『私と、まきじゃく。』#1
コロナ禍でも演劇がやりたい!
―――さっそくですが、よろしくお願いします!
川上:よろしくです!
―――川上さんは大学時代から演劇サークルに所属していたんですよね。
それとは別に「劇団まきじゃく」を立ち上げるきっかけがあったんですか?
川上:そうですね。学生時代は大学のサークルに所属し活動していました。しかし、コロナ禍でサークルとしては正式に集まって演劇ができない状況になってしまって。楽しみにしていた同期との卒業公演もできないかもってなったときに、やる方法を考えて同期3人で始めたのがきっかけですかね。
自分の能力を自覚し発揮できる場に
―――劇団まきじゃくは公演ごとに人を集めてつくっていると聞きました。
川上:毎回、一緒にものづくりしたい人に声をかけて集めています。なので、小さい劇団の中では珍しく「看板俳優」という存在も作らないようにしています。というのも属人化してしまうと、その人に責任感が偏ってしまうので……。みんな本業がありながらも楽しい気持ちで参加してもらえるようにサスティナブルな劇団でありたいと思っています。もちろん、継続して参加してくれている人もいます。
―――参加する公演ごとに役割が違う人もいるそうですね。
川上:スペシャリストの集まりではなく、誰でも何にでもトライできる場にしたいので、役割は希望性にしています。そのため、前作は表に出て演じてた人が次回作は裏方やってみたいとなることもありますね。
違うことに挑戦することで、新たな能力を自覚し、発揮してくれたらこれほど嬉しいことはありません。
サードプレイスで最高の思い出作りを
―――社会人になると、仕事以外で大勢で集まってひとつのゴールに向かって打ち込む場というのはなかなかないと思いますが、劇団まきじゃくはそのような場だと感じます。
川上:まさにその通りで、みんなのサードプレイスでありたいと思っています。2~3か月の間、本番に向かって協力し準備をすすめることで、新たな人とのつながりも生まれます。また、その期間を終えたあとには大きな達成感を得ることができ、人生の思い出が増えることも魅力のひとつです。
演劇の本番では、観客の方が目の前にいるので反応を直に見ることができます。そのため、自分の能力が人に影響を与えることができたという実感がわきやすく、成功体験に繋がります。こうして自分の能力を自覚することで人生の選択肢が増えたら、お金には代えられない価値になると信じています。
―――挑戦を成功体験に変え、最高の思い出づくりができるのが劇団まきじゃくということですね!川上さんの想いが詰まった場ということがわかりました。ありがとうございました!
川上:是非、これからのまきじゃくの応援よろしくお願いします!ありがとうございました!
次回からは出演者や裏方の方たちにお話を聞いていきます!
劇団に参加される方たちの想いを引き出していきます。お楽しみに!!
🌸公演案内🌸
『回り道』
日にち:2024年5月5日(日)/6日(月・祝)
会場:下北沢東演パラータ
入場無料(フリーカンパ制)です!
全4編の盛りだくさんなオムニバス短編集です。
皆さまの日常のモヤモヤを晴らして、背中を押せるような演劇となっています😊
ぜひお越しください!
↓下のフォームからご予約いただけます↓
https://t.co/yPrzZEjfyx
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