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髪を整えたら気持ちが落ち着いた

9月30日(金)

秋分の前あたり、1週間ほどモヤモヤしている期間があった。

何をしても、何をしていなくても、どうにも足りないような気持ち。

時期的なものかな〜と思いつつも、心の何処かではずっと気になってて払いきれなかった。

あまりにも続くので、布団でゴロゴロしながら、何したらいいのかなあなんてひとりごとを呟いていたら、脳内で「そんなんいいからお前はとっとと美容院行ってこい!!!話はそれからだ!」と割と怒った口調で返されて、苦笑いした。

もう一方の冷静なわたしからの言葉だったのか、直感的なものだったのか、とにかく美容院に行けとしかわからなかったけれど、その2日後には1ヶ月前から予約を取っていた美容院の予定が入っていて、まだ2日は待ってくださいよと思いつつ、とりあえずあと2日はモヤモヤするってことか、じゃあ諦めて美容院を心待ちにしてよ、となんとなく切り替えられて、少しだけモヤモヤが減った。

いざ、美容院当日。

担当のお兄さんにこの色にしたい、この髪型にしたいと写真を見せながら相談。

前回の色落ちが綺麗だったからそのまま放置していてもいっか〜くらいの軽い気持ちで時間が経っていたのだけれど、さすがに5ヶ月も経っていたので、伸ばしっぱなしの髪の根本は黒が目立って綺麗な髪とは言い難かった。

これとおさらばできるのかと思うと、少し気持ちが軽くなって、本当はもっと早く綺麗にしたかったんだなと自分の気持ちに気づいた。

美容院はどうしても苦手意識があって、頻繁に行くのは嫌なのだけれど、行かないのも嫌なんだなと自分のことがまたひとつわかった。

そうして、伝えた通りの色と伝えた通りの髪型にしてもらった時にはもう嬉しくて、切った髪の毛と一緒に憑き物も落ちたような気分がしていた。

本当に望んでいた色と髪型になったので、お兄さん天才と言いながらるんるんで帰宅した。


あの時の冷静なわたしだか直感だかの言っていた通り、美容院に行って髪のすべてを整えてもらったら気持ちも落ち着いて、モヤモヤしなくなっていた。

そりゃあ、あの髪じゃとりあえず美容院だ!って言われるなと思うくらい、今がとても綺麗で、見た目を自分の好きなようにしておくってわたしにとっては重要度高めだったんだなと思い出した。

あれから1週間以上経ったが、毎日鏡を見れば可愛い色がそこにあって、それだけで機嫌が良くなるのだ。

街中を歩いていても、あの車の色可愛い、あの看板の色綺麗、あの服の色味可愛い、と色ばかりに目がいくわたしにとって色が本当に大事だと分かっていたはずなのに、日常にかまけてするすると優先度を下げていたんだと気づいた。

次はせめて年末に来てくれると髪色維持しやすいとお兄さんにも言われたので、自分のためにそれはやってあげようと思う。

今回は灰色がかった紫に染めたので、次は水色にしようかと思っている。

派手髪だと自分の中でひとつ整うので最高。


今日も、ありがとうございました。

まるすけ

ぽかぽかします。