リミッターを外してくれた、ポルシェ911カレラ2 #007
♩緑の中を走り抜けてく
真紅(まっか)なポルシェ🎵
※1
普通に、口ずさめます(時代笑)
みなさんは、ポルシェに対して、
どんなイメージをお持ちでしょうか。
十年ほど前まで、
赤いポルシェに乗ってました。
911(タイプ964)カレラ2 。
1992年式、ティプトロニック
RR、空冷水平対向6気筒OHC
総排気量3600cc
基本情報はこんな感じです。
詳しいうんちくは
いろんなところで書かれているので
割愛いたします。
この赤いポルシェ、
いただきものでした。
(※もらえる星が密集してるらしいです)
いただいたものだけど、
修理は自前でたくさんしました。
ワンオーナーの
走行距離の少ない車でしたが、
やはり、年式が古いのでそれ相応に。
ちょこっと修理するたびに
20万円とか、15万とかかかって
最初はビビっていたんですが
だんだん慣れてきて、
え?今回は10万?やっすー。
とかなっていきました(笑)
何年か乗って、油圧に不具合が
出るようになり、
エンジンのオーバーホールを
することになりました。
覚悟はしましたが、修理費が
軽々と100万超えいたしました。
いいのか、悪いのか。
良かったです。
アクセル踏みこんだ時のGとか
ブレーキの最高の効き
ドアを閉めた時の重い音
高速道路で右車線を爆走する感覚
とか語り尽くせないほどの
体感と得難い経験を
ポルシェはくれました。
それ以上に、
いちばん体感したことがあって、
それは、お金の制限を
取っ払ってくれたことです。
自分で勝手に決めていた
お金のコンフォートゾーンを
ポルシェは刷新してくれました。
当時の自分にとって
最大値のお金を
大好きなものに対して
湯水の如く(わたし調べ)使ってみて、
はじめて体験できる
エネルギー領域があることを知る
練習をさせてもらったように思います。
頭で理解することと
実際に体感することの違い。
自分に制限をかけることと
枠を外すことの違い。
普通の会社員で、
ポルシェ乗ってるとか
(自分で買ってないですが)
分不相応ですが、
別にいいか、これも経験やわ!
と、いろんなことを
自分に許せたのも大きかったです。
高速道路の標識が
かすまずにくっきり見えて、
若者でもない、
いちばんいい年代の時、
964で存分に走ることができて
よかったな、って思っています。
ありがとう。
※1 山口百恵 プレイバックパート2 歌詞より 歌詞 阿木燿子
https://youtu.be/Aspcj5txFEc?si=1tYglfJ0MEEtRE6b
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