夜10時の母の愛

今日バイト帰り夜10時くらいに、塾の前を通り、その塾の駐車場や近くの道路で、子供の塾終わりを車で待っているお母さん方の姿を見たんです。

私は、中学校3年間、塾に自転車で通っていました。塾には仲のいい友達がたくさんいて、はしゃぎながら帰って15分で帰れる道を１時間かけて家にたどり着き、リビングに入った瞬間「おそい！！！」って怒られたり、ほんとは7時50分までの授業なのに、9時20分までの授業って嘘ついて遊んで帰ったり、してたなあ。ということを思い出したんです。

その時は、自分が危険な目に遭うわけないって思っていたので、適当に嘘ついて誤魔化してたし、「もー別にいいやん、いちいちだるいわあ、ほっといてよ」って思ってました。

でも、最近お母さん目線になって考えることが多くなって、もしも自分の子供が連絡もなく夜なかなか帰ってこんかったら、怖くなるし、不安になるなあ。って思ったんです。

そして、不安になって心配することってめちゃくちゃ疲れることっていうことに最近気がついて、、。

だから、今になってお母さんに対して「心配させて、ごめんなさい。」って気持ちでいっぱいになりました。

そんなことを考えた事から始まって、「子供ってきっと何歳になっても心配なんやろうなあ」って勝手に、１８歳ながらに思いました。

高校3年間、毎朝、始発のバスの時間じゃ朝練に間に合わなくて駅まで毎日送ってくれたお父さん、帰りの時間を連絡したら、パクッと食べられるものを持ってお迎えに来てくれるお父さん。あの時は、「やったーお腹すいたー、ありがとうー」くらいにしか思うことできてなかったけど、一人暮らしを始めて、離れて過ごして、あれは、ほんとに幸せなことで、ほんっっとに自分は愛されてて、恵まれてるって事に初めて気付けました。

実家のご飯のおいしさ、帰ったらご飯とお風呂っていう、しっっっあわせな選択肢があるのにどっちもやろうとせず、ダラダラスマホを触ってた毎日を心の底から反省してます(. . `)

そして、何よりも「ありがとう」って気持ちで胸がいっぱいです。離れていても、家族の愛を思い出して早く帰省したいなあ。ってしみじみ思った今日でした。
それでは、おやすみなさい。

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