拝啓、最高なアイドルの君たちへ
ここでは世代でないはずの女がKinKi Kidsを好きになった経緯とかお二人に対して思うこととか書くつもり。
生足魅惑のマーメイド
きっかけは銀魂の実写化である。元々、アニメを見ていて高杉過激派であった。そのため、実写に関して「cv子安武人を超えれんのか?」とか思うほど喧嘩腰であった。次々と無駄に豪華なキャスト陣が発表されいく中、私の最推しを演じるのは堂本剛という人であるということが判明した。仕上がりを見た瞬間、全然いけるなと思い、映画を見た。
映画の感想は見出しの通りである。戦闘シーンで倒れた高杉の生脚!!!!!
すね毛まで剃っていただいて、感謝しかなかった。また、高杉の身長や雰囲気も忠実に再現していた。最推しを見事に演じ切った堂本さんが気になるのは、凄く当然の流れであった。
キンキ第二世代
「銀魂見て来たけど、堂本さんやばかった」「剛?、光一?」そんな母との会話から、芸能界には堂本さんがお二人存在することを知った。その時に偶然「薔薇と太陽」見る機会があった。見た時の感想は、最高としか言いようがなかった。魅せ方がとにかく上手い。ギターとダンスに分かれているのにも関わらず、グループとしての統一感というのだろうか、それは個々ではなく、KinKi Kidsという集合体のように感じた。それまで、見てこなかったことを悔いるくらい素晴らしいパフォーマンスだったを鮮明に覚えている。
(第二世代というのは銀魂をきっかけに、沼へと落とされた同世代が一定数いるだろうなという勝手すぎる憶測)
激重恋愛ソングの数々
とりあえずN albumをレンタルした。めっちゃいい曲ばっかじゃん!!と思うと同時に、明るい曲でもほんのりと薄暗さがある気がした。調べていくと、メンヘラかよって言いたくなる程の恋愛ソングが多々あることを知る。彼らの歌の中に出てくる「会いたい」は死別してもう会えないし、「一緒にいたい」はもう一緒にいられない。
彼らを知る上で避けては通れない歌が「愛のかたまり」である。私自身、彼らを知ってすぐにこの歌の存在を知った。この歌はKinKiの歌の中でもトップクラスに重い。電車に乗せるのを嫌がるくらいメンヘラだし、なんならクリスマス不必要論を説いてくる。それが彼らの共作と知ったときの驚きは尋常じゃなかった。私は基本的に歌が作られた背景を知りたくない。己の聞いたときの解釈だけで突き進みたいタイプだ。だが、愛のかたまりとtopaz Loveは関連エピソードを知って良かったと思ってる。
神々のお遊び
これは近年の彼らのYouTubeなどでの活動に対する私の考えだ。いつぞやの配信で、ドームを貸切にし、天井席を彼らが座った特別な席へと変えたのだ。マジ恐ろしい。他にもMVだけでなく、YouTube用のライブをして投稿している。その選曲が「君たちが見たいものはこれだろ??なら見せてやる。」って感じで、本当に敵わない。私はいつだって君たちの手のひらで踊らされているのだなと実感した。Want youは本当にびっくりした。アマプラでライブ映像配信してたの幻??ってくらい一瞬だったが、神々のお遊びと思えば納得がいく。
生きる議事録との出会い
彼らが好きな理由の一つにファンの民度というものがある。どの界隈も、古参が正義、グッズ量でのマウントの取り合いなどなど醜い争いが絶えない。しかし、この沼は違った。まず、古参の方の態度があから様に違うのだ。新規が来そうなタイミングを狙って、昔のエピソードやおすすめの曲などを呟くのだ。そして、あっという間に沼に近づいてきた者を沼の底まで引きづり落とすのだ。
そんなファンの行動の中で一番驚いたのは、「無理して買う必要はない、やれることをやれる人がやればいい」というニュアンスの呟きをしていたことだ。コロナ禍でのCD発売くらいに見かけたものだと思う。コロナによって経済的に苦しい状況にあるファンに向けての言葉であった。「自分はSNSが得意ではないから、そこを補ってほしい」「CD購入が全てではない」という言葉が続いた。彼らはCDに関するギネス記録を所持している。その記録によって要らぬプレッシャーを感じないようにという配慮を、ファンがファンのために行う。良い意味で、他の沼とは違うなと感じた。
親愛なる君たちへ
昨今の事務所での様々な出来事に関して、お二人がどのようなお気持ちなのかという心中を察することはできない。私は一ファンでしかなく、部外者でしかないからだ。しかしながら、お二人がKinKi Kidsであり続けてくださるのであれば、私はKinKi Kidsのファンであり続けたい。そのように思えるのはお二人に対する信頼があるからだ。ファンのことを大切に思ってくださった。信頼してくださった。ならば、私はただお二人の活動を応援したいと思う。
これからのKinKi Kidsのご活躍を心から願う