GU x UNDERCOVER購入品レビュー
実際に購入した物のレビュー。
全品レビューは別の記事を参照。
まず前提として、30代服オタ男性の筆者が本当に着るであろう物しか買っていない。
ウン十万クラス〜ファストファッションまでそれなりに服は沢山持っているため、「コスパが良くオシャレに」とかそういう観点では見ていない。
単純にワードローブに加える服としてピンと来たかどうかで選んだ。
例えば、どんなにデザインが良くてもマルジェラのニットやジルサンダーのパンツと合わせてチープに見えたらダメ。
他のファストファッションもそうだし、古着を買う際も同じだが、そういった価格差数十倍のメゾン系の服と合わせても違和感がないかという部分を基準にしている。
ヒートパデッドコンバーチブルコート
初めはアウターを買うつもりは毛頭なかったのだが、
ちょうど今期はミリタリー系アウターが欲しいという意識はあった。
先日リモワを買った影響で秋冬の服飾費を大幅に圧縮せざるを得なくなり、そんな中でかなり魅力的なアイテムだった。
また近所のコンビニだったり、焼肉屋や居酒屋など臭いが付きそうな場所でも気にせず雑にガバっと着て行けるヘビーアウターがなかったので、そういうのが欲しかったという理由もある。
最大の懸念は生地感だったが、実物を見るとしっとり感のある「良いミリタリージャケットの生地」に近かったので購入。
またデザイン的にも古着との相性も良さそう。
サイズはS
かなりデカいのでオンラインでサイズアップして買うと100%ミスる。
ブラックもオリーブもどっちも良かったが、気分的にオリーブだったのでこちらを選択。
ただオリーブのSって十中八九年末頃まで売れ残ってセールになりそう。
下半分をジッパーで外してショート丈にできる。
今年はどちらかと言えばショート丈の気分になりつつあるので、こっちメインで使う事になりそう。
普通にこっちの方がかっこいい。
以前はアウターでも背中にデカデカとグラフィックが入っていたりして買う気にならなかったが、今回はシンプルで良い。
ただジッパーのデザインが効いており、アンダーカバーらしさもある。
ジッパーもメタルで、生地感も良い。
欲を言えばフロントのジップはダブルにするか、首元もボタン留めできるようにして欲しかったが。
上だけ閉じたら暖かいし絶対格好良いと思うんだけど。
余ってた本家のハンガーに吊るせばもう本物(偽物ではない)。
トラックパンツ
GUコラボでGIZ柄使ってくるとは。
柄は良いけど生地は微妙。
まあトラックパンツだし元々高級感とは縁遠いアイテムだが。
バックは右側だけジップポケット付き。
行った店舗はサイズSが完売していたため、Mを購入。
多少デカいけどまあ許容範囲。
Sでもたぶんデカいと思う。
Mだと腰のドローコードを絞らないと落ちる。
またレングスも長いのでヘソ上辺りで穿いてちょうど良いくらい。
車で15分くらい離れた別店舗にはSも在庫があったが、行くのが面倒だった。
色はブラックにしたが、ワインも案外悪くなかった。
強いて言えばワインは学生時代の女子のジャージを彷彿とさせる。
と言いつつ筆者の通っていた学校のジャージは男女共通だった。
これをセットアップで着るシーンは微塵も思いつかない。
たぶん伝わらない生地感。
今回のコラボの中でも生地感で言えば一番微妙。
ほんと、ファストファッションにありがちな生地。
ナイキのテックフリースをもっと安っぽくしたような。
割とすぐに毛玉できそう。
似たような生地のNハリのパンツを持っているが、目の詰まり方が全然違う。
ただ割と暖かい。
裾はありがたいドローコード付き。
最悪、将来は部屋着としても活躍できるのでとりあえず購入した。
まとめ
全般的にかなり良かったが、とりあえずガチで着そうだと思ったのはこの2点のみ。
正直GUコラボは若者でない限りはデザイン性をファッション経験値で上手く押さえ込める者が買うべきである。
ファッション初心者が無難にオシャレに見せたいならどう考えてもユニクロなので。
10代や20代前半の若者なら可愛気があるかもしれないが、いい大人がデザイン性だけで選んだり、他のファストファッションと合わせてしまうと説得力に欠ける。
そういう意味ではコスパ良く平均点の格好がしたいなら、それなりに質感も高いユニクロUやCを買うべき。
そっちの方がどう考えても簡単。
ある意味試されるアイテムと言えるだろう。