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#11 Midnight Radio 歌詞訳 ミュージカル『HEDWIG』より
사라져 가는 아름다운
My Dream, My Song
내리치던 여름, 세찬 폭풍처럼 사라지는 꿈
消えてゆく 美しい
私の夢、私の歌
降りそそぐ夏、強い暴風のように 消えていく夢
Breath, Feel, Love
날아 가라
You know, you are free
꿈틀대는 영혼, 붉은 심장처럼
너와 난 하나
呼吸、感覚、愛
飛んでいけ
あなたは知ってる、あなたは自由だって
蠢めく魂、赤い心臓のように
あなたと私はひとつ
넌 하늘 저편 밝은 별
들려오는 소리 미드나잇 래디오
넌 하늘 높이 날으는 발레리나
들려오는 락앤롤
あなたは空の彼方 明るい星
聞こえてくる音 ミッドナイトラジオ
あなたは空高く舞うバレリーナ
聞こえてくるロックンロール
Here' s to Patty, Tina & Yoko
Aretha & Nona & Nico & Me!
이세상 모든 락앤롤러스
변치 말고 지금처럼
서로 안고 끌어 주고
모두가 하나된 이 밥
パティ、ティナ、ヨーコ
アレッサ、ノナ、ニコ、そして私を祝して!
この世のすべてのロックンローラー達
変わらず今のように
互いに抱きしめ合い
皆がひとつになるこの夜
넌 하늘 저변 밝은 별
들려오는 소리 미드나잇 래디오
넌 외로운 세상 지친 영혼
지지 말아, 포기 말아
그래서 우린 락 앤 롤러스
영원한 Your Rock and Roll
あなたは空の彼方 明るい星
聞こえてくる音 ミッドナイトラジオ
あなたは孤独で疲れ切った魂
負けないで、諦めないで
だから私たちはロックンローラー
永遠なる あなたのロックンロール
손을 들어
손을 들어
손을 들어
손을 들어
手を挙げて
手を挙げて
手を挙げて
手を挙げて
*
11曲目は『Midnight Radio』です。
ついにミュージカル『ヘドウィグ』のラストナンバー。
舞台は再びミレニアム劇場。
自分を覆っていた全てを脱ぎ捨てたヘドウィグがやっとの思いで起き上がり、投げ捨てた自分のカツラを愛おしげに抱きしめ涙します。そして意を決したように立ち上がり歌うのがこのナンバーです。
ブラジャーも脱ぎ捨てショートパンツ一枚で、静かに、そして力強く歌いながら、ヘドウィグはイツハクにもう自由に飛んでいっていいと束縛からの解放を伝えます。
ヘドウィグのきつい束縛は、ある意味イツハクにとって自立しなくていい、依存する理由になっていたのかも知れません。
もう行け、と促すヘドウィグ。イツハクもその意を理解したように舞台を去ります。
そして曲の終わり。
手を挙げて、のフレーズで客席後方の扉からイツハクが再登場します。
ただし、美しいドレスを纏い、鬘を被ったドラッグクイーンの姿で。
そして손을 들어!を繰り返し歌いながら舞台に上がっていきます。
その姿を見つけた瞬間のヨンドウィグの感無量の表情とオーラ。
私はいつもヨンドウィグを食い入るようにみているので(笑)その姿を観てイツハクの再登場に気づきます。
とても透明で美しいオーラを放つイツハクを抱きしめるヨンドウィグ。その二人の神々しさといったら。気づけば私も涙しています。
そしてヨンドウィグはイツハクをステージの中央に導き、主役の座を渡してステージ中央後方に歩き、扉の向こうに消えていきます。
ヨンドウィグは消える直前、後ろ向きに佇み顔を左側に向けて数秒余韻を残してから消えていくのですが、スタイルのいいヨンソクさんの彫刻のような姿が本当に美しい残像を残します。
ヨンドウィグが消えると、イツハクが一人で「손을 들어!」と歌い、客席も皆手を挙げます。
熱いクライマックス。
曲が終わると緩やかなバンド演奏と共にイツハクがバンドメンバー一人一人に拍手をおくるよう客席に促します。
そして最後に。ステージの奥に向かってイツハクが身体を向けると、ヨンドウィグが再び登場します。そしてその瞬間、客席もスタンディングオベーションでヨンドウィグを迎えます。
いまこれを書いているだけでその姿を思い出して泣きそうです。
2時間以上のステージを引っ張ってやり遂げたその清々しい姿は、何度見ても美しく胸が熱くなります。
アングリーインチバンド、イツハク、そしてヘドウィグ。みんなが横一列に並んで挨拶をして舞台袖に下がります。
さぁ!ついに最後のアンコールへ。
*
そうだ。
パティ、ティナ、ヨーコ、アレッサ、ノナ、ニコについて。
パティ・スミス
ティナ・ターナー
オノ・ヨーコ
アレッサ・フランクリン
ノナ・ヘンドリックス
ニコ(クリスタ・ペーフゲン)
時代を輝かせた女性シンガーたちです。(←大雑把)