東京カップ準決勝vs日立ビルシステム(超詳細)
先週、突如現れては23FCの分析をし始めた怪しい人間に対し、実況隊さんはじめ先輩サポーターの方々が温かすぎて感激しています。
おかげさまでフォロワーが4倍増となりました(元は7人)。
あとは選手に疎まれていないかだけが心配です…笑
では、今回のマッチレポートです!
自分で作ったMOMのコーナーが首を絞めてきます。悩みすぎて頭パンクしそうです。自薦、他薦問わず、ご意見お待ちしております。
〈コメント〉
元日本代表・長谷部誠選手の著書『心を整える』の中に、「運とは口説くもの」という一節がありました。相手選手の一発レッド退場は確かに23FCにとってラッキーな出来事だったかもしれませんが、それをしっかりモノにしたのはチームの実力だと思います。
実況隊さんのダイジェスト動画↓
◆システム
23FCは前回に引き続き3-4-3(5-4-1)です。相手のシステムが全く異なるので一概には言えませんが、相手にプレッシャーをかけるタイミングや全体での意志の共有など、精度を上げてきた印象です。
◆1点目
右WBの荒木選手のオーバーラップに沓掛選手が配球、ゴロのクロスに逆サイドから走り込んでいた唯井選手が落ち着いて合わせました。私自身がサイドをやっていたこともあり、この繰り返しの上下スプリントがいかにキツイかはお察し致します。前回の試合でも荒木選手のハードワークは印象に残っていたことから、MOMに選出させていただきました。
◆2点目
退場者を出し不安定になった日立ビルシステム。そこですぐに追加点を上げたことで、完全に自分たちのゲームにすることができました。相手GKがはじいた唯井選手のシュートを、ゴール前に詰めていた山本選手が頭で押し込む。チームの勢いを体現するゴールでした。
◆3点目
完璧な崩しすぎてシビレました。
下に簡単なシュミレーションを示していますが、ポイントはなんといっても、5本のパスから最後のシュートまでが全てダイレクトタッチというところです。
この中の一つが10cmでもずれていたら、、、ゴールはなかったかもしれません。
◆4点目
途中出場の二人がやってくれました。
神川さんも解説してくださっていましたが、完全に加藤選手と小泉選手で崩した形です。
ひとつ付け加えるなら、小泉選手に落としたあとファーサイドに回り込む加藤選手と入れ替わる形で、右サイドから渡邉選手がニアにしっかり走り込んでいることでしょうか。このひと工夫で相手の注意を分散し、加藤選手はフリーでヘディングシュートを叩き込むことができました。
◎気になった選手
例によって全員分書きたい気持ちをぐっとこらえ、控えめに。
LWB 25 多田選手
最後まで(勝手に)MOMで悩みました。荒木選手と同様、サイドでコンビを組む唯井選手や交代で入った小泉選手と連携し、オーバーラップを見せていたからです。そして何より得点を決めていますからね。ファーストシュートをものにする勝負強さに加えて、相手のプレスをいなす冷静さと安定感、今後も活躍に注目です。激しい局面でもあまり表情を変えないクールな印象。
MF 4 沓掛選手
あえて私が取り上げるまでもないかもしれませんが、まさに23FCの心臓。少し落ちてディフェンスラインのサポートに入ったり、前線で攻撃の起点となったり。先制点は彼の絶妙な裏パスからでした。とびきり目立つ、というわけではないけれど、いないと絶対に困る選手。帰ってきてくれた昨シーズン途中から引き続き、中盤を支配し、ピッチを制してくれる不動のボランチ。
RFW 8 渡邉選手
MOM欄でも軽く触れましたが、荒木選手のオーバーラップは渡邉選手のカバーリングあってこそだと思います。荒木選手にボールが渡らなかったり相手に奪われたりしても、荒木選手の抜けたスペースをうまく消しながらディフェンスする場面が見受けられました。在籍11年目のベテラン、頼りにしてます!
CFW 18 加藤選手
成長した、などというのはおこがましいですが、明らかに先週より良かったです。というか、攻守に渡りプレーに迷いがなかった、という方が正しいでしょうか。3,4点目の1アシスト1ゴールの活躍は、チームの主力たる地位を確立させたことでしょう。
以上になります。
拡散やいいね、コメント、どんなリアクションも本当に嬉しいです。
お付き合いいただきありがとうございました。
※おまけ
下の南葛SCの岩本GMのツイートは、私のマッチレポートを読んでいただいての発言なのでしょうか…?
だとしたら結構嬉しいです笑
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