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暮らしの手帖 vol.1 〜冬〜 

師走

せかせか、せかせかと
お家や身の回りを整える作業に
家族総出で取り組む

明日から寒気が降りてきて、
雪が降る予定

そんなこんなな、田舎の冬の暮らしの記録を
ここに記そうと・・・

この冬から、田舎に戻ってきたわたしは、
これまでほとんどと言っていいほどに
携わってこなかった『家の日々の暮らしのお仕事』
それは、『生きていくための暮らしの力』
を覚えて、身に付けていきたいと思っているのです


田舎暮らしをしている我が家は
2つの畑をもっています

おじいちゃんが亡くなってからは、
父が主となり、母と協力して
仕事終わりや休日に畑仕事に精を出しています

さてさて、天気予報によると、
明日から雪が降る模様

畑に育つ野菜たちを雪から守る
『雪対策』が急務です、、、、

〇白菜の巻き巻きになった葉を紐でしばる
(葉に霜がおりて傷まないようにするため)
〇大根の土から出ている部分に土をかぶせる
(大根が凍らないようにするため)

↓ ↓ ↓

これは、
霜が降りたり、気温が0度以下になったりすると、
植物(野菜)の細胞内の水分が凍り、葉や実、大根の場合は根が枯れてしまうため、植物(野菜)に応じたさまざまな方法で保温をしているんです◎

また、
〇長ネギに燻炭(くんたん)をまく


これは、雪対策ではないのですが・・・
燻炭(もみ殻からできた炭)を生え際に撒くことによって水はけをよくします
長ネギは、土の深くへと根を伸ばすため、
根腐れ対策のようです

さらに、
〇樹のタイプの植物には雪囲いをする
(数十本の竹を組み合わせ、それぞれを紐で結び、樹に雪囲いをかぶせます)


これはたっぷりと水分を含んだ雪が
樹の枝に積もってくると、
その重みで枝が折れたり曲がったりするため、
雪囲いをすることによって、
樹そのものを雪から守ることができるようです


自然と生きる暮らしには
先人の知恵がぎゅっと詰まっています

自然のそばで、自然と一緒に
『生きる力』を学んで身に付けていきたいなと感じた休日でした


ひとつひとつ、やっていけばいい。
自分が幸せに感じるその感覚を信じて、
それ以外は箒で掃いて捨てて、ひとつずつ、
ひとあし、ひと呼吸ー。

安達茉莉子(2022)『私の生活改善運動』 


来週もちょっといい日々になりますように
あせらず、一歩一歩の日々を

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