#89 『働いていたからできなかった』の気持ちは単なる「ないものねだり」かも?
米粉のお菓子教室講師&初心者PCサポーターの
くまっちこと 加藤ゆき です。
(これまでの経験値はコチラに記載しています↓)
新年度、いろいろ思うことがあり、
身の回りの気づきを書くので精一杯になっていますが、
今日もそんなお話。
小1の壁
よく、働いているママの課題ともなる
「小一の壁」ですが。
自宅起業したから軽々乗り越えられるとか
そういうことではなく、
実は乗り切っていたのは自分の工夫だけではなく
息子のおかげだったんだなぁ、とあらためて感じた今日。
10年越しに1年生の登校をし始めて早4日目。
娘の登校に付き添いして
初めて「いくのやだ〜😭」状態になり、
下駄箱で先生に引き渡す事態に・・・。
というのも、
一人でなんでもやってみたい!という娘。
たくさん頑張っている気持ちを受け取ったら
頑張っていた気持ちが溢れ出してしまったみたい💔
3、4日、気を張った状態で頑張っていたんだなぁと
あらためて感じたのですが、なんにせよ・・・困るよね、親は(苦笑)
(帰ってきたら、たくさん褒めてあげようと思います。)
だけど、フレキシブルな働き方は万歳か?
今の働く環境を考えて、こんな経験をしても
「かわいいもんです、だから家で働くっていいな」
という結論にはちょっと私にはできないのです。
なぜかというと、
実は、息子の時って、1年生で行き渋るような記憶は一切ありません。
「んじゃ、いってくる。」って、淡々と出かけた気がするのです。
それって、息子が単に自立していることも
関係しているのかもしれないですが、
「もう仕事行っちゃうから」という
「諦め=腹をくくる」、
というような背景もある気がしています。
今は自分がフレキシブルに動けるからこそ
「行かない選択肢があるんじゃないか」
という娘の判断にも影響しているから
余計に悲しい思いをさせているんじゃないかな、と思ったのでした。
自宅起業は自分が「決める」ことで成り立つ働き方。
子供達の生活圏の近くで働けることのありがたさは
やっぱり感じているものの、
子供たちに「働いているからできない」と負い目を感じていた感情は、
実はないものねだりの側面もあるのかもしれないな。
そんな経験を、今ひとつずつ積んでいるところです。
実際、息子にも聞いてみた
あんまり覚えていないようだけど、
小学校に入った時のことを最近ちょこちょこ本人にも聞いてみている。
娘のあれこれに手こずってる様子を見て
息子:もっとほっておかれていた気がする」
と。
(たしかに、そうなんだけど、
やっぱりちょっとショックを受けるな。笑)
私:だから、今、一緒にいられる働き方にしたんだよ。
ちょっとは、取り戻せてる感じ、する?
息子:うん。
そう返事が返ってきて、ちょっと涙出そうになったことは内緒。
娘とのあれこれは、対一人の人間として
今の私の精一杯で一生かけて対話するしかない。
その結果がわかる時は、自分が息絶える時かな。^^
考え方はひとつじゃない
ひとつひとつの子供とのやりとりが
自分を縛っていた考えから浄化させる鍵になっている。
ひとつひとつを感じ取り、考えながら過ごすことで、
もう少し、自分が自由になれる気がしています。
生きてる、って感じ(笑)
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