私が近所の歯医者の通院をやめた理由
#私だけかもしれないレア体験 というお題に参加させていただきます。
家から徒歩5分の歯医者で起きた話。
その歯医者はショッピングモールのなかにあって、比較的新しめ。
子どもも多いので、歯医者が苦手な私でも頑張れるかなと思ってそこへ予約しました。
歯医者、めっちゃ嫌いなんです。人に口の中見せるのもいやだし、歯を削られるのもいやだし、麻酔もいやだし。
本当に本当に行きたくなかったけれど、気になるし悪化したらもっと気が重くなるので、頑張っていくことに。
ネットで予約して、その日時に行き、数分で案内されて診察室へ入る……
ここまでは至って普通すぎて、あまり覚えていないです。
最初に検査してくれた歯科助手さんは、30代後半〜40代くらいであろう女性でした。
「わあ!お姉さん、歯並びキレイですね!」
「こんなに歯並びがキレイなのであれば、虫歯や親知らずはきちんと治療していきましょう」
なんて言われて、歯科助手さんってコミュ力すごいな、確かに大事にしなきゃな、と思いながら聞いていました。
その後、歯科医師の男性が現れて、今後の治療についての説明へ。
「次はこういう治療をしたいです。僕はこの曜日とこの曜日にいます。」
という感じで、話が進んでいったんですね。
まあ、ここまでは普通だったと思います。
説明が終わり、歯科医師さんが席を立ったところで、先ほど見てくれた歯科助手さんがこちらに来ました。
そして、私の顔の近くで、手袋を着けた手を見せてきたのです。
「あの先生じゃなくて、○曜日の先生のほうが良いです」
手のひら側、親指の付け根あたりに、そう書いてありました。
思わず、その歯科助手さんの顔を見ると、「そういうことなんで」と言われて。
私は状況が飲み込めず、弱々しく「あ、ハイ……」と返事をしたような気がします。
手袋にメッセージを書いて見せられるなんて、スパイなの??
私は動揺したままお会計をしに受付へ行くと、受付の人から、次回の予約日を聞かれました。
「仕事を調整してから予約します」と言って、予約を後回しにしてもらうことに。
あまりにも衝撃で数人の友人たちにこのエピソードを話してみたところ、全員に「その歯医者、やめたほうがいいよ」と真顔で言われました。
そうですよね!!!!!????
歯科助手さんと、歯科医師さん。
どちらが正しいとか良いとか、私にはわからないけど、院内でこんな派閥が起きていることを、初めてきた患者に見せないで……!笑
そういう状況なのが問題だし、ここへの通院はやめることに。
歯医者が苦手で、頑張って行こうとしたのに、近くの歯医者でこんなことが起きて、また歯医者選びをすることになりました。
そして今は、電車で数駅ほど行った歯医者に通っています。
わざわざ電車に乗るのは手間だけれど、よくわからない歯医者よりはいいし、実際に親切にして頂いているので、そこにして良かったと思っています。
皆さんはありますか?
歯医者で、手袋に書いたメッセージを見せられたこと。
これが「私だけかもしれないレア体験」でした。