季節観測:秋
観測①:食欲
涼しくなってくると信じられないくらい食欲がバグる。
特に炭水化物が美味しくて美味しくて。10月に入ってから2kg増量した。
「食欲の秋」って一体誰が始めたんだろう。自分の身体が忠実すぎて怖い。
10月半ば、友達の結婚式に参列した。披露宴で出されたテーブルパンが飲み物か?というくらい美味しくて何度もおかわりをしてしまった。
隣のテーブルの友達から何個食べた?と聞かれたので、ついつい食べちゃうよね〜の文脈かと思って「5個!美味しいよね〜!」と答えたら「いや食べ過ぎwww私ら1個だよ」と返され、うるせ〜と思いながらもう一個食べた。
さつまいも。かぼちゃ。栗。ぜ〜んぶ好き。
大学芋を作ろうとして、蜜にする砂糖の量に慄いて、やめた。
焼き芋にバター、少しのメープルシロップで幸せになれる。
かぼちゃは煮物より塩を振って蒸し焼きにして食べるのが好き。
栗ごはんは、無印の炊き込みご飯の素が楽でいい。
観測②:金木犀
華やかで可愛らしく、甘くて濃い香りのする金木犀。秋の花の代表のような存在感があるものの、気づいたら散っている。桜と同じ儚さを感じる花。
ちなみに今年初めて金木犀の香りを観測したのが10月12日。一週間後の19日には満開を過ぎて散り始めていた。
金木犀の香りを嗅ぐと思い出すのが、昔好きな人に手紙と一緒に金木犀を送ったこと。今書いて気づいたが、私は好きな人に花を贈るのが好きらしい。(ミモザのnote参照)
寒い地方にいるその人に一足早く金木犀の香りを届けたくて、お花を詰めて送ろうと、透明の小さなケースを買ったんだっけ。
家の周りに金木犀の木がなくて、探し回った。そのうち雨が降ってきて、やっと見つけた公園の金木犀の花を摘みながら、だんだん指先が悴んでいったことを覚えている。
相手の手元に届くまでに香りが消えないだろうか、雨の湿気でカビてしまわないだろうか、不安になりながらもえいっとポストに投函した。
手紙になんて書いたんだろう。返事をもらったようなもらっていないような、どうだったっけ。もう何年前かもわからない。まあそんな感じの曖昧な記憶。
観測③:夕焼け
夏の間は暑過ぎて(というのを言い訳に)できなかったランニングを再開した。
夕焼けを見るために日没ギリギリに家を出て、空がよく見えるポイントに到着したら、写真を撮るまでがルーティン。
夕日のオレンジやピンクと夜の紺色が混ざり合っていくのを見上げながら身体を動かすのが、最近の一番のヒーリングだ。
毎日同じ時間・同じ道・同じペースで走っていても、空の表情は全く違っていて。それだけでなんだか大丈夫になる。
月一回更新のnote、そろそろ書きたいことがなくなってきて、ただ最近感じた季節の好きなところを書いてみたけれど、意外といいかもしれない。
そろそろ私の季節、冬が来る。楽しみ〜!
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