withコロナの時代、新入社員は羊を飼い畑を耕す・・・

こんにちは！

VMDコンサルタントの藤井雅範です。

ワールドというアパレルメーカーに入社して２９年、独立してから６年。

３５年間、ずっとVMD（ヴィジュアル・マーチャンダイジング）の仕事をしています。

さて、アパレルメーカーの新入社員の仕事は？

『新入社員の仕事は屋上のカシミヤ山羊の餌やり！？』

これは僕が株式会社ワールドというアパレルメーカーに入社した頃、まことしやかに先輩に教えられたことです。

上質なカシミヤニットを作っていたので信じてしまいますよね？

当時の畑崎広敏社長は神戸の三ノ宮の南エリアを一大ワールドエリアとして広げていこうと構想していたらしい。周辺にはすでにワールドの社屋も多数あったし。

そんな時ポートアイランドができて、神戸市からファッションタウン構想を持ちかけられたそうです。

ワールドだけでなく複数のファッション企業の集合体のファッションタウンです。

それなら、と今度は地上高く伸ばす方向へシフト。

そして１９８４年に、当時神戸で一番の高さのビルを本当に作った！

さぞワクワクする構想だったことでしょうね〜

かくして翌年入社した僕たちは、神戸一の高層ビルの屋上でカシミヤ山羊に餌を与えることとなった（笑）

withコロナの時代

昨日、“withコロナの時代、ワクワクする様な未来を想像してそれに向かって準備しよう”という記事を書きました⬇
https://vmd-lighthouse.com/vmd/17879/

これからの、withコロナの時代、会社の“立地”はどうなっていくのでしょう？

もう高層ビルではないでしょうね。三密が揃ってしまいますから。

都市部に集中することもない。通勤ラッシュは三密だし、リモートワークが多くなれば高い家賃の都市部に社屋を構える必要もない。

神戸付近なら、たとえば温暖な淡路島に、平屋でオープンエアースペースをふんだんに取り入れた社屋を作る。

風通しの良い自然あふれる土地ではクリエイションも捗ることでしょう。

そして新入社員は草原に放たれた羊に餌を与え、大地でタマネギを育てる！

確実に地球との距離が近づく方向へ

そんな妄想をしているとワクワクしてきます・・・

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