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リアルライフゲーム第9話『ゲームも人生も「ストーリー」で面白くなる』

 注)本作品は「人生をゲームのように攻略する」をテーマにした『リアルライフゲーム構想』において各種ツールや考え方を整理するための創作です。本構想がゲーム化・アプリ化・漫画化・映像化・作品化したらいいなと思っています。コーチングサービスは私の手で展開されます。多分。

全記事はこちら

まだだな…

このゲーム

ボリュームやばくないか?

そうですね

これまでの話
あなたの
メインミッションは

「より良い人生にする」
そのために
「メインミッションを明確にする」


というのを
掲げてきましたね

そして
「メインミッションを明確にする」
というのに
「ストーリー」
が役に立ちますので

今回は
「ストーリー」
の項目を
アンロックしましょう

「ストーリー」

っていうのは

一般的な言葉というか

専門用語とかじゃないよな?

漫画とかゲームでの

話の流れというか

物語の中身というか

そういうことだよな?

そうですね

リアルライフゲームでも
「ストーリー」
「物語」
「お話」

そうしたものを
「ストーリー」
としてまとめます

ゲームや漫画を
イメージする方が
分かりやすいです

例えば
『NARUTO』
ご存じですかね?

知っていたら
簡単でいいので
「ストーリー」を
まとめてください

そりゃ知ってるよ

もう名作だもの

ただまとめるといってもな…

うーん

「主人公のナルトが
火影を目指して
色々頑張る話」


みたいなことか?

今はその息子の続編
『BORUTO』

が面白いよな。

ありがとうございます
良いまとめですね

『NARUTO』では
主人公と言える
「うずまきナルト」の

幼少期の孤立
九尾を封じられた子
火影を目指した成長


こうした背景から
ストーリーが始まりますね

では
他の作品ですと
『ワンピース』
はどうですか?

それなら簡単よ!

ルフィが海賊王を目指して
ワンピースを探したり
仲間が出来ていったり
むかつくやつをぶっ飛ばす

そんな感じだろ。

ずいぶんと
大雑把ですが
良い感じですね

ワンピースを探す
海賊王になる


こうしたところに向けて
ストーリーが進んでいきます

ここまでの話のように
作品ごとに
ストーリーがあり


登場人物ごとにも
それぞれの
ストーリーがあります

こうしたストーリーが
「話の展開」
ひいては「作品自体」
面白くしてくれます

まあ
そういうもんだろう。

当たり前のことというか…

漫画やアニメは

面白く作っているんだから

面白くなるような

ストーリーが練られてるわけで。

『キングダム』とか
『呪術廻戦』とか
『進撃の巨人』とか

戦闘描写はもちろん

流行ってる漫画は

ストーリーもおもろいもんな。

そうですね

ゲームや漫画には
ストーリーがあり

そのストーリーが
その先どうなるのか
どう紡がれていくのか

そうした
未来への期待
展開へのワクワク

そうしたストーリーが
作品自体を
豊かにしてくれます

こうした
「期待」
「展望」
「ワクワク」



読み手にとっては
モチベーションになるので
読み続けられるわけですね

同じように
リアルライフゲームでも
ストーリーがあることで
冒険を続けやすくなります

ストーリーの重要さは

なんとなくわかってきたが、

「リアルライフゲームでも
ストーリーがある」

っていうのは

結局どういうことなんだ?

何かしらの
このゲームの話の設定

みたいなのがあるのか?

いえ

こちらで設定するような
ストーリーはありません


毎度のことですが
リアルライフゲームの
主人公はあなたです

なので
リアルライフゲームで
作っていくのは
「あなたのストーリー」
となります

「自分自身のストーリー」?

っていうのは

どういうことなんだ?

まだ理解できていないんだが…

そうですね

例えるとすれば
あなたが主人公の
漫画や小説
があるとして

これまでどんな話だったのか
この先どんな話になりそうか
どういう展開になると面白いか

という感じですね

「あなた自身の人生」

「1つのストーリー」
として
捉えるということです

そして
ストーリーを作ることが
リアルライフゲームの
1つの攻略法になります

自分が主人公の漫画ね…

もしそういうものがあるなら

面白いものにしたいな。

そうですね

一度きりの人生ですから
とびきり面白いものに
していきましょう

リアルライフゲームでは
シミュレーションも出来ますが

最終的には
自分の一度きりの人生を
動かしていくことになりますからね

シミュレーションもあるのか。

リアルライフゲームの攻略に

ストーリーが役立つってのは

なんとなく分かったんだが、

ストーリーを作ることには

具体的には

どういうメリットがあるんだ?

リアルライフゲームにおける
「ストーリー」の
メリットとしては

「この先の人生を
どのようにしていきたいのか」

が分かりやすくなることで

自分の人生を
どんな風にできるかの期待

未来への活力
モチベーションに繋がります

話の展開が楽しみな漫画は
続きが読みたくなる
というのと同じで

自分の人生の続きが
楽しみになることによって
活力が沸いてきます

なので
ストーリーを作ることが
おススメの攻略法になるわけです

なるほどな~

まあ確かに

ゲームだとしても

ストーリーが面白いほうが

プレイするモチベ沸くよな。

で、どうやったら

ストーリーは作れるんだ?

そうですね
1つずつ進めましょう

ストーリー作りの1歩目は
アニメや漫画によくある
「これまでのあらすじ」
を作るイメージです

ストーリーにおける
「これまでのあらすじ」
構成するものには

過去
「経験」
「境遇」
「歴史」

そして
そこから生じる

現在
「人物像」
「価値観」
「夢や目標」

などがあります

「これまでの」あらすじ
ということなので

未来のことではなく
「過去を振り返る」
「現在地を確認する」


というイメージですね

「これまでのあらすじ」
を作るために

「過去を振り返る」
そして

「現在地を確認する」
ね。

「これまでのあらすじ」

というのは分かりやすいな。

巻数の多い漫画だと

今何の話だっけ?ってなるしな。

漫画の続きを
楽しく読み進めるために

「これまでのあらすじ」
を振り返る
ことが
大事ということですね

また、これから
新しい話を読み始める
という時にも

「これまでのあらすじ」
のような
「経緯」「境遇」
「現在の状況」

が分かっていると

感情移入がしやすく
続きが期待できるものです

なるほどな。

確かに、

漫画『キングダム』とかは

主人公の「信」

過去のいきさつとか

今の思いや境遇

描いてくれているから

感情移入しやすい、

続きが気になる、

そういうことだな。

そういうことですね

主人公がどのような
人生を歩んできたのか


何を経験して
どんな背景があって
どんな設定があって
どういう人物なのか


漫画でもアニメでも
過去
「これまでの話」
があることによって

未来
「これからのストーリー」
が描けるようになります

この先の展開はどうなるのか
どんなストーリーを生まれるのか


そのためには
「これまでのあらすじ」
が必要なわけですね

リアルライフゲームでは
「自分自身を主人公として」
考えていくことになります

であれば

自分自身について

「これまでのあらすじ」
について

同じようなことを

振り返ればいいのか?

その通りです

あなた自身がこれまでに
何を経験して
どんな背景があって
どういう人物なのか

「経験」「境遇」
「価値観」「夢や目標」


こうした
あなた自身の
「これまでのあらすじ」

を振り返ることで

この先あなたの人生が
「どんなストーリーになるか」

あるいは
「どんなストーリーにしたいか」
を考えやすくなります

ん?
ちょっと待て、

「どんなストーリーにしたいか

ということは

ストーリーは

自分で勝手に作っていいのか?

よく気づきましたね
その通りです

リアルライフゲームでは
「この先のストーリー」

自分で作っていいのです

自分自身を主人公に
自分が紡ぎたい話を
自分でイメージする

そういう感じですね

そういうことなのか…

ただそう言われても

自分の人生を

どういう話にしたい

というのが

現状
イメージできないんだよな…

まあ
簡単ではないでしょう

自分自身のストーリーを
考える方法としては

「自分の人生のキャッチコピー」
を作るというのも似ています

ゲームや漫画でもよくある
キャッチコピーと同じイメージです

キャッチコピーねえ…

まあそう思うと

少しわかりやすいか。

キャッチコピーのまとめサイト

見てきたが

スト2の
「俺より強い奴に会いに行く」

Undertaleの
「誰も死ななくていいやさしいRPG」

とか好きだな。

そんな風にカッコよく
キャッチコピーを
付けてほしいですね

私の人生は
「○○○という物語」
という感じです

漫画でも
『NARUTO』
「落ちこぼれ忍者の
試練に満ちた成長物語」


『BORUTO』
「火影を目指した少年の物語は
新時代へと受け継がれる!!」


というコピーが
HPにありましたね

あなたの場合は
どのような
キャッチコピーが
良さそうですかね?

うーん

難しいな…

自分の人生を

どんな風に

名づけたらいいものか…

まあ
「ストーリーの名づけ」
は難しいと思います

いくつか整理が出来てきて
思い浮かぶものだと思いますので
後回しでもいいでしょう

最初に
取り掛かりやすいのは
「これまでのあらすじ」

なので

ここからは実際に
リアルライフゲームにおける
「これまでのあらすじ」

を作っていきましょう

「これまでのあらすじ」
要は

自分のこれまでの

人生を振り返る


ってことだよな?

そうですね

まずは過去
「経験」「境遇」

そして現在
「価値観」「夢や目標」

こうしたものが
明確になることで
ストーリーの
基盤が整う
かと思います

「これまでのあらすじ」
を作るために

いくつかの
「チャレンジクエスト」
を設定しています

皆様におススメできる
ワーク課題
ゲームらしく言えば
修行修練ですね

さっそく1つ
取り組んでみますか?

でたな
チャレンジクエスト!

そうだな、

「これまでのあらすじ」

も簡単にはいかなそうだし

早速やってみようか。

いい心意気です

「これまでのあらすじ」
を作るのに役立つ

チャレンジクエストには
以下のようなものがあります

「人生年表を作る」
「人生の印象に残った出来事」
「小中高・学生時代に何してた?」
「父・母はどんな人?」
「尊敬する人・作品の人物」
「出会いに感謝しているもの」
「今の自分の考えはどこから来た?」
「人生の成長ポイントを振り返る」
「ハマってきた歴を振り返る」
「好きなストーリーはどんな話?」
「克服したい悩み・コンプレックス」
「自分の特殊な境遇は?」
「これまでの貴重な経験」
「これまでの人生で許せない事」

…ふう

似たようなものもありますが
こんな感じでしょうか

どのチャレンジクエストも
「これまでのあらすじ」を
作るのに役立つかと思います

もちろん
1度に全てこなすのは
難しいかと思います


焦らず1つ1つ
進めていきましょう

参考資料
『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』

なるほど

色々あるんだな…

どれからやるのが

良いんだろうか?

それでは
少し時間を取って

いくつかの
チャレンジクエストを
実際にやってみましょう

きっと
「自己理解」も進んで
各種ステータスも
レベルアップするでしょう

(こりゃ次回ですね)

よし、

よろしく頼むぞ!

(こりゃ次回だな)

次回
『人生の「これまでのあらすじ」と自己理解』



作者あとがき

自分の人生のストーリーがつまらない

「なんだか毎日がつまらない」というのは、よくある悩みだと思います。どうしてもっと刺激的にならないのだろうか、と思うでしょう。私も自身の人生についてそう思うことがあります。ゲームや漫画のように、リアルライフがならないのは「人間らしさ」が邪魔をしているのだと考えています。生物としての人間には原始時代や狩猟時代の本能が備わっており、現状維持をしたい、リスクを冒したくない、安定を好むという性質から見れば「つまらない人生」が正しい選択でもあると言えるのでしょう。でも「つまらない」と思えるような人生であれば、面白くしていけばいいと思っています。ストーリーという項目があれば、そうした「今自分の人生のストーリーがつまらないんだ」ということに気が付いて、「そういう人生を選択してしまっているんだ」ということに気が付いて、気が付いて初めて「何とかしよう」そう思えるのだと考えています。キャッチコピーを作るというのは難しい作業ですが是非とも作ってほしいです。私は「人間の可能性の発揮の研究家になる」や「目の前の人の人生を良いものにする魔法が使える」、そして「プロや専門家や研究家として自分の可能性を発揮して生きる」そんなイメージがあります。1つに絞れているわけでもなく、大まかな枠組みですが、時々によって変化していったり、優先度が変わることもありますが、その分柔軟性があります。1つのストーリーに力を注ぐ、集中して他を切り捨てるという生き方もあり、そうした方が成果が出やすいかもしれません。今後の自分の人生がどんな風に変化していくのか、どんな課題や障壁や試練があるのか、今から不安もたくさんですが、楽しみもありますね。

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