気温別 服の選び方
10月になって急に11月並みに冷えたり、かと思えば30℃近くまで気温が上がったりと意味が分からない。
日本には一応四季がある以上ある程度気候に合わせた服選びは避けられないのだが、こと春と秋に関しては日によって気温差が激しく、どんな格好をしたら良いのか分からない。
筆者なりの、ある程度の服を選ぶ基準は以下の通り。
気温30℃以上
半袖。
リネンなど涼しげな素材の長袖シャツを羽織る~とかってコーデもあるが、そんなのは湿度の低いヨーロッパの話で、高温多湿、もはや亜熱帯の日本でそんな格好してられるか。
よくアパレルスタッフなんかがシャツ類やライトアウターを羽織ったコーデを紹介していたりするが、そりゃ一日中クーラーの効いた店頭に立つなら可能だろうが、そこに来る客はみんな37℃の屋外を歩いて来るんだから無理無理。死ぬ。
夜ならワンチャンあるかもしれないが、余程の事がない限りやりたくはない。
気温26℃~29℃
春から夏、夏から秋になろうかという結構悩ましい気温。
その時々の気分にもよるが、基本は半袖。
お洒落したい気分の時には多少の暑さは我慢してでも、先述の長袖の羽織を着てボトムスはショーツにしたりする。
そう、こういう気温の時にやる格好なのよ。
ただ汗は多少なりともかくので、通気性が良く洗濯しやすい素材の服に限る。
気温21℃~25℃
基本的に春または秋の格好。
デニムジャケットやテーラードジャケットなど、ライトアウターにインナーはカットソーやシャツ類。
もしくは半袖のインナーに薄手ハイゲージのニット。
25℃近くまで気温があれば、ボトムはショーツでもいける。
そういう場合はブーツを履いたり、どこかで重さを出す。
気温16℃~20℃
20℃を下回った辺りからインナーをハイゲージのニットに替えたりする。
またスウェットやローゲージニット1枚でも可。
少し冷える場合はニットやスウェットの上にダウンベストなどを重ねるのがいい感じ。
気温10℃~15℃
冬の格好。だが厚いダウンは着ない。
東京や横浜であれば真冬の日中はだいたいこのくらいの気温だが、ダウンを着るならライトダウンで充分。
そもそも都心部で行動する場合、建物内から駅まで直結していたり、目的地に一番近い出口で出るなどすれば外気に直接触れる時間はかなり少ないため、そこまで分厚いダウンを着る必要がない。
また首元を温かくする事で体感温度がかなり上がるので、そういう方法で着ぶくれしないように意識する。
見かけ上寒々しいので何かしらのアウターは着るが、素材感次第では秋や春のアウターを使いまわす事も充分可能。
ヘビーアウターを着る場合はインナーを薄めにしたり、着脱しやすい物にしたりする。
気温10℃以下
ここで厚手のダウンかな。
最高気温が1桁という時はさすがに着る。
もっとも、南関東でそういう気温って年に数日とかいうレベルだが。
お洒落なダウンもあるにはあるものの、個人的にかなりファッションの幅を狭めてしまうアイテムだと思っているので極力使わないようにしている。
またシンサレートなどダウンほどボリュームのない中綿ジャケットの方が最近は良い気がしている。
ただ「ダウンジャケットを模した中綿ジャケット」は単に安っぽいのでナシ。
以上、およそ5℃単位で分けたが、29℃は半袖だが26℃は長袖着ようとか、日中出掛けるのか夜出掛けるのか、天気や風など、当然その時々の様々な気象条件を総合的に判断する。
ある程度の目安として。