雨なくして花は咲かない
ここ2日間、雨降りが続いていた。
そして今日、やっと晴れて青空が綺麗だったので散歩に出ることにした。
雨は嫌いじゃないけれど、雨の次の日の晴れはとても清々しくて好きだから。
散歩の途中に近所の家の柵から庭のお花が、
ヤッホーって言いてるみたいに顔を突き出ていた。
蕾だった花も綺麗に開花していた。
いつも通る道でいつも見る花だけど、今日は今までよりも一段と生き生きとして
色鮮やかで、花びらにもハリがあってとても輝いていた。
その花だけじゃなくて、アスファルトに咲いてる花も、
路上のよく分からない植物も、みんな生き生きと咲いていた。
私たちの人生もまるで同じ。
雨降りの日のように落ち込んで泣いたり、辛い事があったり、
そしてそんな日が続く時もある。
けれど、雨が一生降るなんて事はなくて、いつかは晴れる。
そして、その辛い雨降りを耐え抜き、ようやく雨が止み晴れた時には
あなたはもっと強く地に根を張り、今までよりも力強く、
内側から更なる輝きを放ち咲いているだろう。
野生の花や植物達が力強く綺麗に咲くには雨が必要なように、
私たちの人生にも苦難や困難は、私たちが成長するのには
必要不可欠な要素なのです。
だから力強く耐え抜けというわけではなく、
泣きたい時は素直に泣いて、弱音を吐いて、時には立ち止まって休んで。
けれど、雨降りの日は永遠には続かないということを忘れず
意地でも咲き続ける事が大切なのかも知れない。
そうすることで、今まで以上に力強く輝ける、
もしくは蕾だったあなたの可能性が開花し新たなチャンスが巡ってくる。
人生はまるで野生の花のよう。
困難や苦悩もあなたの糧となるということ。
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