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朝型社会やめませんか

はじめまして。私は小学6年生の夏から今まで、起立性調節障害(OD) という病気を患っている高校2年生です。
昨今、日本では不登校の生徒が増えており、その大きな原因の一つに朝の登校時間の早さがあると私は考えています。
起立性調節障害(OD)は、自律神経の働きが乱れることで血圧や心拍の調整がうまくできなくなり、立ちくらみ、めまい、動悸、倦怠感、朝起きられない等の症状が現れる病気です。まだ解明されていないことが多くある病気です。特に思春期の子どもに多く、学校生活に支障をきたすこともあります。適切な生活習慣の改善や治療によって症状を和らげることができます。私のように、この病気を持つ生徒は全国に中高生合計で約70万人いると言われています。(起立性調節障害-日本小児科医学会より)ですが、現状の学校制度では、朝8時台の登校が当たり前とされており、これが大きな壁になっています。
私は中学校3年間、本当は学校に行きたいけれど、長期間休んで行きづらい、朝起きれなくて行けない、そんな気持ちを抱えて生きてきました。体調が悪くても「学校に行かなきゃ」という気持ちで無理をしながら登校してきました。
しかし、それができずに不登校になってしまう児童は多くいます。「学校に行きたいのに行けない」 そんな子どもたちを救うために、登校時間を遅らせること を提案したいのです。
例えば、東京都がモデルケースとして「9時登校」の学校を試験的に導入することはできないでしょうか? 海外では、登校時間を遅らせることで 成績向上や出席率の改善 が見られた事例もあります。
また、9時登校になれば、先生方にとってもメリットがあるのではないかと思います。教師の長時間労働が問題視される中で、勤務時間を少し後ろ倒しにすることで、朝の負担が軽減される可能性があります。
東京都 が子どもたちの未来のために、新しい教育の形を模索してくださることを願っております。どうか、この提案をご検討いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

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