「Back to 2005」という文字が表示されて、後ろの方から歓声が上がった。振り向くとサブステージに5人の姿。
あんな所にステージあるんだ!近くの人いいなあ!ってなりました。
映像を見つつ、いつも通りみんなで「百万回の愛してるなんかよりも」を合唱した。
いつだってあったこの合唱の時間が今日は最後だったなんて、全然信じられてない。
mayuちゃんの力強いコーラスも変わらない。いつも聴いてたこの曲、本当に聴けなくなっちゃうの?
全然わかってなくて、ただ楽しかった。みんなにこにこしてた。




12曲目 ヒナユメ
ファンとの曲と言っていて、嬉しかった。
私たちを信じてくれていて嬉しい。
大好きなAqua Timezらしい優しい曲。
「お願い、僕の手を握っていて」
モニターに夢中で、少し上の空になってしまったけど、これも聞けて嬉しかった。




13曲目 小さな掌
メインステージに戻った彼ら。
戻る途中に私の席のすぐ近くを通って、母がTASSHIとハイタッチをした。私もしたかったよ~~
ライブ前日にTASSHIが小さな掌の歌詞をあげていたのを思い出した。
最近になって、大切なものが何かを考える機会が増えているから、
MVをまた思い出しながら涙した。
しあわせってなんだろね
って、思ったらこの曲を聴けばいいんだねって思い出させられた。
後のアンコールのMCで大ちゃんがこの曲で涙を堪えていたことを告白。この曲を作曲した当時、太志が声が出なくなってライブを延期していて、それでも作りたいと5人でパソコンを囲んで作ったことを思い出したんだって。
どこをとってもAqua Timezはいつもファンのことを人間としてしっかり捉えて大切にしていて、大好き。

14曲目 星の見えない夜→一瞬の塵→きらきら

星の見えない夜は聴けると思ってた人いないんじゃないかな?!
わたしはいつもこの曲を夜の帰り道に聴いて、ちょっと泣いてた思い出がある。
うれしかった。

一瞬の塵、ほんとかっこよかった。
この曲で始まるライブも過去にあったから、記憶が戻った。かっこよくてたまらない。
ちゃんと「今、現在38年目の駆け出し」って歌ってた。10年も経ったなんて信じられない。

きらきら
これも聴けると思ってなかった。大好きで最高な曲。
「潮風と波音の響きあい」の部分は下がる音程でした。ライブならではの太志の歌い方。久しぶりに聴けた。






15曲目 Fly Fish
みんな好きね!
イントロで大盛り上がり。
たのしかった~!
あれ歌うの息継ぎ大変だろうな、
とてもたのしかった!

それとなんと全員のソロパートがあった。Aqua Timezは意外と知られていないと思うけど、演奏もめちゃくちゃかっこいい。OKPのどちゃくそかっこいいベース、大ちゃんのキレキレの早弾き、mayuちゃんの綺麗なハーモニー、TASSHIの笑顔ドラム。かっこよかった~!!!!

 



16曲目 自転車
これは、また、私の夢が叶った。
最後のライブでは自転車でタオルを回したいと思ってた。本当に嬉しかった。ずっとずっと、聴きたかった。
サビをうたって、と促されてみんなで歌いました。スキ。幸せだった。
思い残すことは無いなとここで思ってしまったくらい、嬉しかった。




17曲目 because you are you
本当にAqua Timezらしい曲の1つだと思います。肯定してくれる曲。
「I love you because you are you」
の文字がモニターに表示されて、
みんなで合唱しました。
会場がみんなの声だけになる瞬間って本当に感動してしまうよね。
mayuちゃん泣いてたよね?




18曲目 last dance
一気にみんなのすすり泣く音が大きくなった。「夜更かしだったら付き合うけど」のOKPのコーラスが印象的だった。優しい。
「お願い またどこかで逢えると言って」
の最高音の太志の歌声と祈るような笑顔。
そんなのこっちのセリフで、
ここまで頑張ってくれてありがとう。とまた思いました。



19曲目 銀河鉄道の夜
一気に星空のようなライトが散りばめられた。
美しい曲がまた。伸びて伸びて。
この曲でライブが終わる定番を知っているから、悟る。本編最後の曲だ。
美しい照明をそのままに、去っていくメンバー。
嫌だ行かないで!と叫んでしまいそうになった。アンコールあるって分かってるのに。本当に遠くへ行ってしまうようだった。




Aqua Timezのアンコールを求める手拍子は、他のアーティストとは違う。少なくとも私が見たことあるアーティストとは、圧倒的に違う。いつも必ず「アンコール!」という掛け声と決して早くなったりせずに全員が同じ速度で手拍子を叩く。
これは本当に、Aqua Timezだからこそできあがる空間だなといつも思う。
誰も乱そうとしない心地のいい手拍子。思いのこもった合わせて叫ぶ掛け声。
Aqua Timezの優しさがファンに優しさを与えてる。と思うほんとに好き。


アンコールで出てきたら、
いつも通り記念撮影。生放送中なのに。
これが地味にとてもすき。
横に広い会場の時とか、自然とみんな座席無視して真ん中に寄るの。信頼関係すごいの。
今回は寄らなくても写ったみたいです。笑




アンコール1曲目 しおり
聴きたいと思ってた、聴けてよかったあ。
こんなに爽やかでドキドキする素敵な曲ないよね?
太志が「みんなにサビを歌って欲しい」と言って、1番のサビをみんなで歌った。

「そよ風の帰り道 決まって夕方5時 駅前の時計台そこで待ち合わせる 2分半遅刻して小走りで駆け寄ってくるあなたを抱きしめた 遥か遠い日の夕暮れ」

オレンジ色の照明が綺麗だった。

わたしはしおりのMVの2番で首を傾げて歌う太志の仕草が大好きだ。




アンコール2曲目 真夜中のオーケストラ
太志が歌う歌詞ははっきり聞こえる。
聞く度に、本当にすごいと思う。
「幸せなんて 小さなスプーンで掬えるくらいで十分なんだ 」
だもんね。
聴けて本当にありがたかった。




アンコール3曲目 over and over
最後のアルバムで伝えたかったことがこの曲に詰まってるという太志のMCを聞いてからすぐに、
「君を独りにさせようとする 言葉なんか聞かなくていいんだよ 音楽を聴こう 歌を歌おう 思ったよりこの星は淋しくないはず」

の歌詞。
なんでこの人はずっと優しい目線で、まっすぐ考えられるんだろう。すごい。
これを伝えようといつもいつも頑張ってくれていたんだなと思って涙した。



「一旦…」と太志が言い残して、またメンバーがはけた。



ダブルアンコール1曲目 決意の朝に
「Aqua Timezをやり抜きます」という太志の言葉で、ロッキンでも同じように言っていたのを思い出した。
これは決意の朝にをやる、という合図だ。
私がAqua Timezに出会えた曲。

私は家族と片手に収まる回数ぐらいしか、映画を見に行ったことが無い。高いから。
その中で本当に偶然たまたま、何故かブレイブストーリーをみることになって、Aqua Timezと出会った。

もしあの時、ブレイブストーリーを見に行って無かったら…と思ったらゾッとした。
私の12年を一緒に過ごしてくれたAqua Timezに出会えて本当によかった。本当に愛している曲を、彼らがとても大事にしてくれていて、嬉しかった。




ダブルアンコール2曲目 手紙返信
太志が前のライブでこの曲はファンだけじゃなく、OKPにあてた歌でもあると言っていた。
この曲は、太志の声がほとんど枯れていて、苦しそうででも精一杯歌っていてにこにこしていて、がんばっていて、胸がいっぱいになった。ありがとう。




ダブルアンコール3曲目 虹
最後は、虹。やっぱりそうだよね。
よかった。
いつからか飽きていた虹が、そのありがたみが重かった。本当に最後が虹で良かった。やっぱり、大事な曲だった。
太志の声は戻っていて、「いつもの」虹が終わってしまった。
信じられなかった。
でもライブが終わることは受け入れられた。
すごく満たされたいっぱいだった。


5人が舞台上で手を繋いで長くお辞儀をした。それから、できるだけの通路を全員が回ってくれた。

わたしは、ずっとずっと憧れだったOKPとここでハイタッチできました。
OKPの人柄、ベースのかっこよすぎる音、指の動き、笑顔、全部愛してる人とハイタッチして、感激して震えて号泣してしまった。






本当にうれしかった。
本当に本当にありがとうございました。
Aqua Timezは今までの私の人生のほとんどを一緒に過ごした、大切なバンドです。
手紙にも書いたけど、
Aqua Timezの音楽は私たちファンが愛し続けていくから安心してね。
出会えてなかったら、私はたぶん、本当に自分の主張もなく、何かしらに1歩踏み出すなんてことも全然できない人間になっていたと思う。
本当に愛しています。


私の個人的なライブレポはこれで終わり!
めちゃくちゃ長くてキモくてつまらない文章になってしまったけど、
まだまだ、書き足りないや…。
でもとりあえず、今日は終わり。
記憶が消えないように。
私の時代がひとつ終わったなと思う。
これからも生きていこうね。

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