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1on1カンファレンスをやると決めた条件。
カンファレンスのクオリティへの自信と責任が持てるか。
自分がやろうと思ったときに話す登壇者をイメージできるか。そしておねがいしたいと思うスタッフが思い浮かぶか。まずそこだった。全部公募でよしなにという発想はなかった。それを上手にやる自信もないし、私のこだわりも強いとわかっていたから。
カンファレンスは1人ではできない。まずは自分が人によってお願いする幅に差はあれど、任せることかできるのか。自分だから届けられる世界がないなら、労力かけてやる意味あるのか。その自問自答が最初だった。
これなら私が代表で、思いに共感して集めったみなさんのおかげでいいものができたと最後にいえるように動ける自信がないなら、やらない。それがまずはじめの決断条件だった。
そして同時に自分が責任を持てるか。そこに集約されるなと思った。人を巻き込むとき、依頼した方の行動含めて守れると思うか。なんらかの失敗を抱える気があるか。ちょっとおおげさで重たいけど、それがないと新しいカンファレンスをやるのは私には決定できなかった。
決めた後の葛藤
正直、やると決めて動き出したこの1ヶ月は気持ち的にしんどかった。まぁこだわりが色々あるのも原因で自分で大変にしている部分もあるのだけど。
関係者の不安や葛藤を聞いて背中を押しつづけたが、本当は誰よりも大丈夫だよと言ってほしかったのは情けなくも自分だった。私が届けたいものはいま求められているのか、市場に対してギャップが大きすぎないか、自分が起案した場のために関係者が嫌な思いをしないか。もう協力したくないぜと終わったときに思われないか。リーダーシップのとりかた下手だなぁ。スタッフ、登壇者たちの良さを引き出せるか、裁量があるのか。あー人を集めるかなぁ。こんなかんじで色んなことが駆け巡った。
今もかなり葛藤しながらそれでも前に進めている。ひととプロダクトをつくる責任者になるということは少なからず、色んなことをどれだけ考え、決断するか。そのひとつずつにそれなりに責任をもとうとする、だから迷い、葛藤する。
わたしが思うカンファレンスを実行するのに必要なこと
これから増えそうだけど、今段階で思うことを書いておこうと思う。
カンファレンスを実際やりだしてみて思うのは、自分の思いを言語化する力、登壇者やスタッフを集める力、人脈、全体をぼんやりみる能力、決断する能力、やりきる能力。このあたりが少なくとも必要な気がする。ひとりで全部カバーする必要はないものの、でもある程度はいる。でもリーダーとして意識していても悩む。ひっくり返す。またやってしまったと凹む。
そんな私に登壇者やスタッフは話しを聞いてくれる。個々が自分ならこれができると提案してくれる。ありがとうという言葉以外に見つからない。
一応自分にも頑張っているねと声をかけておく。
カンファレンス前にやったことがあるとしたら、まずはこの人の話しをもっとききたいと思うひとと知り合っておくこと。(これは普段の意識なのでカンファレンスだけのために動いてないけど)ひとり運営ではなく人と組む経験を通して自分の癖を知っておくこと、相性を知ること。やりだして足りなかったけど、カンファレンスをやるにあたって大事にしたい軸をもち、言語化すること。
まぁここまで書いてみたのだけど、土台はつくるのと、コンテンツへのこだわりは責任もつものの、これをひとりで全部やろうとしない勇気が今回わたしが一番学んでいるこもなのかもしれないなぁ。人を紹介してもらったり、アドバイスもらったり、話しきいてもらったり、そういうのを繰り返して、もうすでに色んなかたに助けられてやっているのだなぁと、書きながら思いました。
あとこんな色々やっている風にかいてますが、私はぼけぼけの穴だらけタイプなのも自覚しているのでそのへんも痛いほど日々感じております。自分ができる最大限でいくしかないのです。基本性格はのんびり屋ですので。
さて、今のステータスは登壇者がきまり、スタッフと動き出したまで。このあとは集客や個々との打ち合わせを重ねて走りだすステージです。
これ需要あるのかしら。でもきっとあとで振り返った時には忘れてしまってそうなので、書いておくことにしよう。
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